先週末日本のスーパーに買い物に行った時、銀之丞が珍しく赤身のマグロを手に取って言いました。「これ、ユッケ風に食べたい。」
ウーン、このタイミングでユッケ…。
でも、私もユッケやタルタルステーキは大好きなんですよね…。お店で食べる物だと思っていたけど、お刺身用のマグロでなら出来そうかなと思い、作ってみることにしました。
そこで昨夜は…。
＊マグロのユッケ風
＊なすのはさみ揚げ（青みはスナップピーの素揚げです）
＊かぼちゃの煮物
＊きゅうりの五色漬け
＊しめじと豆腐、三つ葉の赤出し
というメニューになりました。
作り方、というほどのものでもないですが、一応マグロのユッケ風はこんな感じで作りました。
マグロのユッケ風
【材料】２人分
・刺身用マグロの赤身 １２０～１５０g
タレ用
・薄口醤油 大さじ１弱
・砂糖 小さじ1/2～（好みで加減して下さい）
・ごま油 大さじ１弱
・粉唐辛子 少々
・にんにく 1/2片（すりおろす）
・鶏卵の黄身 １個分
・（あれば）糸唐辛子 少々
・（あれば）松の実 少々
【作り方】
① マグロは５～６mmの厚さに切ったらペーパータオルなどで水気をふき、更に繊維に沿って同じ幅の細切りにする。
② タレの材料を混ぜ、食べる直前に①を和えて器に盛り、卵の黄身をかけて松の実と糸唐辛子を飾って出来あがり。
＊お刺身は切りながら水分をよくふき取ると、くさみがとれておいしく仕上がります。
＊今日はあまりにんにくの味を強くしたくなかったので、にんにくに包丁で数カ所切り込みを入れたものをタレの中につけておいただけにしました。
＊あれば鶏卵ではなく、うずらの卵の黄身を飾った方がきれいでしょう。
なすのはさみ揚げは、れんこんで作ったりもするものです。（れんこんのはさみ揚げの記事と写真はこちら→「お花の太巻きとテレプシコーラ」）
かりっとした衣の中のやわらかいなすがおいしいです。間にはさんだ具は豚肉とねぎと干し椎茸でちょっと餃子風。食べ方もうちでは酢醤油にラー油がおきまりです。レシピはこちらです。
かぼちゃは普通に、水にお醤油とお砂糖、お塩を入れて煮たものです。ちょっと若いかぼちゃだったかな。
きゅうりはこれを作るには、本当はもっと細い物がよかったんですが…
きゅうりに切り込みを入れて、間に大根、人参、しょうがの細切り、ごま、糸唐辛子を詰めて甘酢につけたものです。もともとはオイキムチのレシピだったんですが、ちょっとアレンジしました。
しょうがとごまの風味が甘酢漬けのきゅうりと合って、ちょっとサラダ感覚で食べられるお漬け物です。
このお料理にはいつもは白ごまなんですが、切れていたのでしょうがなく黒を使ったらアラ偶然、「五味五色」が揃いました。（「苦味」はなかったかな…。）
韓国では「薬食同源」の考えに基づいて、五味（酸味、苦味、甘味、辛味、塩味）、五色（青、赤、黄、白、黒）の食材を毎日の食事に取り入れているんだそうです。私も心がけよう…。
お味噌汁は本当はなめこが食べたかったんですが、こちらではめったに売ってないんですよね。５、６年前に一度見たかな？ しめじで雰囲気だけ味わいました。
でも、あのとろみ、懐かしいなあ…。当分帰国の予定はないですが、「日本に帰ったら食べたいもの」のリストに入れておこう…。
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