青色のサイドミラー (Fiat500) | フィアット500 可愛さ至上主義 (Fiat500)

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イタリアのお洒落でかわいい車、フィアット500のインプレッション、アクセサリー、整備に関するブログ。 その他、エスプレッソ、カフェ、イタリア全般に関わることも気が向いた時に書いていますが、2016年7月以降の更新は停めています。

サイドミラーを青色のものにしました。

鏡面が青くなったら何か良いことがあるのか? ― とお思いになるかもしれません。 宣伝文句によると「夜間、後続車両のヘッドライトが眩(まぶ)しくなくなる」とのことです。 鏡面が青く着色されただけでどうして眩しくなくなるのか良くわかりませんが、それは良いな、と思いました。 また、フィアット純正オプションではありませんでしたが、フィアット正規ディーラー殿が販売されていたので、そんなに悪い品物なのではないようにも思えました。

結果:
装着して良かったです。 後続車のヘッドライトが(あまり)眩しく、苦痛でなくなりました。 ただ、両面テープで貼り付けただけなので剥落しないか少し心配です。 鏡像は青みを帯びますが、実用上支障はありません。 色が青いことと、ワイドアングル(広角)であることは、個人的には取り立ててメリットではありませんでしたが、これらに魅力をお感じになる方もいらっしゃるかも知れません。

写真下: 装着前
に"ゃーっ!!!   まぶしいのであります!
フィアット500=後続車のヘッドライトがまぶしいサイドミラー

写真下: 装着後
カメラは自動モードで撮っていて、設定は変更していません。 (でもカメラが勝手に何かしてるかも?) 意図的に誇張したり、パソコンで画像加工等はしていませんけど、話半分くらいで聞いてくださいませ。
フィアット500=青色サイドミラーで後続車のヘッドライトのまぶしさが緩和されました1

フィアット500=青色サイドミラーで後続車のヘッドライトのまぶしさが緩和されました2=雨天時

装着後の、3枚目の写真は雨の夜です。 その上の2枚目と比較して結構まぶしく見えますが、以前と比較するとやっぱりまぶしさは相当改善されているように感じました。 3枚とも、後続車のヘッドライトはHID式のものじゃないかと思う、真っ白な光で特に眩しく感じられたものを撮影しました。
別の日、別の場所で、後続車も当然違うクルマですから同条件下の比較ではありません。 でも主観的な感想としては夜間の運転がとても楽になりました。 あと「副作用」として、視界が更に広くなったように思われます。 そのためミラーの中のものが今までよりも更に遠くに見えるようになった気がします。 広角ミラーだと後続車との距離感がつかみにくいので、ちょっと気をつかいます。 でも後ろの車が遠くに見えるので、チキンなサチとしてはプレッシャーを感じることが減り、助かります。 サチの運転が下手で後ろのドライバーさんが怒っているんじゃないかとか、後ろのドライバーさんは怖い人じゃないかとか、ビクビクすることが少しは減りそうです。



フィアット500 1.2 POP は自動防眩ミラーを装備していませんが、ルームミラーは手動式の防眩ミラーなので余り困ることはありません。 (そもそもサチは自作のリヤカーテンも付けていますけど。) 一方、両側にあるサイドミラーは防眩ではないので、真後ろに大型SUVが来たりすると眩しくて閉口することがよくあります。

信号待ちの間はヘッドライトを消してよ~ と思いますけど、そういえばフィアット500もヘッドライトを消してスモールランプ/テールランプだけ点灯させておくことが出来なかったことを思い出して諦めていました。 (自分に出来ないことを他人に期待するのは良くないことなのです。)

購入したのはアッソ・インターナショナル社が以前販売していた「ino la design ワイドアングルレンズ」というものです。 「以前販売していた」と書いたのは、ア社によるとチンクエチェント用のものは現在取り扱っていないのだそうです。 (Fiat Panda 用はまだあるようです。) サチが購入した品はディーラー殿の店頭で長期在庫(棚ざらし)になっていたものでした。 いつから店頭に並べてあったのかわかりませんが、パッケージの色は褪せ、かつて鮮やかな赤だったのではないかと思われるものは淡い橙色になって消えかかっていました。 整備課長殿は「間違いなく新品なのですが、申し訳ないから10%割り引きますね」と優しいお言葉。 5,220円(税抜)でした。 わーん、嬉しいよ! アモーレ、整備課長!

