久々に予想します♪
ってか予想したくなるボクサーが世界挑戦するので皆さん観て下さい。
・・・ゼッタイ観ろよ？
ってか録画ミスするなよ？オレ（笑）
3月27日（火）に迫ってきましたWBC世界Sフライ級タイトルマッチ、
王者 スリヤン・ソールンビサイ（タイ） vs 同級3位 佐藤洋太（協栄）の一戦です。
【予想】：判定勝負
・・・え？勝者は？って思いますよね。
でもゴメンなさい。分かりません。予想つきません。
なんじゃそら？って感じでしょうけど、
ポイントは“ガマン比べ”っていうキーワードです。
そこでKO決着にはならない（だろう）理由もいくつか挙げてみましょうか。
先ず王者のスリヤン選手、
若い（23歳）彼の特徴はハードでありながらコンパクトで連打が効くパンチを打てるコト。
あの名城選手を破ったコトもあるチャンピオンなのですが、
一発一発のパンチが非常に堅そうな印象を受けました。
そして（若いくせに）試合を読むチカラに長けてる。
奇はてらわないオーソドックスなボクサーですが、
スキのない玄人好みのボクシングをするチャンピオンです。
一方チャレンジャーの佐藤選手、
満を持しての世界初挑戦となりますが、
しっかり日本チャンピオンとしての実績を積み、
ファンの誰もを納得させての今回の挑戦となります。
こういうボクサーをこそ応援するべきですよ。
で、彼の特徴ですが、
Sフライとは思えないくらいの身長から繰り出すパンチ、
・・・と言いたいトコなんですが、
彼のイチバンの特徴はそのディフェンステクニックにあるとボクは思っています。
デカいくせに（失礼）柔らかい。
（ディフェンス）カンもイイ。
一見すると独特でトリッキーな動きをするボクサーと思われがちですが、
彼のディフェンステクニックは世界でもトップクラスだと思ってます。
なので構図としては、
速くコンパクトに振るう王者に対して、
そのパンチを当てさせないチャレンジャー。
コレがこの一戦の基本的な構図になるでしょう。
下手するとそのまま12Rまで終了ってコトもあり得るかな？と想像しますが、
異変（変化）があるとすれば“どちらのガマンが先に切れるか？”って点ですかね。
だから“ガマン比べ”です。
当てるのがウマい王者が当てられないコトにガマンが出来なくなるのか？
当てさせないチャレンジャーが当てられるコトにガマンが出来なくなるのか？
勝手なボクの主観で見たところ、
お互いカーッとなりやすい性格の持ち主だと思うので、
どちらのガマンが効いて冷静に自分のペースを守れるか？
ココが最大の勝負どころと見ます。
ま、トーゼン心情的には佐藤選手を応援しますけどね。
特に佐藤選手はココ数戦、
ゼッタイ相手に主導権を渡さない（渡してたまるか！っていう）試合が出来ているので、
それを今回の一戦でも体現出来ればジューブンに勝機はあると見ています。
世界戦だから特別な一戦ではあるけれど、
これまで同様の精神状態で闘い抜いてほしいと願います。
フツーに考えたら判定決着。
でもナニがあるかわからないのがボクシング。
（ナニもないのが分かっているのはボクシングとは言わないのである）
ハイレベルな心理的駆け引きも堪能したい一戦です。
近いうちに清水選手の試合も予想します♪