日本航空ボーイング787-8 ビジネスクラス搭乗記 | 辛口Kazzy Sugaの不動産投資とこだわりの世界

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2ちゃんねるの「バリューブロガー不動産投資」でクソ大家から誹謗中傷され最高裁まで争った結果を公表しています。過去ログに名前と住所も載ってますので、特に福岡在住のMは、賃貸フェアで見かけたら指さして笑ってやって下さい♪

ホノルル行きの飛行機は「ボーイング787-8」で、最新鋭の中型ジェット旅客機です。
エンジン2基を搭載し、機内には通路が2本あり767に比べて燃料効率が20%向上されており、ボーイングの現行機種では最も優れた燃費効率を誇る最新鋭機種になります。
日本の技術も使われていて、胴体や主翼などの基本構造の50%に複合材が使用されている。



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エンジン後端のギザギザのシェブロンパターンにより、機体と外側とキャビンの両方の騒音を最大60%削減しているそうで、とても静かに快適に空の旅を堪能できる最新技術が盛り込まれている。
以前、ANAで札幌に行った時にもエンジンの近くの席だったがとても静かで快適でした。
中距離向けなので、ハワイ航路には1日4便就航してるそうです。

 

機内の窓は同等機種より30%以上大きめで、外の景色が非常に見やすく窓側の席をお勧めします。
日よけ(シェード)を上下に開閉する代わりに、窓の明るさ調整はボタン操作で行います。
エレクトロクロミック調光システムを採用しているので、窓を完全に透明な状態から完全に遮光された状態まで段階的に調整できるのが特徴ですが、ボタンに対して反応が少し遅く感じます。

 

シートコントローラーは非常に分かりやすく、指のタッチに対してとても柔かく反応する。
以前乗ったルフトハンザのレカロのシートコントローラーとは雲泥の差があると感じた。
ランバーサポート付きなのでホールド性も良いのだが、マッサージ機能があると良いでしょうね。
オーディオコントローラーも暗闇でも青く光るので、使いやすくボタンのタッチも非常に良いです。

 

液晶モニターが非常に大きく迫力のある映像が楽しめるが、今回は席はギャレーの壁がある席の為、モニターはシート内に格納された小さいモニターを使用するのが残念でしたね。
ボーイング787のビジネスクラスを予約する際には、前側に席があるシートを予約する方が良い。
この巨大モニターで映画を見ると、二度と小さなモニターでは満足しなくなるでしょうね。

 

ヘッドフォンは、エコノミークラスと一緒で、ノイズキャンセラー付きではなかった。
エンジン音を抑えた飛行機なのでしょうが、このヘッドフォンではビジネスクラスとは言えない。
ファーストクラスの設定の無い機体であれば、せめてヘッドフォンはBOSEくらいはエコノミークラスとの差別化はして欲しいですし、音質だって差別化するのが常識だと感じる。

 

席のアメニティーを見てみると、緑の100円ショップで買ったような安っぽい袋に入れられていた。
コストを抑えるにも程があると思いますが、緑色の袋の中身は黒いアメニティの数々だ、、。
この配色を誰が考えたか分かりませんが、センスの欠片も全く感じられません。
ビジネスクラスなのでせめて、ダークな色の布製に収納して欲しかったですね。

 

テーブルは肘掛横を少し開けると、折り畳まれたテーブルを引出す事ができる。
大きなテーブルは滑らない様に、薄いゴム製のシートが装着されているのが良いですね。
肘掛にも同じ素材のシートが張られているので、携帯やメガネを置いても滑らないですが、開いた右側が肘掛にテーブルが接地せす浮いてるので、コーヒー等の軽いモノは上下に振動するのが難点です。

出発前にウェルカムシャンペンや飲み物が来ないと思っていたら、CAさんが挨拶に訪れた。
CA「ご搭乗誠にありがとうございます!私が今回こちらの席を担当する○○と申します。何かありましたら遠慮なくお申し付けくださいませ!」
ANAだと、「須賀様、今回は、、」と話し始めるのだが、JALはまず自分の名前を言うようですね。

申し訳ないが、意地悪な質問をこのCAさんに投げかけてみた。
私「私の名前は覚えられましたか?」とニコッと笑いながら聞いてみた。
少し驚いた表情だったが、気を取り直してポケットからメモを取り出した。
CA「誠に申し訳ありません、須賀様、今覚えました!^^;:」

さて、これから始まる機内で、私の名前を何回呼ぶのか確認したいと思います。
ANAのファーストクラスでは、最高24回私の名前を呼んで頂いた素晴らし記録があります。
「須賀様、いつもご搭乗下さいまして、ありがとうございました」
「ウェルカムシャンパンでございます!須賀様」

「須賀様、お食事の前にシャンパンをお持ちいたしましょうか?」
「またのご搭乗お待ちしております、須賀様」
こんなに私の名前を繰り返してしまうと、それが当たり前になってきていた。
JALの最初に自分の名前を言うのはいいのだが、せめて客の名前ぐらい始めに暗記て欲しいね。

これがファーストクラスともなれば、CAさんもベテランのチーフパーサーとなる。
運行前のブリーフィングで、ビジネスクラスやエコノミークラスの搭乗客とは別格な扱いになる。
名前も年齢も既に知れ渡っていて、以前に何処に乗ったか搭乗記録を把握してるようだ。
私の好きな酒も取り揃えているし、夜食の「日清カップヌードルやどん兵衛」も用意してある。

