「けいおん!! ライブイベント～Come with Me!!～」BDの感想（レビュー）！
今年２月にさいたまスーパーアリーナで開催された「けいおん!! ライブイベント～Come with Me!!～」。
そのライブの模様を収録したBD＆DVDが先日ついに発売となりました！
●「けいおん!! ライブイベント～Come with Me!!～」 初回限定版Blu-ray
●ディスク２枚組 （ディスク１：本編１２２分、特典４分 ディスク２：本編９３分、特典５０分）
●発売日：２０１１年８月３日
●価格：１０２９０円（税込）
※収録内容などの詳しい情報は公式ホームページ をチェックしてください。
どーん！
今回のジャケットももちろん堀口さんの描き下ろし。出演キャラ全員が勢ぞろいしています！みんなかわぇえええええ！うひょぉおおおおお！(〃∇〃)
発売からちょっと時間が経ってしまいましたが、今日の記事ではこのライブBDの感想や紹介を書いて行きたいと思います。
ライブが素晴らしかった、最高だった、ということに関して今さら言及することはありません。掛け値なしで最高のライブイベントでした。
ライブ本編に関する感想は２月の記事の方に書いてありますので、詳しくはそちらを参照でお願いします。記憶力を手掛かりに書いたレポートということもあり若干間違ったことも書いてあるかもしれませんが、あえて手直しはしていません。当日会場で味わった感動をそのまま文章として焼き付けておいたつもりなので、そういう生っぽさを感じ取ってもらえれば嬉しいです。
・「けいおん!!」ライブイベント～Come with Me!!～のレポート【前編】
・「けいおん!!」ライブイベント～Come with Me!!～のレポート【後編】
・「けいおん!!」ライブイベント～Come with Me!!～のレポート【完結編】
で、今日の記事では、ライブの感想を書くのではなく、主にこのBDの完成度についてレビューしたり、特典の感想を書いたりして行きたいと思います。
また、ライブ参加者としての視点から本編映像についていろいろとコメントして行ければ良いかなと思います。（修正やカットはあるのかなど。）
・・・というわけで、前置きはこのくらいにして、さっそくBDの中身を見て行くことにしましょう！
■本編映像のレビュー
ディスク２枚組という圧巻の仕様！
もちろん２枚組の映像作品が出るのは『けいおん！』としては初めて。
ちなみにディスク２に使われているイラストは、ライブ当日に販売された限定グッズ（Tシャツや缶バッチなど）に使われていたイラストと同じ物です。
①収録時間について
本編映像の長さは、両方合わせて約３時間３５分！
実際のライブの長さは３時間４０分くらいだったので、単純計算してたったの５分しかカットされている部分はありません。
で、その５分はどこがカットされているのかというと、主に“曲と曲の間の部分”ですね。ほら、曲が終わった後って一旦ステージが暗転して、次の曲が始まるまで少し間が空くじゃないですか？その“待ち時間”の部分がちょくちょくカットされている感じです。
あと、アンコールも短くなっているかなという印象です。実際には３分くらいアンコールがかかっていましたが、BDだと結構短めになっています。しかし、曲やMCなどライブ本編にカットはありません。
まぁ細かいところを躍起になって探せば、MCの一部などでカットされているような部分があるのかもしれませんが、少なくとも私には分かりませんでした。というか、ハッキリと気付くような大幅なカットは間違いなくどこにもありませんでした。
・・・つまり、ほぼノーカットのフル映像と考えて大丈夫です。これは凄い！
あの素晴らしいライブをカットしたりせずにそのまま収録して欲しいというのが、ファンの総意だったに違いないと思います。そうした要望にしっかりと応えてくれたポニーキャニオンに感謝したいです。本当にありがとう！
あ、もちろん山田尚子監督が登場したところもノーカットでしたよ～。
山田監督かわいい！(///∇//)
②修正について
「一部音声ノイズやハプニングなどございますが、ライブの雰囲気をそのまま再現するためのものでございます。あらかじめご了承ください。」とパッケージの注意書きにあるように、修正は必要最小限に抑えられているような印象でした。
音声などに細かい修正を加えている部分はいくつかあると思います。しかし、露骨に変え過ぎているような部分はなく、ライブの生の音源や雰囲気がかなり尊重されていました。
私が唯一気になったのは、ミニドラマ「またまたある日の軽音部」で真田さんがセリフを噛んでしまったところが修正されていたことくらいです。
