80'sメタルフィギュアカタログ
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【CITADEL】≪ジェス・グッドウィン Jes Goodwin≫『英雄の介添人』

 

 
  
今回は80年代に活躍した彫刻家で最も有名な方を紹介します。
CITADELの彫刻家の『ジェス・グッドウィン』氏です。

CITADELで活躍した彫刻家で『ヒロイックファイター』『エターナルチャンピオン』『バルログBOX』などCITADELの人気作品に携わり、数多くの傑作品を世に送り出しました。

作風としては鼻筋の通った顔立ちを好み、溝の深いデティールや無駄の無い面取りなど非常に立体映えする造形です。

 
グッドウィン氏の人気は造形だけでなくデザインも自身でこなす力量にあった事だと思います。
特に有名な『ヒロイックファイターBOX』はBOXアートまで自身で描いた事でも話題になりました。
私個人としては騎士や戦士の造形に関しては80年代で最も優れた造形をした方だと評価しています。


 『エタナールチャンピオン』より『ホークムーン』

 
鎧を着た騎士のデフォルメが独特で、リアルすぎない程度に簡略化するセンスは流石です。

 こだわり抜いた独自のデザインは80年代には熱狂的な支持を得て、爆発的に世界中に広まりました。

 
 
 

≪竜が棲む情景≫『グレナディア ドラゴンロード』より『フロスト ドラゴン』≪メタルフィギュア≫



≪グレナディア ドラゴンロード≫『ジョン・デネット』作

今回はグレナディア人気シリーズ『ドラゴン オブ ザ マンス』から『FROST DRAGON』を紹介します。
雪山を守護するに相応しく堅い鱗と長い毛皮に覆われた、美しい竜です。
良く見ると猫科の動物を彷彿させる敏捷的なポージングがなされており、躍動感があります。

このシリーズをメインで制作されてる『ジョン・デネット』は数多くのドラゴンを制作されていますが、その中でも特に輝きを放つ作品の一つです。


 翼や尻尾など動きのある作品です。
キッチリとバランスが取れており好感が持てます。

 『パッケージ』

『D&D』の表記があるんですね。
やはりこのシリーズのデザインの良さは『D&D』が監修した成果なのでしょうか?
だとすると出来の良さにも納得しますね。


 

≪80年代黄金期チラシ≫≪グレナディア メタルフィギュア HJ販促品≫

 

『ホビージャパン』でカタログ購入時に同封されていた、カレンダーカードです。
当時は本当にメタルフィギュアの写真が少なく、カラーの写真に至っては月に『ホビージャパン』・『タクティクス』・『ゲームグラフィック』などの雑誌で数カット紹介されるのみでしたので、とにかく必死でスクラップブックに情報を保管していました。

代理店である『ホビージャパン』では『メタルワールド』と題うちメタルフィギュアを取り上げていましたいましたが、残念ながら89年頃から急速にブームが下火になった事で連載も終了し、誌面から完全に消える事になりました。
出来ればホービージャパンで特集本を一冊出して欲しかったと切に思います。

当時を振り返ると意外と知られていませんが、(もしくは全く)アニメ雑誌『ニュータイプ』にホービーコーナーがあり、メタルフィギュアがひっそりと紹介されていました。
二色刷りながらも写真入りで『CITADEL AD&D』のブリスター『エビルファイターズ』『バーバリアンズ』、ドラゴンBOX、グレナディア ニック・ランド トロール、ドラゴンロード 『フロストドラゴン』、『クトゥルフBOX』、『デニゼン』アンデットなど、担当者の欲が赴くままに紹介されており、商品に対する熱気を紹介文からも読み取る事が出来るほど熱いコーナーでした。
気になった方は古本屋でお探し下さい。



1988年…短いブームを感じさせる販促品です。
販促品で思い出しましたが、グレナディアの『ドラゴン オブ ザ マンス』シリーズのB3サイズのボスターも何処かで頂いた記憶があります。

【CITADEL】≪D&Dへの招待状 モンスタースタートBOX』シタデルメタルフィギュア



【CITADEL】≪D&D スタートBOX≫

80年代に全世界で爆発的なブームを引き起こした≪D&D≫から入門者用の『モンスターBOX』を紹介します。

以前紹介した『プレイヤー用の入門BOX』と、対となる『モンスター用の入門BOX』です。
この2BOXがあれば『D&D』を楽しめる構成になっており、このBOXでメタルフィギュアを初めて使用した人も多いのではないでしょうか?

ゲーム脇役であるゲーム用の駒から『ファンタジーメタルフィギュア』の革命が始まり、精密な造形や多彩なバリエーションの多さにからコレクション性が生まれました。
そう言った意味ではまさに記念すべきBOXと言えます。

【CITADEL】≪D&D GIANT RATS≫
 
【CITADEL】≪D&D GNOLL≫
 
【CITADEL】≪D&D BUGBEAR≫

 
【CITADEL】≪D&D SKELETON≫


【CITADEL】≪D&D ORC≫

 
【CITADEL】≪D&D KOBOLD≫

 
【CITADEL】≪D&D GIANT FIRE BEETLES≫

 

【CITADEL】≪D&D STIRGE≫


 
【CITADEL】≪D&D モンスターBOX≫パッケージ
 

【CITADEL】≪D&D スタートBOX≫BOX裏



プレイヤーBOXと合わせると1枚の絵になる構図です。

【グレナディア】天空を舞う宝石≪PEGACORNペガコーン≫メタルフィギュア

 
≪グレナディア≫『PEGACORN』≪サンドラ・ギャリティ≫作

私もよく知りませんが多分名前からすると『ペガサス』と『ユニコーン』の子供なのでしょう?
あまり造形では見らませんが、≪サンドラ・ギャリティ≫氏が見事なバランスで誕生させました。
この方は『グレナディア』・『ラルパーサ』・『リーパー』と渡り歩き、『ペガサス』や『ユニコーン』を数多く制作しています。
※多分一番多く制作してると思います。
馬の持つ躍動感と翼の優美さを見事に再現している手腕は流石と言った所です。

 

制作年は恐らく90年代初期だと思います。
80年代が終わり、まだ頑張って良いタルフィギュアを制作しているなと感じた作品です。
『グレナディア』黄金期の残光を感じる良品です、是非お探し下さい。

 
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