静まりかえった機内で寝返りをうとうモノなら猫足でこっそりと来て、耳元で「須賀様、毛布をもう1枚お持ちしましょうか?」と囁かれるので、思わず抱きしめてしまう程の声を聞きたくて、ワザと寝返りをうつ事もあった程だ^^
くしゃみをすると、早速膝掛けを持ってきて「須賀様、寒いようでしたら、」と気遣って頂ける。

「須賀様、何かございましたら、いつでもお声掛けて下さい、どうぞ到着までごゆっくりお寛ぎ下さいませ!」と二コッ、二コッ、ニコニコニコと、ギャレーに戻るまでのショーアップは、老舗旅館の名物女将と錯覚してしまうのは、私だけではないと思う。
こんな接客をされてしまっては、本気で飛行機の中で暮らしても良いと思っているくらいだ。

水平飛行になりウェルカム・オレンジジュースを選び、さて楽しい機内食の始りです!
その前にヘッドホンの差込み口が分からす、CAさんを呼んだら足元のジャックに差込んで行った。
ヘッドフォンを頭に掛けるとオーディオの音がしないので、もう一度別のCAさんを呼んだら「こちらはパソコン用の電源ジャックなので、こちらの肩にある差込み口に差込んで下さい」と言う始末。

私「パソコン電源にジャックを差込んだのは、私ではなく別のCAさんなんだけど?」
CA「それは失礼しました!」
私「110Vの電源に差し込んだので、このヘッドフォンはショートしてるから交換してね」
CA「誠に申し訳ありませんでした」と、新しいヘッドホンを持ってきてジャックに差込んでくれた。

私「あの新人のCAさんは、機材の事を熟知してるのでしょうか?」
CA「訓練は受けておりますので、熟知しているはずなのですが申し訳ありません」
私「このヘッドフォンが高価なBOSEじゃなくて良かったですね」
CA「誠に申し訳あしませんでした」

100Vの電源とヘッドフォンのジャックの形は全く異なる形状なんですけどね。
ショートしなくて良かったが、非常に単純なミスです。
ミスしたCAさんは、最後まで謝りには来ませんでした。
まぁ~JALはその程度なのでしょうね^^;:

気を取り直して、映画「ロボコップ」を観る事にしました。
CAさんがメニューを一人ずつ配っていく時に、「須賀様、メニューは和食と洋食をご用意しております」と、始めて名前を呼んで頂きました。
1 回目のカウントになりますね^^

 

メニューの表紙は「BEDD」と書かれて4名のシェフが担当する様だ。
ハワイ線は、麻布十番「山田チカラ」監修による和食と洋食メニューで、私は和食を選んだ。
空の上のレストラン「BEDD」名前の最後のDの文字は、Dine(食べる)Delicious(美味しい)Dream(夢見心地)と言う意味だそうだ。

 

和食は左から、枝豆豆腐、梅酢和え、毛蟹の琥珀寄せ、とうもろこしのすり流し、醤油のヌーベと鱸(すずき)才巻海老とタコのお造り、刺身は醤油を泡状にしたヌーベで食すそうだ。
タコを醤油ヌーベに付けて食して見たが、茹でてあるので醤油のインパクトが強すぎて今一なのでタコは普通に山葵醤油の方が合いますが、鱸はヌーベが相性が良く美味しく頂きました。

 

台の物は、茄子釜盛り、鰈(かれい)白揚げになります。
茄子釜盛りは、出汁に醤油ベースの味に特徴も無く、淡白過ぎて特徴もなく美味しくありません。
鰈は揚げ出しですが、魚自体が特徴のある独特の旨味が引き出されていて非常に美味しかったです!
茄子は煮てしまうと歯応えが無くなるので、レンコンなどを混ぜると食感が楽しめると思うけどね。

 

ご飯は機内で炊きたての、最高級「南魚沼産コシヒカリ」を茶碗に盛りつけて運ばれてきた。
豊かな環境で育つ南魚沼の米は、ほのかな甘い香りのする美味しいコシヒカリで、水加減といい蒸らし時間にこだわった炊立てのご飯は美味しいのだが、熱すぎるんですよね^^;:
出来ればお櫃に移して、一旦冷まして水分を飛ばした方が味と風味が楽しめるんですけどね。

 

この炊立ての味を知ってしまうと、海外の航空会社の和食のご飯は食べられませんね。
やはり日本人が米を食す民族なので、やはり日本の航空会社には機内食は敵いません
デザートは、ココナッツのブランマンジェ、フランボワーズのロールケーキ、桃のコンポートにミントと烏龍茶のジュレを食しましたが、甘さ控えめで普通に美味しく頂きました。

 

到着2時間前には朝食が出されたのだが、これはエコノミーの朝食じゃないかと目を疑った。
アサイーボール、ペッパーポークとチェダーチーズのクロアッサンサンド、コーンコールスロー。
お子様ランチじゃないし、朝っぱらから甘いモン何か食える訳無いだろう?
それにコールスローの少ない量より、ドレッシングの量が多いのは理解できませんね。

私のJALの国際線のビジネスクラスの評価は、ANAのレベルではありませんでした。
炊立てのご飯が食べられるのは結構な事だが、私としてはANAのオモテナシの方が好きだ。
多分、ミスをしたCAさんは、契約社員だと思いますね。
一度は破産した会社が再建したのだが、期待とは裏腹に企業体質は変わっていないと感じた。



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