まぁ噛んでしまったと言ってもほとんど目立たない小さなミスだったので、修正はしないだろうと思っていたんですけど・・・予想に反して綺麗さっぱりと修正されていました。いやしかし、修正技術ってすごいなと感じさせられます。映像と音声にまったく違和感がありませんｗｗ
あと、「天使にふれたよ！」の日笠さんの２番サビが修正されているのではないかという指摘も一部にあるようですが、私には分かりませんでした。ぶっちゃけそんなに気にするような修正じゃないと思います。
で、皆さんが一番気になっていたのは「ときめきシュガー」で起きたアクシデントだと思いますが、あのアクシデントは修正されずにちゃんとそのまま収録されていましたよ！
会場全体に一瞬緊張が走る感じや、愛生さんのナイスフォローなどがしっかりと収録されており、当日の雰囲気を追体験することができます。
余計な修正を入れなかった編集スタッフの好判断に拍手を送りたいと思います。本当はなるべくこういうミスは消し去りたいはずなのに・・・グッとこらえてくれたんだと思います。素晴らしいです！
③カメラワークなど映像全般のクオリティについて
これがもう１００点満点なくらいに良かったです！
BDなので画質が優れているのはもちろんのこと、使われているカメラの台数が多いのでいろいろな視点からの映像がありますし、カメラワークもかなり秀逸なものとなっており、批判するような部分が一つも頭に浮かんで来ないほど最高の仕上がりです。
一般アーティストのライブDVDとかを観ていると、カメラのアングルが奇抜すぎたり、やたらとカメラの切り替えが激しかったりして、視聴しているとイライラさせられることも珍しくなかったりしますが、このライブBDに関してはそういうストレスとは無縁でしたね。
カメラ班の優秀さがうかがい知れます。
嬉しかったのは、こういう会場全体を映したアングルが結構多用されていたということ！
会場全体がどういう感じになっているのか、どれくらいお客さんが入っているのか、遠くの客席からステージを見るとどんなふうに見えるのか・・・そういった会場の様子が分かるアングルが多めに使われていました。
前回のライブ「レッツゴー」のBDでは、残念なことにこういう“引き”のアングルがあまり使われておらず、会場全体がどういうふうになっているのかイマイチ分かりづらいというマイナス点がありました。
しかし、そうしたマイナス点は今回のライブBDでは見事に解消されており、さいたまスーパーアリーナの広さを映像越しでもしっかりと感じ取ることができるようになっています。臨場感バツグンですよ！
いや、それにしても改めて見てみるとサイリウムの海は本当に綺麗ですね・・・！
特に、キャラソンのときにキャラのイメージカラー一色で染まった会場は壮観でした！(・∀・)
あの幻想的でまばゆい光の波は一生忘れられませんよ。
④音質について
音質も素晴らしかったです。
実際のライブでは音が割れてしまう部分があったり、高音がややキツかったりと難点も少なくなかったですが、さすがにBDでは聴き取りやすいメリハリのある音質に調整されていました。
あと、お客さんの歓声の大きさはうまくコントロールしてあるなという印象です。
「ごはんはおかず」のサビや「Utauyo!!MIRACLE」のラスト部分なんかは体感ではもっとお客さんの声が大きかったです。・・・まぁ、あんまり野太い男達の叫び声ばかり入れても仕方ないかｗｗ
もちろんリニアPCM5.1ｃｈにも対応していますので、オーディオ設備が整っている方はどうぞ！
■特典のレビュー
今回のライブBDは、とにかく特典がすごいです！マジですごいですΣ(･ω･ﾉ)ﾉ！
『けいおん！』関連のBDやCDの中では間違いなく歴代一番の豪華さだと思います。とにかく気合いの入り方が半端じゃないんです！
良くぞここまで頑張ってくれたなぁという感じですよ。スタッフの皆さんの熱意にただただ感服です。
それでは順番に見て行くことにしましょう。
①ブックレット （通常版、限定版共通）
まずは、ブックレット。
こちらは通常版と限定版の両方に入っている共通特典です。
２８ページのフルカラー仕様となっており、キャストさん一人ひとりの紹介がメインになっています。愛生さんのイタズラっぽい笑顔まじで最高！
インタビューなどは載っていません。純粋な写真集って感じですかね。「レッツゴー」のブックレットと同じような作りと考えてもらえれば問題ないです。
②メモリアルブックレット （限定版のみ）
こちらは、限定版のみの特別特典・メモリアルブックレット！
