80'sメタルフィギュアカタログ -2ページ目

≪竜が棲む情景≫『グレナディア ドラゴンロード』より『シャイアー ドラゴン』≪メタルフィギュア≫


 

≪グレナディア ドラゴンロード≫より『ジョン・デネット』作

今回は80年代黄金期≪グレナディア≫を代表する人気シリーズ≪ドラゴン オブ ザ マンス≫より『シャイヤー ドラゴン』を紹介します。

非常に人気のある初期≪ドラゴン オブ ザ マンス≫の中でも特に異色を放っているドラゴンです。
初期のBOXアートには人と和む姿が描かれており、造形も愛嬌がある表情が印象的です。



一見不格好なバランスですが『ジョン・デネット』氏の見事な造形技術でまとまりのあるドラゴンに仕上がっています。


残念ながら初期のBOXセットではなく、再販のブリスター版なので付属のフィギュア2体は付属していません。
それでも店頭でこのブリスターを見つけた時は狂喜乱舞して即レジに直行しました。

 

≪グレナディア≫ファンタジーワールドとの邂逅『エンカウンター ブラッド バレー』メタルフィギュア

 

【2028】≪グレナディア ブラッド バレー≫より

今回はグレナディアの人気シリーズ『ドラゴン ロード』より『FANTASY ENCOUNTER』レーベルを紹介します。

メタルフィギュアといえばゲームの駒を使用目的にプレイヤーキャラクターやモンスターが制作されていましたが、『FANTASY ENCOUNTER』レーベルは純粋にメタルフィギュアの造形やファンタジーの情景を愉しむ目的で制作されています。

メイン彫刻家に『アンドレ・チャナック』氏・『ウィリアム・ワット』氏などを起用するグレナディアの意気込みは感じますが、漠然と『ファンタジーシーンで遭遇する人々』を題材にする打ち出しの弱さもあり、個人的にはパッとしない印象を受けます。

意外とファンタジーシーンを題材にラインナップを制作する事は珍しくありませんが、やはり『指輪物語』や『ドラゴンランス』・『エターナルチャンピオン』など原作が題材にならないと売れないのが現状です。

個人的には『CITADEL』の『バルログBOX』がファンタジーシーンを見事に再現した名作だと思います。
あと『ミスリル社』も『指輪物語』を題材に面白い製品を制作していますね。


パッケージです。
躍動感溢れる女性戦士が気に入り、完全にジャケット買いです。


特徴である情景のセットが面白いです。
負傷しているモンスターなど意外と味があります。

 
『アンドレ・チャナック』氏の安定感は流石なのですが、『ウィリアム・ワット』氏はいささか精彩の欠く出来で残念です。

あれ一匹足りない・・・

≪竜が棲む情景≫『グレナディア ドラゴンロード』より『ブロンズ ドラゴン』≪メタルフィギュア≫


『John Dennett』≪ジョン・デネット≫作

グレナディアの人気シリーズ『ドラゴンロード』より『ブロンズ ドラゴン』。
私の好きなジョン・デネット氏の作品で、翼の表現が特徴的なドラゴンです。
付属に宝石の台座と宝石が付きます。



≪パッケージ≫

おそらくパッケージイラストが先で彫刻家が原型を制作するのでしょうが、『ジョン・デネット』氏はイメージを優先して自由に制作しています。
『ドラゴン オブ ザ マンスⅡ』になると、比較的イラストと造形が似てくるのが面白いです。


 
≪商品説明≫


≪Pinnacle≫独自の世界観を貫く『ピナクル』【PEG】メタルフィギュア


≪Pinnacle Entertainment Group≫1998年作 ≪グレナディアよりデーモン≫

90年代メタルフィギュア衰退期にスポット的に日本にも輸入されたメーカーです。
『イエローサブマリン』で取り扱いがありました。
『CITADEL』の『AD&D』を手掛けた『Bob Naismith ボブ・ネースミス』によって制作されました。

定番のファンタジー路線ではなく、独自の世界観を元にキャラクター展開を行っていました。

個人的には絶対に購入しないメーカーなのですが、シルクハットに改造銃の姿が『クトゥルフ』の世界観に合いそうなので、試しに購入してみました。

造形は大味ですが、変わったデザインの多いメーカーです。
ちなみに上記の3体はアメリカの諜報員だそうです。


 

≪CITADEL≫80年代黄金期チラシ≪D&D ドラゴンBOX≫




≪ファンタジージャーナル≫より
日本だと2400円で販売されていました。
当時CITADELのブリスターが1300円くらいだったので、そこそこ高いです。
原型はCITADELのエース≪ニック・ビビィ≫氏

 
≪CITADEL≫『グリーン ドラゴン』


 

残念ながら中身はありませんが、小柄ながら躍動感に溢れた作品でした。