カーニヴァルドラマCD、キャストインタビュー!! | ゼロサム編集部BLOG

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一迅社ComicZERO-SUM編集部のブログです。
月刊コミックゼロサムは毎月28日発売!

いよいよ今月、10月26日に発売される
カーニヴァル最新ドラマCD
『ヴァントナーム』キラキラキラキラキラキラ


ゼロサム編集部BLOG-ヴァントナームジャケ

ヴァントナームの街で八莉という少年に出会った无達。
八莉と行動を共にするうちに――…!?


原作の人気エピソードを完全ドラマCD化CD


おまけトラックには
御巫桃也先生書き下ろしシナリオによる
人気キャラ総出演のショートストーリーや
「思い出のおもちゃ」をテーマにした
キャストさんたちによる賑やかな座談会も収録ラブラブ


盛りだくさんの内容となっておりますので、
ぜひお買い求めのうえ聴いてみてください。
よろしくお願いしますアップ




今回は、収録を終えたばかりのキャストのみなさんの

直撃インタビューをお届けします!



ゼロサム編集部BLOG-ヴァントナーム集合


――収録を終えての感想をお願いします。


下野 紘さん(无[ナイ]役/以下下野)

凄く楽しかったです。
約1名、テンションがすごい人がいましたが(笑)、无をまた演じられたのは嬉しくもあり、キャラクターとして大丈夫だったかな?と思います。
また演じる機会があればいいなと思います。


神谷浩史さん(花礫[ガレキ]役/以下神谷)

こうして久しぶりに『カーニヴァル』の世界に帰ってこられたことを嬉しく思います。
何といっても愉快なキャストの方々が集まっていますから、とても楽しい現場で収録させて頂きました。
幸せな作品だなと改めて思いました。


宮野真守さん(與儀[ヨギ]役/以下宮野)

『カーニヴァル』に携わってから大分時が経つと思うんですが、1枚目から変わらずこうして同じメンバーで一緒に空気感を作っていきながら収録出来たことは、とても喜ばしいことだと思います。
収録しながら「いいチームだな」と思いました。


遠藤 綾さん(ツクモ役/以下遠藤)

期間としては長く関わっていますし、またこのメンバーで収録出来たことが嬉しいです。
このまま一緒に続けていけたらいいなって思いました。


小野大輔さん(平門[ヒラト]役/以下小野)

平門はキャラクターを自分の中におろしてくるのが大変な役なのですが、久しぶりに演じることが出来て嬉しかったです。
今回のお話は平門のちょっとした優しさが出ているお話でしたので、彼をより好きになりました。


中村悠一さん(喰[ジキ]役/以下中村)

最初に登場してから4枚目に登場するまでかなり期間が空いていたのですが、今回は5枚目(ヴァントナーム)にも出させて頂いたので、ノリに乗ってやらせて頂き、非常に面白かったです。
新キャラクターにひっかきまわされるお話なのですが、喰はそこにはほとんど触れていません。
それはそれでいいかなと思いながらやらせて頂きました(笑)。


保志総一朗さん(嘉禄[カロク]役/以下保志)

初めて出演させて頂いた時は顔見せで、2回目は秘密めいたことをほのめかしながら登場して、じゃあ次はどうなるのかなと思っていました。
そして、久々の今回、台本を見て驚きました。
まさか…!「おや?」と思う展開の中、更に謎が深まって終わってしまったので、次の展開が気になりました。


佐藤聡美さん(エリシュカ役/以下佐藤)

今回も相変わらずエリシュカは嘉禄さんのことが好きで、「好き好きアピールをしているなぁ~頑張れ!」と思いながら、演じさせて頂きました。
2人の関係に進展はあったのか!?是非、聞いて下さい!