１２４ページのフルカラー仕様という超豪華版です！もちろん使われている紙も上質。このブックレット単体だけで商品として十分売り出せそうなレベルです。
この写真だと少し分かりづらいですが、厚さは１センチ近くあります。ちょっとした教科書クラスの厚さ！ちなみに右側にあるのは透明の収納ケースです。ピッチリし過ぎてて入れにくいのが難点かも？ｗｗ
内容は、ライブ中の写真に加え、キャストさんによる直筆メッセージやHTT５人へのインタビューなんかも載っています。なかなかに充実した構成ですよ～。
聡美さんの元気な笑顔かわいい！
日笠さんの真剣な眼差しが凛々しいぞ・・・！(*´Д｀)=з
ステージ裏や練習中の写真ですね。キャサリンモードになってる真田さんカッコイイです！
「Utauyo!!MIRACLE」を演奏してるあたりの写真ですかね？日笠さんが感極まってる。
美菜子さん可愛いよぉおおお！左のページには直筆メッセージが載っています。
・・・このように写真は言うまでもなく素晴らしかったですが、インタビューも個人的には大満足でした。
ライブが終わったあとのインタビューとなっており、ステージに立ち何を感じたのか、ライブを終えてどういう気持ちになったのか、どんな感想を抱いたのか、などといったことを知ることができます。
以下、印象に残ったコメントをちょっとだけ引用しておきたいと思います。
●豊崎愛生さん
「Utauyo!!MIRACLE」は、ライブでこんなにもギリギリのラインで声を張り上げて歌えた自分の声に、自身でビックリしてしまいました（笑）。テンションのぶつけ合いみたいな歌なのでステージ上であそこまで声を出せたことは気持ちよかったし、楽しかったです。あんな自分になったのは初めてだったし、それは唯ちゃんが連れていってくれた、広げてくれた世界なのかな、と思うと改めて唯ちゃん役を演じられたことへの感謝でいっぱいになりました。あの時の「大好き、大好き」の大合唱、本当にすごかった！イヤーモニターを跳び越えてみなさんの声が直接耳に届きました。会場中の人たちが肩を組んだり、手を取り合って揺れていたり、私たちも含めてみんながひとつになっている感覚に心から感動しました。本当に「ありがとう」の気持ちでいっぱいです。
愛生さんにもあの大合唱はちゃんと聞こえていたみたいですね。
会場のみんな、マジで大声で歌ってましたからね～。みんなの魂の叫びがステージ上の愛生さんにまでしっかりと届いてて良かった！
あと、最高難易度と言っても過言ではない「Utauyo!!MIRACLE」をあそこまで完璧に歌い切った愛生さんは本当にすごいと思います。やはり愛生さん以外に唯をやれる人は絶対にいないと思います。
●日笠陽子さん
今回、忘れられないことはいっぱいあるんですけど一番は「ときめきシュガー」ですね･･････。本番でセンターステージに上がって、実際にお客さんを目の前にして･･････自分の経験の少なさや、センターステージで歌うことの難しさを実感しました。リハーサルとは違う環境に、自分の声が聞こえなくなってしまったんです。音がとれずに混乱して、周りの景色も何も見えなくなっていたら、走ってくる愛生が視界に飛び込んできて･･････そこは鮮明な映像のように今でもはっきりと覚えています。「歌、ここだよ！」と、一緒に歌って口を合わせてくれて、それで私も平常心に戻れて･･････。思い出しただけで泣けてきちゃうんですが、しゅがも、美菜子も、彩ちゃんも一緒に口を動かしてくれてて、ひとりじゃないんだ、と改めて強く感じました。
今冷静になって考えてみると、あのアクシデントは日笠さんのミスというよりはPAのミスという側面が大きかったんじゃないかなぁという気がします。演奏が終わった後に、愛生さんが「耳の返し（イヤモニの音量）を大きくしてください」とPAにさりげなく指示しているので間違いないと思います。
・・・それでも決してスタッフのせいにしようとしない日笠さんの謙虚さは本当にすごいと思います。
日笠さんにはあまり自分を責めないで欲しいですね。一生懸命に歌って軌道修正したあの姿に、私たちは確かな感動をもらいましたよ・・・！
●佐藤聡美さん
ドラムは生演奏だけじゃなくてあてぶりも頑張りました。曲を聴きこんでいる人たちにはわかるだろうから、ごまかすわけにはいかない！と思って。特にフィルやクラッシュを叩くタイミングは絶対に外したくなくて結構練習しました。センターステージに出た時なんかはなおさらで、ずっと気が抜けなかったですね。でもそのおかげで、終演後にライブを観に来てくださったアニメの音響監督の鶴岡さんに「佐藤が当てぶりなのにちゃんと全部ドラムを作っていたところに感動した。ドラムやめるなよ。」と仰って頂けて･･････これは本当に嬉しかったです。
