クッションショック | ワクワク人生研究所所長 小未来のブログ

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「最近ワクワクしたのいつだっけ…」
そんな人生に一石を投じるべく、
日々、研究活動と思考実験に勤しむ
ワクワク人生研究所所長・兼実験室室長、小未来のブログ

クッションショック


20150116





ワクワクしたい。


けど、

ワクワク出来ない。


そんな場合は

何よりも先にやるべきことがある。



『記憶の再構築』



それは

ワクワク出来ない自分の記憶を辿り、

ワクワク出来る自分を取り戻す旅路。



まずは、

ワクワクするのに必須な

“気力・活力”を養うために、



睡眠の質を見直すことから

始めなければならない。



だからあの時、

僕は様々な書籍やネットの情報を元に

自分専用の『睡眠チェックリスト』を

日々アップグレード&実践してきた。



ところが1年以上経過しても、

“漲る活力”は手に入らなかった。



だから、捨てたのだ。





そんなリストの中に、

ヤツは名を連ねていた。



『快眠まくら』



僕は心の中で悪態をついた。



「は。

 なにが“快眠”まくらだ。


 笑わせるな。」



そしてあろうことかその日の夜も、

床についてから首の位置が定まらず…



もう、我慢の限界だった。



「…

 貴様はもはや用なしや。」



僕はベッドから立ち上がり、

この名ばかり快眠まくらを

無言でゴミ箱に突っ込み、



変わりに

座布団代わり使っていた

スポンジ状の安物クッションを

頭部にあてがった。



すると

不思議なほどに


違和感なく、眠気に包まれた…



翌日。



いつも通り目が覚めた。



いつも、通り…



いや、一つだけ、

決定的に、違う点があった。



明らかに、

首が、変だった。



それもそのはず。



あれだけ“何ヶ月”も続いたのに。



首が、

左右に“普通に”曲がる。





まさか。



僕は思わず

ゴミ箱の方向に目を向けた。



確かに、僕も

本やネットで度々目にしていた。



『枕は自分に合ったものを』



でも、ヤツと出会った当時は、

首の痛みなんて…無かったのに。



更には

他のチェックリスト項目の

甲斐もあってか、徐々に寝つきが

良くなってた気がしたから。



だからこそ

1年以上の間、


ヤツを疑おうなんて

そんなの全く頭に無かった。









何れにしても、僕は決めた。



リストとは完全に決別して、


自分の感覚だけを頼りに、

過度の緊張状態に、挑む。



それも、

首を、集中的に。