田村睦心さん(八莉[ヤナリ]役/以下田村)

"頭のいいガキ大将"っているんだなって、初めて知りました(笑)。
頭いい子=クールとイメージがあったので…八莉はまさに頭のいいガキ大将でした!
八莉は過去のある出来事をずっと後悔してきたと思うんですが、お友達も出来ましたし、頭のいい所を発揮しつつも、どんどん人に優しくなりながら、生きていけるんだろうなと思いました。



――印象に残っているシーンや台詞、収録中のエピソードなどがあれば教えて下さい。


下野:无の「ノート持った…ペン、持った…」という台詞があるんですけど、无って勉強するんだ!?と、そこに衝撃を覚えました。
当初上手に喋ることが出来なかった无が喋れるようになったり、勉強するようになったりと、どんどん成長していっているので、今後の无が楽しみだなと思うシーンでした。


神谷:おまけドラマのジャンケンのシーンですね(笑)。
台本通りだったのは最初の一行くらいで、あとは全てまもちゃん(宮野さん)の創作でした。


宮野:だって、"リズミカルに"って台本に書いてありましたから(笑)。


神谷:リズミカルに=アドリブで、ってことじゃないんですけど(笑)、スタジオが一体になれた瞬間だったと思います。


宮野:僕はリッスンが何者だったんだろうか…ご当地キャラクターということで登場しているのですが、ニャンペローナのように大きい体のはずなのに、あの可愛いらしい声。
どういう人が中に入っ…違った!リッスンはリッスンだよ?以上です(笑)。


遠藤:いつも本編の後に収録するのがおまけドラマなので、その印象が強いのですが、おまけドラマのジャンケンのシーンが今日、一番緊張しました。
本番前にこんな感じでやろうねって言ってたのが、始まったら…全然違うんだもん!


下野:(笑)。宮野君が「じゃーんけーん……」って言っている台詞を聞きながら、宮野君の動きをみんなでじっと見て、「…ぽん!」で声を合わせてやったんですよ。


遠藤:リハーサルで聞いていたこととは違う感じになって、どうしようかなと思ったのですが、色々と考え

ると逆に駄目になってしまうので、「ぽん!」に集中して頑張りました(笑)。
空気とか臨場感を肌で感じつつ出来たので、チームワークのたまものかな?とにかく楽しかったです。


小野:花礫との会話でサラッと「貳號艇の子供になってみるか?」と言っているのですが、その台詞が凄く印象的です。
その台詞に至るまでに、偽リッスンに「ウチの子供達も危険に晒してくれたしな」と静かに怒るシーンがあって、その後、花礫にその子供たちは「お前(花礫)と无のことだ」って言うんです。
平門の温かさがグッと出たシーンだなと思いました。
原作だとそっけない表情で言っているんですけど、平門の人間らしさが出ているので、凄く好きなシーンです。


中村:喰は誰とも話をしていないというか、クラスでも浮いた存在だなというのを毎回強く感じています(笑)。
今回のおまけドラマでは、喰が大好きなツクモちゃんにアピールしているのに気付かれず、可哀想な人になっています。
なので「可哀想だから2人をくっつけてあげて」というお便りを、先生の方にガンガン送って頂けたらいいんじゃないかと思います。
そしていつかは花礫よりキャストクレジットが上になるんじゃないかなと信じています(笑)。


保志:嘉禄は謎めいた人物で、エリシュカと対する時も意味がある台詞なのか、台詞の裏に何があるのか…どこか掴めない雰囲気が印象的です。
これから嘉禄がどう変化して、どう関わりあってくるのか。
登場シーンは少ないですが、ミステリアスな人なので気になる内容でした。


佐藤:嘉禄さんに口をふさがれるシーンがあるのですが「よかったね、触ってもらえて!」って思いました(笑)。
今までボディタッチみたいなのがなかったので、恋をしている乙女にとってはガッツポーズものだなぁと。
保志さんのおっしゃる通り、嘉禄さんはミステリアスですし、エリシュカもまだ地に足がついていない感じな所があるので、不思議な2人が、本編とは切り離された部分でお話を進めているので、そういう所が作品のスパイスになって、別の空気を味わって頂けるのではないかなと思います。


