合併症のころ 第一章 網膜剥離 ③ 手術 1回目 | ないものねだり ~ただ今、人工透析中~

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【週4回透析 vs むずむず脚症候群】
僕自身が1週間に4回の透析を受けながら、「むずむず脚症候群」などの合併症との激闘を綴った闘病日記です。
ついでに透析患者の日常の呟きも書いてまする。
※現在、諸事情により週4回透析の感想は、お休みさせていただいています。

こんにちは |^・ω・)/





今日も僕のブログへ来てくださって、ありがとうございます。

最近、膝も痛い はーとくんです。


歳のせいか、それとも急に太ったせいか……
( ̄ω ̄;) 謎は深まるばかりナリ…

え?

両方だろ?

ごもっとも





前回の記事⇒ 「合併症のころ 第一章 網膜剥離 ②大学病院へ」


平成15年(2003年)の6月、僕の左目は、突如、眼底内出血を起こしました。

2ヵ月後の8月、地元で一番大きな病院で、網膜剥離と診断され急遽大学病院へ行くことに……

大学病院で手術することになり、一旦準備のため家に帰ります。

僕は、正直、怖かったのです。
(^~^) 目の手術って怖いよね?


では一体どんな手術なのでしょう。

ちょっとうろ覚えな部分もあることを予めご理解ください。
(^ω^)/ ごめんなさい。


まず最初に目の構造から。

図で見たい人は、参天製薬 さんのサイトの画像を見てくださいね。
http://www.santen.co.jp/health/hakuri.shtml


眼球の中には、硝子体(しょうしたい)があり、眼球の内側の壁には網膜という組織がくっついています。

硝子体は、そのほとんどが水です。

網膜には、血管があり、この血管が破れると血が出てきて『眼底内出血』となります。

そのままにしておくと、目の内側の壁にくっついている網膜が剥がれる『網膜剥離』となる可能性があります。
(ノ_-。) 僕は、なりました…

網膜が剥がれた部分は、物が見えなくなります。

軽い場合は、レーザーとかで治せます。

重度になると手術が必要です。

早めの治療が肝心ですね。


参考までに、「医療法人 梶原眼科医院 硝子体手術
http://kajiwara-eye.com/shoshitai.shtml



まあ、結局、覚悟を決めて大学病院へ、手術のため入院する事にしたのです。
( ̄ω ̄;) 逃亡失敗…

入院の翌日、透析……そしてその日の午後5時……手術開始……
(・ε・) 透析と別の日にして欲しかったよ…

手術室の前に若いお医者さんが何人もいました。

どうやら勉強のためらしいです。


ではどんな手術だったのでしょう。
※ 多少間違いがあるかもしれません。ごめんなさい。

まず目の白目の部分に切込みを数箇所入れて、器具を挿入。

目の硝子体は、ほとんどが水(ゼリー状)ですから、一方から血で汚れた水(ゼリー状)を取り除き、もう一方からすぐに補充する。

これで網膜の奥までハッキリ見えるようになります。

実は、診察では奥の網膜まで見えてなかったらしいです。
(*_*) そんなに酷かったのね~?

さて器具を挿入してからは、網膜の破れた血管を塞いで出血を止めます。

それから網膜の剥がれた箇所、破れた箇所を元通りにくっ付けます。

よく分からないのですけど、棒みたいなものを使ってた感じです。
(^ω^)/ この辺、よく分かりません。ごめんね。

通常は、網膜をくっ付けて終わり。

でも僕の場合、剥がれた網膜が中心部でグシャグシャになっていたので、少しずつ伸ばしながら広げて くっ付ける作業を延々とされていました。
(;・ω・) 伸ばすとこ、うっすらと見えてたよ。

通常は、この後に、眼球内に網膜を固定するためのガスを入れて終わりです。
※ レーザーで凝固させて済ますこともあります。


ガスを入れるというのは、どういうことでしょう。

顔を下に向けると当然、網膜の奥の視神経に繋がる部分が上にきますね。

それを水より比重が軽いガスで、眼球の内側から圧迫して固定させるのが目的です。
※ 平成15年(2003年)当時の手術です。

ガスは、2週間ほどで体内に吸収され、その間、ずっと下を向いて暮らさなければなりません。
(TωT)これが辛い

さらに……重症すぎて、ガスでは追いつかない場合、シリコンを入れます。


僕は、シリコンでした。

シリコンは、ガスより強力に、しかも長い時間固定する事ができるのです。

でも数ヶ月経つと、今度は、シリコンを抜かなければなりません。

はい! 再手術で抜きます。


予定では、1~2時間で終わるはずだった僕の手術。

結局、4時間もかかってしまいました。
o(^-^)o ありがとうございます。

幸い、心配していた むずむずくんも出てこなくて済みました♪

それと、最初に眼底内出血した原因は、結局、分からなかったのです。

一応、自分なりに推測はしてるのですけど、間違ってるかもしれないので書かないでおきます。
(´・ω・`) ごめんね



こうして僕の網膜剥離の手術は、無事に終わりました。

残念ながら元の視力には、戻りませんでしたけれど、失明の危機だけは避けられたのです。
(●^ー^●) 感謝、感謝です♪

でもって、翌年の5月に今度は、シリコンを抜くための手術が決定しました。


ところが……

翌年、予期しない事態が僕を襲います。




今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございます。

それでは、また次回に♪







またね ( ´ ▽ ` )ノ






続きを読む⇒ 「合併症のころ 第二章 腎臓癌 右編」

前回の記事⇒ 「合併症のころ 第一章 網膜剥離 ②大学病院へ」

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