変な名前の城 | 「ニッポン城めぐり」運営ブログ

変な名前の城

かれこれ3年以上前、難読城というシリーズをこのブログでやったことは古参の方なら知っているかもしれません(難読城〔東日本編〕〔西日本編〕)。


日本にはその時に取り上げたもの以外にもまだまだ難読なお城が存在しますが、今日はちょっと切り口を変えて、城めぐりに収録されている中でも変わった名前の「全国の珍名城」さんにスポットライトを当ててみたいと思います。

注)ここから先は、字面の珍しさだけを追求して、その名前の城跡が実在したこと以外はほとんど適当な話なのでご注意下さい。

まず珍名城の代表格とも言えるのが昼寝城!一瞬の油断が命取りになる戦国乱世でまさかのシエスタ宣言です(´∀`)// これにはスペイン人宣教師も郷愁の念を抱かざるをえません。そうかと思えば半目館のように寝てるの起きてるのどっち?という城もあり、一夜城のエピソードをものともしないインパクトを放っています。

一眠りしたら小腹も空いてくるのが人間の性、御飯ノ山城(ごはんの山、ではない)や白米城などお米や食に関する珍名もあります。その中でも最もセレブ感を漂わせるのが霜降城でしょう。霜降りの臭いにつられて唾飲城が築城されたという説もあるとかないとか。逆に、渋柿城苦瓜城のように、どうも攻略意欲がそそられない城も( ̄Д ̄;;

動物に関する珍名も見てみましょう。
が入った名前の城が多い傾向にありますが、ズバリ猫城もあれば海のない奈良県には櫛羅(くじら)城もあります。千葉県には松虫城まで!(動物ですらなくなっている...)。

さらに珍名城の世界は動物だけにとどまりません。地名に由来する名字が城名になっているということはよくありますが、太郎館七郎城をはじめ茶右衛門館徳次郎城のようにキラキラネーム顔負けのネーミングもあれば、もはや名前だけでは満足できず八丁目城のように住所まで晒してしまっている城も存在します( ̄□ ̄;)!!

そんな個人情報をうっかり入れてしまっている城があるかと思えば、千葉県佐倉市には完全に匿名希望と思われる城城(じょうじょう)という城があります。これでは敵も何城を攻めていいのか区別が付きません。区別が付かないどころか、むしろ自分で存在自体を無かったことにしようとしている幻城( ´艸`)という名の城もあります。

このように日本全国には素晴らしき珍名城の世界が広がっています。普段はマイナーな城たちにも、これをきっかけに興味を持って頂いて名前の由来などを調べてみてもらえれば嬉しく思いますヽ(;´ω`)ノ


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