政治の世界は、一寸先は闇だ。
政権をとった民主党もこれは逃れられない。
野党となった自民党の総裁に谷垣氏が就任した。マスコミやコメンテーターの多くは、おおむねがっかりそのものだが、消去法でいけば結局こうなることは目に見えていた。
だいたい、河野太郎が就任すれば、だれも付いてこない。ついてきても十数名ほどだろう。あれだけ、見境なく徹底批判してしまうと逆に飽きがきてしまう。
ついでに言うならば、自民党が完全に解党してしまう。専門家の間では、解党的出直しで結束をというが、河野の場合、再修復不可能なまでにぶっ壊し、本来の目的である2大政党制には程遠いことは目に見えているし、大政党をまとめるだけの力量は、これまでの動きをみているとはっきり言ってないし、経験不足。
かといって西村氏にといっても鳩山や小沢といった一筋縄ではいかない相手には弱すぎる。
その点谷垣氏は、先の政権では距離を置いていたし、党の幹事長などにも先の政権下では付いていない。ということは、結局、妥当な選択ということになる。
ただ、ここから注文をつけるとすれば、麻生、古賀、青木、森元首相といった連中は、一時姿を消すぐらいことがあってもいい。
完全に党の要職から身を引き、静観する。あとは、アドバイス程度で十分。変に陰で暗躍しようというのであれば、自民に救いようがない。
中堅、若手は党再建のために執行部に文句は言わない、意見を言うくらいならいい。
さらに教育政策に関しては、非常にリベラルというよりやばい政策をとる民主党に対抗すべきではないのか。
民主党の政策では、問題教師の野放し、学級崩壊はあたりまえ、覚せい剤、いじめなどがはびこる学校がいい学校というものだ。まあ、これは極端な話だが。とにかく、日本の学力は、下手すれば発展途上国以下のレベルになる。
国旗、国家に関しても、「政府には文句をいえ、自分の気に入らない政府はテロをしてもぶっ壊せ」これが民主党の本音だ。
その筆頭が、民主党参院代表、興石東だ。彼こそが、日本の教育を崩壊させ、発展途上国以下にまで教育水準を落とす張本人でもある。興石氏は、支持団体の日教組の会合で、「教育者に政治的中立はあり得ない」と発言、公務員である教師が政治活動をしてもいいということを明言したが、これは国家公務員法に引っかかるというよりももろ、法律違反。学校の教師が、率先して子供たちに、法律を破りなさいと言っているようなものなのだ。こんな、危険な議員を参院代表に据えているのだから、なおさら民主党の教育政策は認めるわけにはいかない。
しかし、このことに関して、どこのテレビ局、マスコミは報道していない。これは、本当にゆゆしき問題だ。
民主党が、参院選も勝利することになれば、日本は完全に亡国への道をひた走るだろう。そのとき、民主党を選んだ国民は後悔するだろう。そうならないことを祈るばかりだ。