事故の進捗 (11/9) | 愛犬ボスの交通事故

愛犬ボスの交通事故

事故に遭ってしまったボスの闘病記 / 事故後対応の進捗

【ピザーラとの話し合いについて】



先日8日(火)13時より、ピザーラ側と話し合いの場を持つことができましたので

皆さまにこの場をお借りしご報告させて頂きます。
長文になりますので予めご了承ください。

詳しくお話させていただきます。



ピザーラ側は下記の計4名。

◆株式会社フォーシーズ・ピザーラ事業本部・執行役員・副本部長
◆ピザーラ事業本部・東日本統括営業部・第三営業部・部長補佐
◆株式会社 フィフティーズ部長
◆ストアマネージャー・ピザーラ三軒茶屋店長



こちら側は下記の計5名。
私、主人、LIMさん、弁護士の先生お二人。


まず執行役員・副本部長の方より

今回の対応の悪さ、不快な思いをさせてしまったこと
店長による謝罪がなく失礼な態度による問題の悪化
今回blogにより消費者からのメールや電話の問い合わせ殺到により事の重大さに気づかされ
事故より1ヶ月も経ってからの謝罪になってしまった事へのお詫びがありました。


これに対し私は、フォーシーズ、フィフティーズ両社からのクレーマー扱いをされた電話対応や
特殊書留でお送りしました文書を受け取り拒否されることが

通常のマニュアルなのか?を確認しました。
すると、電話対応の悪さには深々と謝罪され

文書受け取り拒否については、個人名で代表宛てのものは防犯上の問題で受け取り・開封をせず

代表が思い浮かぶ名前でない限り受け取りを差し控えているとの答えでした。
私は事故の事は本部に伝わっていると店長から聞いていましたので
特殊書留でお送りしましたと反論しました。
これについては、こちら側も全てを把握しきれなかった為このような結果になってしまったと謝罪されました。



私はこの文書さえきちんと受け取り、そこで事の重大さに気づいてきちんと対応していただけていたなら

blogで世間に広めてまで公表する事を避けれたはずだと伝えしました。
私とLIMさんは電話も手紙も全て拒否された事により

blogは苦渋の選択であった事をご理解していただきました。
決して初めから大騒ぎすることが目的ではなかったと言う事をご理解いただきました。



その後、事故翌日の店長の対応の悪さ、私との会話の一部始終の説明

菓子折りを持ってきてまで謝罪や怪我の心配をただの一度もしなかった事実を全て話しました。
もちろん先方も返す言葉なしと言った様子で全員から謝罪されました。



そして事故は何故起きたか?
どのような事が考えられるのか?
私は前日に事故現場の図を作成し皆さんに説明しました。



ピザーラ側は、バイク右折時、カーブミラーで私達を確認し一旦停止線で停止。
徐行で右折し右折と同時に視認、そして直進したと言っていましたが

そのカーブミラーは工事の為に数ヶ月も前には撤去されていて、現在カーブミラーは設置されていないのです。

カーブミラーなんてそこにはありません。
まずそこから偽証の始まりでした。
徐行したと言い張るものの、徐行とはいざどんな時でも止まれるスピードです。

バイクの徐行は5~10km。

ではなぜ止まれなかったのか?
視認していたにも関わらず、犬に気づいてまでなぜ轢いたのか?
徐行しているのに成人女性、決して小柄ではない50キロ以上ある私を

犬のリードと共に引きずり転倒させるまでの力は徐行にはありません。

徐行ではなかったのでは、と思ってしまうのは否めません。



徐行であるならボスをハネてなぜすぐに止まれなかったのか?
もし本当に徐行だったなら、こんな大怪我でなくせいぜい数週間の打撲程度でもっと軽傷で済んだのでは?



なぜ私が転倒した数メートル後ろでバイクは止まったのか?
それはスピードの出過ぎで止まれなかったからなのか?
ボスをハネた事に気づいてなかったのではないか?
当時の現場は対向車が来ていて、対向車は電柱を避ける為に膨らまざるを得なかったのです。

私と対向車の間を無理にすり抜けようとしてギリギリのところを通過しようとしたものの

後輪に幅がある為すり抜けれず

ボスを巻き込んで通過したという私が認識している当時の状況を全てお伝えしました。



絶対防げる事故であり、入社5ヶ月の原付免許の高校生

まして3輪のバイク、明らかに

状況判断力の無さ、運転技術の無さ、危険予測の無さ
この事が招いた事故であり、 きっと ドライバー歴が何年もある社員やベテランドライバーなら

容易に回避できたであろうと主張しました。



なぜなら私は、道路に引かれている白線内を真っ直ぐ普通の速度で歩いていただけで
道路を無理に横断しようとしたり、ボスをノーリードで放したり

犬たちを右往左往と落ち着きなく歩かせてたわけでもありません。
ネット上の書き込みにもありましたが、ボスを含め私の犬たちはきとんと躾られているので
人に吠えたり、走るバイクに向かって吠えたり、追いかけたり、噛んだりしません。

そこに過信があったわけではなく、事実マナーの入っている犬たちなのです。
ご近所はもちろん、私と犬達を知ってる方なら皆さん証言してくださるはずです。
1頭でも大変なのにみんなお利口ですねと声をかけられる事もよくあり

私の仕事を少しお伝えするとご納得頂いています。

今一度ですが、今回ボスが私を噛んでしまったのは、あくまであまりの激痛と恐怖から起こったことです。



そういう事も含め、今までの悔しさや理解してもらえなかったジレンマを全て伝えました。


ここまで話したあとでこちら側の弁護士の先生が
『今第一歩で謝罪がスタートしたばかりです。

本来ならもっと早くが普通ですので1ヶ月経った今というのは有り得ない。
今後は保険会社と共にの対応でしょうから、刑事・民事と両面での解決となるので
今後に至っても謝罪だけでなく誠意あるご対応で問題解決を務めてほしい』

