今年の夏は猛暑が続き、残暑も長く、9月中旬まで30度台後半の気温が各地で記録し、観測史上最大の猛暑の夏だったそうである。
ところが、9月中旬を過ぎ、秋の彼岸を境に一気に気温が10度以上も下がり、なんと晩秋の気候のところも多くあったようだ。
今までが暑かったので、この急な冷え込みに身体がついていかない人も多い。 これで10月終盤に初冬の気候になれば秋は非常に短くなる。
確か、この冬も長く、春がずいぶん短かったような気がするが・・・
日本には四季があったはずだが、冬・夏が長く、春・秋が短くなってきているような最近の気候。 これも異常気象 のせいなのだろうか?
秋の味覚、秋刀魚も秋の初めには海流温度が高く、漁獲高が減少し、バカ高い値段でしか店頭に並ばなかったおかげで、秋刀魚を食い損ねた人も多かったはず。
かくいう私も今年は秋刀魚は口にしていない。 その後、漁獲高も回復し、かなり捕れるようになったようだが、やはり総漁獲高は例年に比べ少なかったらしい。
秋刀魚というのは昔から庶民の食べ物だったはずだが、今年は高級魚になってしまった。
高級といえばマツタケ。 これはもはや庶民の食べ物とはいえない物になってしまった。 まあ、こちらは異常気象が主原因ではなく、松林の不整備が原因だが・・・
食欲の秋 というほど、秋にはいろんな物が採れるのだが、どうも最近は庶民の味だった物が、手の届かなくなってきている物が増えているようだ。
それに今年は熊の出没が相次いでいる。 どうやら山の木の実(主にどんぐりなど)が不作だったようで、エサを求めて人里に下りてきているらしい。
これからは栗が多くなる季節だが、栗の木は人里近くに多くあるので、熊に要注意だそう。 怖い、怖い。
秋の味覚「栗」をたくさん拾ってきた。
ということで、今夜は栗ご飯。 おいしゅうございました
しかし、熊 出てこないだろうな?