ライブのレポート記事の方でも書きましたが、聡美さんのドラムは本当に素晴らしかった！
５人の演奏技術は以前より格段に向上していましたが、とりわけ聡美さんの上達っぷりは見違えるほどでした。努力にあっぱれですね！本当にこれからもドラム続けて欲しいなぁ・・・。リアルりっちゃん。
●寿美菜子さん
「Honey sweet tea time」ではどうしよう？というのはとても悩みました。ショルキーで３６０度見渡しながら歌うのも考えたんですが、メインボーカルだからこそ、いつもの位置で歌いたいなって思ったんです。ムギだったらきっと前に出て歌うよりも、放課後ティータイムの中でみんなと歌えることが一番楽しいって思うんだろうなあって。ソロでイメージソングを歌うのと違って、放課後ティータイムの一員として歌うということには緊張しました。ライブ全体の流れの中でのこの曲の存在とは何かを考えて、すごく大切に歌いました。
「Honey sweet tea time」はキャラソンとは違いHTTの曲として歌うわけですから、やはり美菜子さんにとっても特別な想いがあったみたいですね。
●竹達彩奈さん
生演奏はどうしても緊張しますね･･････「ふわふわ時間」も何回目かになりますけど、それでもやっぱりドキドキでした。今回は「U&I」のイントロ部分でギターソロを弾くことになったんです。歌の始まりだし、絶対に間違えちゃダメだっていう気持ちもあって、練習を始めた時にそこだけ徹底的にやりました。その甲斐もあって、他のところは全然覚えていない時期でもイントロのソロの部分だけはちゃんと弾けるようになっていて（笑）。私の中で「頑張らなきゃ！」という一番のポイントだったので、そこを乗り越えたら残りの部分もスイスイ集中して覚えることができました。
竹達さんは生演奏になると特に無表情になるので（笑）、その分真剣さが強く伝わって来ます。
あれだけの大観衆を目の前にしてバンドの中で一番目立つギターソロを弾くというのは、かなり勇気のいることだと思うし想像を絶するくらい緊張すると思います。
そういう重圧を跳ね除けて見事に演奏をやり切った竹達さん。何度も何度も地道な練習を繰り返してきたからこそ本番でもしっかりと力を出し切れたというわけですね。感動です・・・！
③映像特典 （通常版、限定版共通）
ディスク１とディスク２、両方に特典映像が入っています。
時間を合計すると約５４分・・・！特典映像だけで１時間近くあるわけです。ブックレットもすごかったがこちらも負けないくらいすごい！
いや、本当にあらゆる面で「レッツゴー」のBDよりも格段にパワーアップしていますね。嬉しい限りです。
・ディスク１ （特典映像の時間：約４分）
●「開演前の会場の雰囲気を楽しめるモード」
ディスク１に収録されている特典映像は「開演前の会場の雰囲気を楽しめるモード」。
開演５分前くらいからの会場の様子をじっくりと観察することができます。
まぁ、つまらないと言えばつまらないのですが、当日ライブに参加した人にとってはすごく懐かしい感じがする映像となっているのは間違いないので、悪くはない特典だと思います。
フライングしてしまいみんながガックリとなる様子もしっかりと収録されていますし。・・・あれは今思い出してみても本当に面白いです。３万人の溜め息ｗｗ
ライブに参加できなかった人にとっても、当日の雰囲気を知るための良い資料になるのではないでしょうか？
会場に入り今か今かとライブ開始を待ちわびるあの何とも言えないドキドキ感を、擬似的にではありますが体験できてしまうわけですからね。
いずれにせよ、こういうライブ開始前の映像って普段なかなか見ることのできない貴重なものだと思いますし、私としてはそれなりの評価を与えたいですね。
・ディスク２ （特典映像の時間：約５０分）
ディスク２の特典映像は約５０分と、かなり気合いの入ったものになっています！
インタビューや舞台裏の様子はもちろんのこと、『らじおん！』の懐かしい映像が収録されていたり、パンフレット用写真を撮影したときの様子なんかも入っていたりして、ライブをより一層深く楽しむことができる要素がいっぱい詰め込まれています。
言うまでないことですが映像はすべて初出のものなので、ライブ参加者も新鮮な気持ちで楽しむことができると思いますよ。というか、これを目当てにBDを買ったライブ参加者も少なくないのでは！？ｗｗ
ただ、欲を言えば、ライブ終了後のキャストさんや会場の様子なんかをもう少し収録して欲しかったかなぁという気はします。
