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今回の【くらえもん的ドラえもん解説】のコーナーは、前回予告させていただいた通り、短編より『バイバイン』という話を取り上げたいと思います。この話はドラえもんの中でも結構有名なエピソードですが、ある意味ホラーな話です(笑)。
この話は１９７８年の「小学三年生」２月号に掲載されておりました。
それでは、以下、ネタバレ注意!!!!!
冒頭、皿の上にのったくりまんじゅんうを見つめてうなっているのび太。
（何を悩んでいるのでしょうか？）
のび太「このくりまんじゅう、食べるとうまいけどなくなるだろ。食べないとなくならないけど、うまくないだろ。食べてもなくならないようにできないかなあ……。」
（くだらん＼(*｀∧´)／ 半分食べて半分とっておけ！！）
そこでドラえもんが出したのが「バイバイン」というなんでも増やす薬。
（そんな便利なものがあるのか。）
しかし、あぶないからと言ってひっこめようとするドラえもん。
（え？危ない？）
もちろんのび太は抗議します。
（出しといてそりゃねぇだろ！ってわけですね(;^_^A）
そこで、ドラえもんは薬で増やしたまんじゅうは残さず食べるようにとの約束をとりつけたうえで薬を使用します。
（残すとどうなるというのでしょうか。）
さっそく、ドラえもんはくりまんじゅうに「バイバイン」をかけます。どうやら、この薬をかけると５分ごとに倍になるようです。
（しかし、その質量はどっから持ってくるのでしょうか？）
さて、最初の５分が経過し、くりまんじゅうが２個に増えます。
（仕組みは分かりませんが、とにかく２個に増えました。）
ドラえもんは仲良く１個ずつ食べようと提案しますが、のび太はあと５分待って４個に増やそうと言います。
（まぁ、１個ずつ食べたら結局のび太は１個しか食べれませんからね？）
しかし、それにヘソを曲げたドラえもんはどら焼きの方がいいと言って去っていきます。
（ちょっと、待てぃヽ(`Д´)ノ これ、このままにしてていいと思ってんのか？）
さぁ、さらに５分が経過して４個になったくりまんじゅう。のび太は最後の１個を残して永久にくりまんじゅうを食べれるようにしようと企みます。
（どんだけ、くりまんじゅう食べる気だよ(;^_^A）
１個になったくりまんじゅうが１０分後に４個に、そしてまた３個食べて１個残し、その１０分後再び４個に。
（この２０分の間に６個のくりまんじゅうを食べたことになります。）
しかし、のび太の胃袋はついに限界！！
（ほら見ろ、言わんこっちゃない(｀Δ´)）
のび太はドラえもんを呼ぶも・・・ドラえもんはいません。
（肝心な時にいない青デブ）
そこでのび太はママにくりまんじゅうを持っていきます。しかし、ママは３個で限界。
（あと１個、のび太、お前が気合を入れて食え！！）
しかし、のび太は満腹すぎて食べれず、再びくりまんじゅうは２個に増殖。
（１個でも無理なのに２個になっちまったぞ。どうする？）
のび太は緊急でジャイアン、スネ夫、しずかちゃんを電話で呼び、くりまんじゅうを振る舞います。
（おしゃべりしている間にもくりまんじゅうは増え続け、現時点で画面上にはくりまんじゅうは７個に。）
みんなでくりまんじゅうを食べますが、最後の１個を残して、みんな限界を迎えます。
（えーーーーーっΣ(ﾟдﾟ;)）
のび太は誰かに食べてもらおうとしますが、みんな無理。しかも、その間も増え続けるくりまんじゅう。
（計画性が足りませんでしたな…。）
焦るのび太はくりまんじゅうをゴミ箱に捨てて封印。
（ちょいちょいちょーーーーーいヽ(`Д´)ノ）
そこに帰ってくるドラえもん。
（貴様・・・どこへ行ってた？）
ドラえもん「のこさずに食べた？」
のび太「う、うん…。」
ドラえもん「そりゃよかった。もしのこってたら、たいへんなことになるところだった。」
（『人間製造機』のときと同じパターン（‐＾皿＾‐））
くらえもん的ドラえもん解説・第24回『人間製造機』
http://ameblo.jp/claemonstar/entry-11967557784.html
そこでドラえもんは１個のくりまんじゅうが１時間でいくつになると思うのかのび太に尋ねます。
のび太「さあ……、百個ぐらい？」
（答えは４０９６個です。）
そして２時間では１６７７万７２１６個に。さらにはその１５分後には１億個を突破し、１日で地球がくりまんじゅうに埋め尽くされることをのび太は知らされます。
（のび太、大パニック（‐＾皿＾‐））
ゴミ箱にくりまんじゅうを捨てたことを白状したのび太。そして、現場にかけつけるとそこには数百個を超えるくりまんじゅうの山が！！
（恐怖のくりまんじゅう・・・）
ドラえもんはくりまんじゅうの山をふろしきに包み、ロケットで大気圏外へ飛ばし、なんとかことなきをえました。
（これで本当に解決したのか？？）
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いやぁ。くりまんじゅう恐ろしいですね。
これって、食べてしまえば増えないんですよね。じゃなきゃ胃の中で増殖し続けて体の中から破裂してしまいますからね(;^_^A
もしかして、原形を失えば増えないのかな？
それだったら、わざわざ食べないでも手でぐちゃぐちゃに潰すだけでもよかったかもですね。
だとすると、もしうっかり丸飲みしてしまったら・・・。いや、考えるのはよそう・・・。
食べ物にかけたら食べることで無限増殖を食い止めることができますが、たとえばうっかり車にかけちゃったとしましょう。・・・ほら、考えるとコワイですよね？
それにしてもどういう仕組みで増えるんですかね？空気から原子を取り出して再構成して同じものを２つ作るのか？それとも、実は見かけは２倍だけど質量は半分になっていたりとか？お腹がいっぱいになっているところを見ると同じものを２倍にしているんでしょうが。
そう言えば、宇宙空間に飛ばしたくりまんじゅうは無限増殖しないんですかね？
質量が増え続ければブラックホール化して増殖が止まるという説もありますが
栗饅頭でブラックホール
http://www.tokyo-nazo.net/tenten/dra/mame.html
ドラえもんのロケットは光速ロケットであり、時間が経過しない（＝栗饅頭は増えない）という説も。
栗饅頭でブラックホールはできなかった
http://www.tokyo-nazo.net/tenten/dra/mame2.html
光速ロケットなんてブッ飛ばしたら、その反対側にいるのび太たちにも大きな衝撃が及びそうですが(;^_^A
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政治経済初心者必見！！
http://ameblo.jp/claemonstar/entry-11932947967.html
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くらえもんの気ままに読書まとめ
http://ameblo.jp/claemonstar/entry-11944673248.html
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くらえもん的ドラえもん解説
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