こんにちは
心理カウンセラーの吉田亮介です。
以前の記事で24のビリーフ(無意識の思い込み)が
出来る時に無意識に心に決める『決断』
についてお話しました。
その決断の仕方には2通り
あるという説明をしましたね。
まだ読んでいない方は、以下をお読み下さい。
ビリーフ(メンタルブロック)の2通りの現れ方(1)決断とは?
今日は、その決断の仕方について
具体的にお話したいと思います。
その2通りの決断の仕方には、
「絶望的決断」と「反抗的決断」
があります。
今日は先ず「絶望的決断」
についてお話します。
これは一言で言えばビリーフがそのまま
症状として現れます。
前回【重要な存在であってはいけない】
という例に沿ってお話しましたが、
今回もこのビリーフを例に説明を進めますね。
前回、このビリーフが出来る背景として
厳しくて、よほどのことがないと認めてくれない
両親というのを例として出しました。
すると、この場合の決断は、
「何かが出来ない自分は、(両親に)認めてもらえない。
価値がない・・・。だから、認めてもらえるように
必死に頑張ろう」
という感じでしょうか。
ビリーフ(無意識の思い込み)でいえば、
「何かが出来ない自分は、価値がないんだ。」
と無意識の内に心に刻んだわけです。
これを『決断』と言っています。
そして、これこそがまさしく
「絶望的決断」です。
「ああ、何かが出来ないと両親は認めてくれないんだ・・・。」
と絶望しているわけです。
だから、絶望的決断と言っています。
そして、口癖は「私(僕)はダメ・・・」
という感じでしょうか。
自分は「重要な存在ではない」というのを
言動の端々で自分で表現しているわけです。
絶望的に。
絶望というのは要するに、
希望がなく、もうどうしようもないんだ
というニュアンスです。
この例で行くと
「俺はダメだから、仕方ないんだ・・・。」
という感じです。
だから、いかにも自信がなさそうだったりします。
そして、人から何かダメ出しされたりすれば
すごく落ち込んでしまいます。
「ああ、やっぱり俺(私)には価値がないんだ・・・」と。
わかりやすいといえばとても
わかりやすいわけです。
これを解決するには、あなたの心の奥にある
「自分には価値がない」という
ビリーフ(メンタルブロック)
を取り除けばいいんです。
無意識にできてしまったビリーフ(メンタルブロック)を
なくす方法については、こちらで詳しく書いています。
ぜひ参考にしてください。