●２０１１年１月 「本番約１ヶ月前インタビュー！」
最初に収録されているのは、「本番約１ヶ月前インタビュー！」。
ライブ公式パンフレットの撮影現場と、そのときのインタビューの様子を見ることができます。もちろん出演者１０人全員が登場します。
日笠さんがインタビューの中で「横浜のときはお客さんの数が１万５千人だった」という内容の発言をしています。
横浜のときもそんなにたくさんお客さん入っていたんですね・・・！具体的な人数を知ったのはこれが初めてだったのでちょっと驚きました。
●２００９年２月 「はじめての楽器！」
『らじおん！』の企画で５人が楽器を渡されたときの回（第一回でしたっけ？）が映像化されました！
というか、こんな映像撮っていたんですね。さりげなくカメラを回していたスタッフさん、GJです！
いやしかし、まだアニメ１期すら始まっていない頃の映像ということでかなり懐かしいですね。
この頃の５人は自分たちが丸２年後にSSAの舞台に立っているだなんて全く想像すらしていなかったんだろうなぁ・・・。
●２０１１年２月 「ライブ練習！」
スタジオでライブ本番に向けて練習しているところですね。みんな真剣です。
「天使にふれたよ！」を聴いていた竹達さんが、練習中にも関わらず涙を浮かべてしまっていたのが印象的でした。竹達さん、「天使にふれたよ！」に本当に強い想い入れがあるんだなぁ・・・。
●２０１１年２月１９日 「いよいよライブイベント前日！」
ライブ前日に会場が設営されて行く様子や、キャストさん達が会場内を歩いて見学している様子が収録されています。地味な内容ですが、結構楽しいです。ステージ裏などの貴重な映像も見ることができます。
あと、会場の大きさと客席の多さに興奮し、みんな終始テンションが高いですｗｗ
会場設営の映像は圧巻でした！
大型のトラックによって機材が次々と会場の中に運び込まれ、イベントスタッフの方々が手分けしてSSAをライブ会場へと作り上げて行きます。固定カメラの早送り映像ですが、みるみるうちに会場が出来上がって行く様子が何とも言えず面白いです。SSAのスタンド席が動かされている映像もバッチリ収められていますよ。
●２０１１年２月２０日 「ついに当日！」
ライブ当日の舞台裏の様子やインタビューが収録されています。「レッツゴー」の特典映像と同じような構成と考えてもらえればOKです。
上の５人が手を合わせている場面では、愛生さんがうまくリーダーシップを発揮しメンバーをまとめ上げています。アニメと同じで、唯が他のメンバーの心の支えになっているんだなぁということが伝わって来ます。
インタビューなども当然面白かったですが、ライブ会場の外の様子を撮った映像が入っているのが個人的にはすごく嬉しかったです！
「けやきひろば」の手前あたりからライブ会場に向かって歩き、ゲートをくぐってSSAの中に入って行くまでの様子が早送り映像で収録されています。
そういえばこんなところ歩いたなぁと懐かしい気持ちにさせられた方も多かったのではないでしょうか。ライブに行けなかった人も、まるで自分がライブ会場に向かっているかのような臨場感を味わうことができるはずですよ。
■まとめ
素晴らしいライブBDでした！
上に散々書いてきたとおり、非の打ちどころがほとんどない完璧な仕上がりだと思います。ほぼノーカット＆修正も必要最小限ということで、当日の感動をテレビの前で追体験することができます。
レッツゴーBDの問題点（会場全体を映した引きのアングルが少ないという点）もしっかりと克服されています。
特典が豪華ということもあり、かなりボリューム満点な内容なのも本当に嬉しいです。
本編映像と特典映像を全部合わせると、合計４時間３０分くらいになります。しかもブックレットも分厚いので、この商品を隅から隅まで楽しもうと思うと、冗談抜きで半日かかります！ｗｗ
それくらい気合いの入ったライブBDです。
歴代の『けいおん!!』関連商品の中で最も力が入っていると言っても過言ではないと思います。レッツゴーBDも十分素晴らしい出来でしたが、それよりも数段パワーアップしているのは間違いないです。
その分お値段も高めですが、『けいおん!!』ファンなら絶対に買って損はしないと思います。
まだゲットしていない人は、初回版がなくなってしまう前に是非購入してみてください。あの伝説のライブの感動を、ずっと手元に残しておこう！！
■オリコンランキング
・ORICON STYLE
オリコンランキングでは見事に週間一位を獲得したみたいですね。さすがです！
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