あなたには常に頼む権利がある | 人は誰もが幸せになるために生まれてきたんです

人は誰もが幸せになるために生まれてきたんです

まず、タイトルのことを信じてください。そして100%幸せになれる方法をひとつずつご紹介していきますので、自分に合った100%幸せになる方法に気づいてください。間違いなく必ず見つかります。
だって、「あなたは幸せになるためにこの世に生まれてきたのですから!」

人に対してなかなか気軽にお願いできない、頼めない人がいます。


そういう私もどちらかといえばそんな性格です(笑)


しかし、自分でやってしまおう、自分でなんとかしようという気持ちを持つことは決して悪いことではありません。


自分がやれること、できることを精一杯、一所懸命やることはこの世でのかけがえのないことのひとつです。


でも、自らに頼り過ぎるあまり、気づくとそれまで心の中にあった楽しみ、歓びの気持ちがどこかに消え去り、苦しみの連続となってしまったり、それが長期化、深刻化して心身が壊れてしまうようなことになっては、なんにもなりません。


震災後、あちこちでよく見聞きする「日本はひとつ」や「がんばろう日本(「がんばろう」はちょっと被災者の人たちにかわいそうな気がします)」といったキャッチフレーズに接して、思い出した言葉がありました。


お願いすること、頼むことが普段から普通に、自然にできる人からすると、わざわざ取り上げるような言葉じゃないだろうと言われそうですが、私は、この言葉を初めて目にした時、「人に頼む」ということについて、とても大きな衝撃と気づきをもらいました。


それは、メキシコ人のシャーマンのドン・ミゲル・ルイス氏のこんな言葉です。


「あなたには常に頼む権利があるのである。同じく、誰もがあなたになにか頼む権利を持っているが、あなたもまたイエスまたはノーと言う権利を持っているのである」


大震災を体験したこんな時期だからこそ、頼むことは頼む、できることなら引き受けてみるという素直で率直な人と人との心の結びつきがこれまでよりもできやすくなっているように思います。


別々に見える一人ひとりの意識が本来そうであるように、“ひとつ”に向かって流れ始めているように感じられることは、歓びです。


なんでもかんでも人頼み、相手頼みというのはいただけませんが、“頼み下手な人”にとって「頼むこと」は、時に、「心を開く」、「心をひとつにする」きっかけになることでもあるのかもしれません。