写真下:
パッケージには予備の両面テープ(写真右下の青いもの)と透明な吸盤が同梱されていました。
フィアット500=青色サイドミラー=色あせたパッケージ

長い間、お店に置いてあったのでパッケージが色あせています。 でも欲しいと思ってお店に行った時に在庫があってすぐ購入できたのでとても嬉しかったです。

パッケージの裏側に書かれている「効能書き」:
  1.眼に有害な紫外線を98~99%カット
  2.ワイドな視界により死角が大幅に減少
  3.後続車のヘッドライトによる眼の披露を軽減
  4.お洒落なブルーレンズでドレスアップ


取り付け方法:
乱暴だと思いますが、純正ミラーの上から両面テープで貼り付けるだけです。

フィアット500=青色サイドミラー=両面テープで貼り付ける

剥がれ落ちないのかな? パッケージを開けてみると、鏡の裏側にはスポンジ状の厚みのある両面テープが3切れだけ付いていました。 また中央に「R(右)」とか書かれたマスキングテープのようなものが貼ってあるのですが、ひとつの両面テープはこのマスキングテープの上から貼ってあります。 どれだけ強力な両面テープを使用しても、これでは(マスキングテープが剥がれたらおしまいなので)意味がないような? また、せっかく親切にマスキングテープに書かれている識別用の「R(右)」が間違っていて、左右が逆でした。 率直に言って・・・お粗末。 うーん、この商品が販売中止されたのは、フィアット500を愛する人たちにとって良いことだったのかもしれません? 類似品は今でも数社から入手できるみたいですから、これをお読み下さっている貴方様も別のものをご購入されれば良いかと思います。

貼り付けると当然厚みが増しますが、周囲の「縁」?から飛び出すようなことはありません。 取り付け後の雰囲気は割と自然です。 事前にちょっと気にしていた点でしたが、よかった、よかった。

整備課長殿は 「正直、付属の両面テープだけでは心配です。 お持ちじゃないかもしれませんが、可能ならば自動車用の強力な両面テープを追加して貼付した方が良いです」 とアドバイスを下さいました。 にゃるほど?
うふふ・・・ サチちゃん、持っていたりするんだなー、これが。(笑)
何カ月か前、消防点検の際にお店に消火器の設置場所を示すプレートがないことを指摘されたのでした。 そこでプレートを購入してきたのですが、それを壁に固定するために強力な両面テープも買ったのであります。

写真下:
ニトムズ社製「プロセルフ No.541 強力両面テープ
ホームセンターで購入したものですが、自動車のエンブレムなどにも使用できる耐候性に優れた両面テープです。
フィアット500=青色サイドミラー=貼り付けるための強力両面テープ

別にこのテープでなくても、他にも良いものはたくさんあると思います。 たまたま手元にあったものがこれだったということで。 最初に貼り付けてあったスポンジ状の分厚い両面テープと比べると薄いですが、たくさん貼れば何とかなるかにゃ?

写真下:
両面テープを貼り直します。
フィアット500=青色サイドミラー=貼り付けるための強力両面テープ施工した写真

最初から貼り付けてあったテープ類は剥がし、新しい両面テープを貼り直しました。 気が急いているものですから、古いテープを剥がすのが少し乱暴になってしまいました。 テープの隙間になるべく水が溜まらないよう、縦向きに貼ってみます。 (あまり意味ないかもだけど、気休めです。)

さてさて、取り付けは一発勝負なので慎重にしなければなりません。 吸盤がパッケージに同梱されていて、これを使用します。 この吸盤の存在はありがたいです。 これがないと結構苦労しそうな気配であります。 表側の中央付近に吸盤をつけ、それを取っ手として指でつまみます。 位置ぎめが出来たら、大きく息を吸って「えーいっ!」と押し付けます。
更に両面テープが密着するように優しく全体を押さえつけて作業完了です。 (両面テープの接着力が落ち着くまで、可能であればそのまま1日くらいは運転せずにそっとしておくと良いそうです。)

整備課長殿の追加アドバイスとしては、「高圧洗浄機などで強く水をかけたりすると、ガラスの縁から水が染み込むというか、駄目になりますから気を付けてくださいね」とのこと。 整備課長殿は何でもご存じなのであります。 万が一そうなってしまっても、貼り付けた青いミラーを剥がすこともできるから大丈夫、というありがたいお言葉まで頂いてひと安心。

価格を考慮してもなかなか満足度が高いアイテムでした。
夜間も走行することが多い方なら、お勧めします。


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