田村:お母さんの話をする所は勿論なんですけど、最後の方に「父の手腕は尊敬する。だが、ただ添うつもりはない」という台詞がありまして。それまで「父上」と呼んでいた彼が「父」と呼んでいる所が成長したんだなと感じられて、自分で考えて発言して行動するという、9歳なのに大人でカッコいいなと思いました。



――本作はドラマCDとしては5枚目(※1枚目は2009年にリリース)となりますが、改めて作品の魅力についてお聞かせ下さい。


下野:普通の作品とは違う世界観ですね。コミックスとほぼ同タイミングでドラマCDが発売されていて、両方を同時に楽しんで頂けるので、その辺が人気に繋がっているのではないかなと思います。


神谷:物語の最中にいるときは、振り返ってどういう魅力があったかを答えることが出来ないタイプなので、今、振り返って魅力についてお答えするのは難しいのですが…皆さんが感じとって下さったもの全てが魅力なのかなと思います。


宮野:『カーニヴァル』というタイトルもそうですし、僕たちが所属している部隊が「サーカス」ということもあり、演出や絵の感じが凄く華やかで、見ていて美しいな、綺麗だなと思います。
あと明かされていない謎がいっぱいあるんです。
嘉禄とは何者なのか?サーカスとは、本当はどういう機関なのか?など、これから物語や伏線がどう絡んでいって、どういう結果になっていくのか。
僕自身、そこに魅力に感じている所です。


遠藤:女性が好きな世界観だと思います。
キャラクターが本当に魅力的で、男性陣はかっこいいですし、女性陣は本当にかわいいです。
私も着てみたいなと思うようなかわいいお洋服も描かれていますし。
また、それが音声化しているということで、ファンの方にはより楽しんで頂けていると思います。
自分が一視聴者であっても、これからの展開が気になる作品です。


小野:凄く謎が多い作品です。少しずつ明らかにされていく所が、演じ手としてはやきもきするんですけど、この点がどう線になって繋がっていくのかというのを想像しながら読めるんです。
小説っぽいというか、裏の関係性――行間を読んでいくことでどんどん世界が広がっていくし、それが結びついた時の感動も大きいので、本当に続きが気になる作品ですね。裏にあるものを想像することを楽しめる、そこが魅力だと思います。


中村:コミックスの魅力とドラマCDの魅力が、それぞれあると思います。
表現するものが全く違うので…原作は絵と文章で表現しなくてはいけなくて、我々は音声で表現しなくてはいけない。
僕たちはどれだけ原作を再現出来るか、が課題なんですよ。キャラクターも多いですし、そのキャラクター一人一人がしっかりと魅力的に見えなくてはいけないし、差別化をはからなくてはいけない。
回を重ねることに皆さんのキャラクターが独自に構成されていっていていますが、僕はしばらく出演期間があいていて、メインの皆さんと比べて2~3回出演回数が少なかったので、特に負けないようにしないといけないなと思いながらやらせて頂いています。


保志:『カーニヴァル』は長い時間をかけて、じっくり楽しめることが魅力だと思います。
話は勿論、キャラクターのタッチも美しいし、一度好きになったらずっと好きでいられるような魅力があります。
また、ドラマCDは2年半かけて5枚リリースされていますから、皆さんが一つ一つじっくりと楽しめているのかなと思います。
まだ先は長いと思いますし、何年もつきあっていけるような作品であることが魅力なのかなと思います。


佐藤:キャラクターの抱えている謎が、お話を重ねるごとに徐々に明かされていく感じが魅力の一つかなと思います。
また、素敵なキャラクターがたくさん出ていることも、魅力だと思います。エリシュカは数少ない女子として頑張っていますし!
ツクモちゃんも女の子らしい面はありますが、それ以上に女の子の部分を持っている子として登場しているエリシュカの、ちょっと他のキャラクターとは一味違う感じが、私は好きです。
今後、キャラクター達がどういう風になるのか、そういう楽しみが詰まっている作品だと思います。


