【確信への道のり】情熱の在り処を求めて③ | ワクワク人生研究所所長 小未来のブログ

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「最近ワクワクしたのいつだっけ…」
そんな人生に一石を投じるべく、
日々、研究活動と思考実験に勤しむ
ワクワク人生研究所所長・兼実験室室長、小未来のブログ

先輩が小学生の頃、

なぜ社長になりたかったのか。


本人に対して同様の趣旨の質問を

何度かしてみたことはあるのですが。。


返ってくる答えはいつも一緒。


「…いや

 特に深い意味は無い」


いや、

なんと、まあ(笑)


細かく問いただせば

もう少し明確な答えが聞けたのかもしれません。


けど、

詰まるところそれが真実のようなのです。



それこそ

「偉くなりたい」とか

「お金持ちになりたい」とか

一般的によくありそうな動機については

殆ど触れられることはありませんでした。


先輩にとってはそんなことよりも

もっと大切にしたい“何か” があったのです。


そして僕は――

先輩の普段の仕事ぶりから

ひとつの“答え”を見つけ出すことが出来ました。




■大切にしたい“何か”を垣間見た瞬間


僕はある一定期間、

先輩と、先輩の会社の社員さん数名と

同じ現場で働いていたことがあります。


まず驚いたのが、

社員さん数名のうち1人を除いて

IT業界未経験者
であることでした。


システム開発という仕事は

基本的に守るべき“納期”というものがあります。


当時の現場においても、

かなりタイトな開発スケジュールが組まれていました。


そんな状況下において

業務経験の少ないメンバーを何人も抱えていることは

プロジェクト全体のマイナス要因にも成りかねないのです。


にもかかわらず。


先輩と社員さんの仕事ぶりを見ていると…

なんというか

皆さんやたら楽しそうなのです!


たとえ納期が迫っていようと、

他の現場によくあるようなピリピリしたムードは

これっぽっちもありません。


お昼時になれば、

「今日はあれを食べに行くんだ!」

と張り切って外出したり、


当日の仕事が終わらなく

夜遅くまでの残業を強いられる場合でも、

時折誰かの冗談で

その場がワッと笑い声で包まれたり…


業務遂行上の様々な問題に惑わされることなく、

一つひとつの状況を“楽しみながら”乗り越えていく雰囲気が

常にありました。


隣で仕事をしていた僕までもが、

思わずその状況を羨んでしまうような。。


そんな不思議な魅力とも言うべき何かが

先輩の会社にはありました。



先輩が独立した一番の理由。


他でもない。


ただ単に、

仕事を徹底的に“楽しむため”

だったのです。