とピザーラ側に伝えてくださいました。

これに対しピザーラ側も、この要望に応え誠心誠意向かい合う事を約束してくださいました。


が、私にはどうにも気になっていたことが。

今回のドライバーが今も勤務中バイクを運転しているのかと店長に尋ねると

近場のビラ配りなどバイクを運転しているとの返答。
私は反省していないと感じ、直ちに運転させないように訴えました。



なぜならひと月も経ってようやく謝罪をされ、過失割合もまだ、事情聴取も進行中、ボスは歩けないまま
なぜ今回このような事故が起きたのかを本人がしっかり把握できていなく

何ひとつ解決していないこの現状においてバイクの運転を伴う職務を担わせているということに愕然とし

その憤りをピザーラ側にぶつけました。



高校生が未熟な未成年なら、それを諭すのが大人の責任。
家庭なら親、学校なら教師、社会なら上司つまり店長です。
あなたにはその責任があるのですよ、大人ならきちんと対応しましょう
せめてこの事故が解決し本人の過失がしっかりわかるまでは控えてくださいと店長に伝えました。


この地域は小学校や幼稚園、保育園が密集しています。
ベビーカーに下のお子さんを乗せ、上のお子さんと手を繋いで歩いているママさんがすごく多い町です。
母親と小さな子どもが並んで手を繋いだら白線から多少はみ出しての歩行にある場合があります。
今回、私達は真っ直ぐ縦に歩いていてもこのような事故に遭いましたが・・・。



横に広がっていたらもっと確率が上がります。
園児や小学生の登下校時に長い列もあちらこちらで見かけます。
そんな日常の光景を想像したら強く訴えずにはいられませんでした。
法律では物扱いのボスですが
もしも人間の子供だったらこんなことでは済まなかったはずです。
事の重大さや起こりうることを今回の運転手はじめ店長にも更なる理解をしてほしいものです。
これに対してはフォーシーズ、フィフテーズ双方より
今回のドライバーが運転することを控えるよう早急に指示をするとお約束くださいました。



店長の発言には所々で訝しく感じる事がありました。

それは同席した全ての人が感じ取っていたことと思います。

企業として教育的指導をされていく事と今は信じたいです。


今回の経験を活かし改善され、店の長として君臨していただきたいものです。
今のままでは難しいことと思います。
今回の事も店長の初動対応が招いた結果ですから。



本部側の謝罪の言葉からの誠意は伝わりました。

ただ、本当にスタートしたばかりで謝罪の言葉をようやく受けたに過ぎません。
私は今回でかなり人間不信に陥りました。

今後のご対応を誠実に誠意を持って向き合って頂けるというお約束が

言葉だけではないことを今は心から願うばかりです。



以上が話し合いの概要です。
今回、事故の内容も詳しく載せました。
それはあまりにも誤解が多いことと、LIMさんを誹謗中傷する書き込みを見てしまったからです。
私はLIMさんが歌手だからお付き合いしているわけではありません。
犬仲間がたまたま歌手だっただけです。
ですから、ネットに書かれてる売名行為だと言う言葉に深く傷付きました。
LIMさんをご存知の方はみなさん、彼がどんなお人柄かご存知なので私もこれ以上気にしないように努めます。
LIMさんは自身の損得なしに仲間のため、弱き動物の為 、震災に関してもそうですが

助けを求めている人の為に全力で向かい合ってくださる方です。


誹謗中傷をネットに書き込んだ皆さん、周りを見渡してください。
自身が窮地に追い込められた時、手を差し伸べ暗闇から助け出してくれる方がどの位いらっしゃいますか?
一人でもいて、一度でも救い出された経験がおありでしたら
仲間の為に全力で力になってくれるLIMさんを誹謗中傷できないと思います。
私にはLIMさんを含め、仕事を通してのお客様、地域の皆様

ボスを可愛がり心配してくださるご近所の方、動物に対し熱い心を持つ大切な仲間
今回の件で私にはこんなに大切な人がいるのだと改めて感謝し胸が熱くなりました。



この件を知り本部、店舗へメールや電話でお問い合わせくださった皆さまへ

この場をお借りしお礼申し上げます。

本当にありがとうございました。
顔も知らない見ず知らずの私を応援してくださり、感謝の気持ちいっぱいです。
皆さまのお声があって、何をしても届かなかった私の声がきちんとピザーラ側に届く事ができ
今回の話し合いの場を持つ事ができ、謝罪のお言葉をいただき、ようやくスタート地点に立つことができました。
この事が事実であると当初より信じて頂いた皆さまに感謝いたします。
また、ご批判も数多くちょうだいしましたが、応援してくださる内容のものばかりではなく

反対のご意見もあったからこそ多くの皆さまに関心を持っていただき

大きなニュースになったのだと思っています。

皆さま、本当に本当にどうもありがとうございました。




愛犬ボスは食欲旺盛なのは喜ばしいのですが
事故後ずっとケージ生活で今も動かせない為に体重管理が難しいです。
リハビリ開始までにはもうしばらくの日数がかかります。

まずは手術の傷が癒えるのを待つほかありません。

私が焦ってしまいボスに無理させてしまうことなく、あくまでもボスのペースで見守ります。

今日も相変わらず可愛いです。
引き続きボスの事もこの件の事も
あたたかくお見守りいただけたら幸いです。

長々と一方的に書いてしまいましたが、何卒よろしくお願い致します 。



2011年11月9日