田村:謎が多いなって思いました(笑)。
あとキャラクターの名前の漢字が難しくて読めなかったです(苦笑)。
絵柄も凄い綺麗ですし、スタイリッシュでカッコいいですよね。
他の方もおっしゃっていましたけど、とにかく謎が多いので気になります。



――最後にドラマCDを楽しみにしているファンヘのメッセージをお願いします。


下野:本編では新キャラクターが登場したり、无と嘉禄に今後、何かあるんじゃないか?ということが見えてきたりしています。
おまけドラマの方はいい意味で悪ふざけをしています。
ですので、ドラマCDと漫画を併せてチェックして頂ければ嬉しいですし、おまけの方は息抜きに聞いて頂ければと(笑)。
今後も是非、応援して頂けたら嬉しいです。


神谷:ドラマCDがスタートしてから2年半、ありがたいことに半年に1回、ドラマCDを出させて頂いています。
原作の方もまだまだ終わりそうにないので、またこういう機会があれば嬉しいなと思っております。
とりあえずは今回のドラマCDヴァントナームとコミックス8巻を楽しんで頂ければと思います。


宮野:この作品の一番の魅力は、物語の"謎めいた部分"にあると思うので、皆さんに応援して頂けたあかつきにはその先の物語を僕らも演じることが出来ます。
无と嘉禄の関係はどうなっていくのか――など色々と気になることが沢山あるので、これからも演じていきたいと思います。
今後も『カーニヴァル』に関わっていけたらなと思うので、是非、応援をお願いします。


遠藤:ドラマCDは楽しいメンバーでお送りしていますし、実際、私達も楽しんで演じているので、今後も楽しみにして頂ければ嬉しいです。
回を重ねていくうちに、最初はクールでそんなに人と接したりしなかったツクモちゃんも、段々と変化が出てきましたし、次回が楽しみです。


小野:最初にドラマCDをやらせて頂いた時、コミックス3巻のお話からやるということで、意外だったのを今でも覚えています。
そこから2年半、1巻、2巻に戻ってまた先に進めるというのが、役者としては嬉しいです。
演じたいと思っていたところを段階を踏んで演じていけるので…全てファンの皆さんが応援してくださるおかげです。
皆さんのお力でこの先もずっと演じさせて下さい。


中村:毎回、色々と事件が起こるのですが、今回はこれまでとは違った雰囲気のことが起きています。
残念ながら喰は全く関係ない所で、1人で登場していますが……。
本編の方はボリュームもあって色々な展開もありますので、楽しんでもらえるんじゃないかと思います。
おまけドラマは先程もお話しました通り、僕はちょっと残念な立ち位置で、ツクモちゃんに必死に話しかけているんですけど、あまり相手にされない可哀想な、泣ける話になっておりますので(笑)、本編と併せて両方で感動して頂けたらいいんじゃないかなと思います。


保志:いつの間にやらCDも5枚目ということで、今回、嘉禄はどのくらい出ているのか?というお楽しみな部分と共に、僕も皆さんと一緒に『カーニヴァル』をこの先も追いかけていきたいと思いますので、とりあえずヴァントナームを楽しみにして頂き、今後もご期待下さい。


佐藤:ドラマCDを聞いている方はコミックスを読んでいると、自然とキャラクターの声が声優さんの声で再生されたりすると思います。
そこには絵の魅力は勿論、皆さんの脳内での想像をはるかに超えた面白くてカッコいいドラマCDの魅力があります。
是非、発売を楽しみにして頂いて、原作と併せて楽しんで頂ければ嬉しいです。


田村:漫画の絵を見て楽しんでいる方も多いと思うんですが、ドラマCDも原作のイメージ通りのカッコいい声が楽しめます!これからも続いていくシリーズのようですので、期待して、聞いて頂けると嬉しいです。



ありがとうございました!!



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10月25日発売の最新コミックス
「カーニヴァル」第8巻には、
御巫先生によるアフレコレポート漫画も収録音譜
そちらもお楽しみに!