お雛祭りですね。
こちらでは二日早いことになるんですが[ブログ用(^艸^)]、昨夜はお雛祭りを意識してお寿司を作ってみました。
お寿司の他には、
*レンコンのはさみ揚げ(豚ひき肉に干し椎茸、ねぎのみじん切りを加えて餃子風に味付けしたものをレンコンではさみ、小麦粉、片栗粉、サラダ油、水で作ったコロモをつけて揚げて、酢醤油とラー油をつけて食べます)
*イカと大根の煮物(イカは最初に煮汁の中で色が変わる程度に火を通してから取り出し、大根が煮上がったら戻して温めます)
*三色パプリカのマリネ
*あさりのお味噌汁(本当ははまぐりのおすましにしたかったんですけど、はまぐり、売ってませんでした…)
という献立。
このお花模様の太巻き、作るのは3回目、かな?
手間はかかるし、メインにはならないし(他におかずを作らなきゃならない、という意味です)、一念発起しないとなかなか作れないんですが、今回起爆剤になったのはこの本です。
「舞姫 テレプシコーラ」 山岸凉子
MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ
去年の12月に第5巻が刊行され、第2部が完結した感動の長編バレエ漫画です(続編希望!)。
第1部の3巻で、主人公の六花(ゆき)が、姉の千花とバレエコンクールに出場した際、彼女達のおばあちゃんが差し入れてくれたのが「花柄の太巻き」。
千葉の方にこういう太巻きがあると話には聞いたことがありましたが、実物は見た事がありませんでした。この後、9巻でも「くるみ割り人形」のクララを踊る事になった六花に、またおばあちゃんが作ってくれるんです。
六花があんまり喜んで食べるので私も食べてみたくなり、花巻き寿司の本を買って初めて作ってみたのは…5年前?
こういうものは、続けて作らないと上手にならないんでしょうけど…。人が集まる機会に何度か作ってみようかな、と思う事もあったのですが、作り慣れないので失敗したら…と思うと二の足を踏んでしまって。それに一度作るとこりて3~5年は作りたくなくなる?(笑)
でも今回、第2部が完結したので最初から読み返していたら、また食べたくなってしまったんです。お雛祭りにはやっぱりお寿司がつきものだし、よしっ、久しぶりにやってみるかな、と。
花びらの大きさが不揃いだったり、全体が歪んでたりするんですけど…。気は済みました(笑)。かんぴょうを煮たものを添えて、太巻きらしい味にして食べるのが私は好きです。
そうそう、この「レンコンのはさみ揚げ」も、第1部の2巻を読んで、初めて作って見たんでした。千花ちゃんの好物として出て来たんです(漫画ではフライっぽく描いてあったかな?)。ホント、私って単純。
この本には食事シーンが多く、またそのメニューが何なのか欄外に説明がついていたりして、そういうところもとっても好き。また、お父さんのカレーは凝ったシーフードで、お母さんのはおジャガ入り、とか、細部までいろいろ楽しめるんです。
もちろんストーリーも素晴らしい。第1部は悲しい展開になりましたが、人間は弱いところもあるけれど、また強くもなれるのだと信じさせてくれる作品だと私は思います。物語のあちこちに張り巡らされた伏線がまだ解明されないまま残っているので、続編があるはずだと思うのですが。気長に待ちましょう。
ところで先程、お友達のお母様から小包が届きました。中にはひなあられやお花をかたどった京菓子を始め、いろいろな日本のお菓子が! 嬉しい~
お母さん、いつもありがとうございます。
よかったね~、お雛様たち。このクッキーより、やっぱりこの方がお似合いですよ。
みなさまもどうぞ楽しい雛祭りを。(^v^)
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