まるで「スターシップ・トゥルーパーズ」 | 映画バー「銀幕酒場」オフィシャルブログ[バーの紹介とか、映画やDVDやドラマやアニメや演劇のハナシ]

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まるで「スターシップ・トゥルーパーズ」なショーゲキ

ただいま放映中の「トータル・イクリプス」のプロローグとなる「帝都燃ゆ(前・後編)」ご覧になりました?

帝都・京都を舞台に、異星起源種「BETA」と戦う女子高生たち(正確には、衛士養成学校生)の物語なんだけど、とにかく敵の物量作戦がハンパねぇ。

てか、人類は異星起源種「BETA」に勝てんの?

いや、勝てるわけないやろ!って雰囲気で、伝わってくる“人類の滅亡感”がとにかくスゴイんす。

しかも残酷描写も含めて、これって、もろ映画「スターシップ・トゥルーパーズ」じゃん……な臭い。

こりゃあ「ロボコップ 」「氷の微笑 」「トータル・リコール」のポール・バーホーベン監督が知ったら、実写化するんじゃないかって思った。

しかも「スターシップ・トゥルーパーズ」の原作にあたるロバート・A・ハインラインの「宇宙の戦士」っぽくもあるわけ。

まぁ、ロバート・A・ハインラインの「宇宙の戦士」といえば「機動戦士ガンダム」のモチーフになった“パワードスーツ”が有名だけど、この「トータル・イクリプス」って、ロボットもんなんだよね。

でも、映画「スターシップ・トゥルーパーズ」の戦場は、地球から遠い遠い惑星なんで、なんだかんだと地球外の怖い怖い物語だったでしょ。

しかし、この「トータル・イクリプス」の舞台は、もろ地球だ。

そこに、トンデモない物量作戦で敵がウヨウヨくるわけ。

逃げ場なんてない!

そりゃあ、もう「スーパーロボット大戦α」シリーズのキャッチコピー「人類に逃げ場なし」なんて問題にならないくらい、ホンマに逃げるとこない。

いや、マジでもう人類滅亡じゃん!

……こんな絶望感を味わうなんて、この夏は稲川淳二より、この「トータル・イクリプス」のほうが怖かった。

あっ、第3話からゴロッと物語の雰囲気は変わってるんだけどね……。

おかげで、寿命延びたかもしんないけど(※)。


※後日追記します。先日テレビでもやってたけど「ホラー映画を見ると、寿命が縮む」ってネタです。