より巨大化、国際化する東京ゲームショウ | 独断と偏見の日記帳

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 先週行われた東京ゲームショウ。


 日本最大のテレビゲーム、携帯ゲーム、通信ゲーム等の祭典でもある。さらに今では、その国際的な地位も高いものになっている。


 かつては、米国のE3がこの分野で最大のものだったが、昨年、業者専門のものにしたために入場者も激減し、ファンも抗議の声があがったとか。そのため、今年は若干一般の人も入場できるようにしたとか・・・。


 ところで、民主党が無駄な施設と中止が決定した通称アニメの殿堂。


 実際、世界的な地位に駆け上がる日本のアニメ、ゲーム。しかし、これらが人間に及ぼす精神的な欠陥や問題について本格的に研究する施設がないことに、じつのことろ世界の研究者からは疑問の声があがっているとか。


 私の知り合いで、東京ゲームショウを主催している団体の関係者がいるのだが、各国のテレビゲームの統計を取るために各国から情報を得るときに、米国から「日本が一番、発展しているのにそうした研究する施設が無いのですか」ということを逆に聞かれたという。


 民主党の一部から漫画喫茶とまで言われたが、私の独断と偏見から言わしてもらうと、自動車、家電など以外で売れるのはアニメや漫画、ゲームと言われるデジタルコンテンツ産業しかないのだ。それに相対的にリーマンショックを受けてもそれほどの影響を受けていないとも言われるのがこの分野。その反面、人に与える悪影響に関しての研究が米国や英国などテレビゲーム後進国でもきちんとした施設があるのに、それが無い。


 他業種が景気状況の乱高下で苦しんでいたのにゲーム業界に関しては非常に安定しているとか。


 こんな産業を、一概に疎遠にしてしまうのはどうかと思う。殿堂があり、そこできちんとした研究がなされ、選別されきちんとしたものが展示されるようになれば、それらを真似しようとする動きが出てくる。相すれば、おのずとふさわしい作品が誕生するはず。


 それを頭ごなしに批判し、ダメにするのはいかがなものか。民主党の皆さんには、もう一度かんがえてほしいものだ。