圏央道埼玉全通3カ月 | ワクワク人生研究所所長 小未来のブログ

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圏央道埼玉全通3カ月

20160130



2015年10月末に

埼玉区間が全線開通して3カ月。


業務用車両は移動効率が改善し、

観光施設は圏央道を使う観光客が

増加傾向だ。


※日本経済新聞首都圏経済版より



▼3時間が2時間に

栃木県のある会社のインタビューでは

大口取引先の山梨へ

3時間要していたのが

「最短で2時間で行けるようになった」

と答えていた。


往復で4時間台と、

“日帰り圏内”になったことから

燃料費だけにとどまらず

経費削減や業務効率化に

つながっているという。



▼国内最大規模の物流施設

大手ハウスメーカーや

外資系の物流企業が

千葉県流山市で数百億規模の

大型物流施設を着工する、

とのこと。


とは言っても、同市は

圏央道のルートから

30キロほど離れた場所に

位置している。


それでも特集記事内では

圏央道の整備による

間接的な時短効果が影響、

としている。



▼同じ高速ルートで

何がすごいかって、

去年の埼玉全通以前は

東北道から東名道まで

所要時間が130分だったのに


開通した圏央道経由だと

これがなんと75分に。


同じ高速道路ルートなのに

(厳密には両者とも

 “自動車専用道路”だが)


なんと1時間近くも

時間短縮できてしまうのだ。


まさにタイムトラベル気分…



▼今後

神奈川の茅ヶ崎を起点として

海老名JCT(東名道)

八王子JCT(中央道)

鶴ヶ島JCT(関越道)

久喜白岡JCT(東北道)

そして今年開通予定の

茨城の境古河ICから

つくば中央ICを経て

つくばJCT(常磐道)

大栄JCT(東関道)


と、6つの首都圏の高速道路が

2016年、つながる。


1996年の初回の部分開通から

丁度、20年。


厳密には千葉県の一部の区間が

開通未定となっているが、

今年、関東広域の車の流れが

大きく変わる、節目の年に

なるかもしれない。