【バイパス手術】壮絶な3日間 | 成存の法則(すい臓ガンの場合)

成存の法則(すい臓ガンの場合)

母が膵臓癌になり「余命3ヶ月」と宣告されました。
それでも今も母は成存しています。そしてこれからも・・・

10月7日2013年


壮絶な三日間が終わりました (汗

何度もブログを書き始めては、母の看護にあたり、そして目まぐるしく変わる状況・・・

と書いては消し、消しては書いての繰り返しだったため、ちょっとまとまりの無い内容となってしまいます。くま


【当日】

手術室から出てきた母は、もうろうとした意識の中、しきりに、


「やってよかった?」

「上手く行った?」


と何度も何度も聞いてきました。


私と父は、

「うん!大成功だよ! 予定時間3時間ピッタリに終わって上手く行ったよ!!」


と何度も何度も答えました。


部屋へ戻ると、熱が徐々に上がりだし、ピークでは39度まで行きましたが、また数時間後に下がりだしました。 痛みの方は徐々に麻酔が切れていくにつれ、母は痛がり出し、睡眠薬を点滴で入れるまでは、本当に辛そうでした。 背中からは、24時間継続的に痛み止めを入れ、6時間ごとには点滴からの痛み止めを入れ続けたのですが、痛みは治まらず、辛い夜を過ごしました。

(※途中数時間寝てる時もありました)



【術後1日目】

朝から母の激痛からのうなり声で目が覚め、慌てて看護師を何度も呼びました。 昨日より痛みは激しく、痛み止めでは留まる事を知りません。 痛みはどんどん増し、最早寝ている時以外はずーっと激痛・・・と言う時間が過ぎました。 母も、「やらない方が良かった・・・(涙)」と言う始末。 昼からは旦那さんも駆けつけてくれたのですが、話す余裕も無い程の痛みで、私も母の痛みを少しでも取ろうと、肩や頭をなでたりするので必死で、壮絶な一日となりました。  

私と旦那さんは近くのホテルへ、父が病室へ泊まったのですが、その夜が痛みの峠だったようで・・・とてつもなく辛い夜だったようです。 「私は何かあればすぐ行くから」と父に言い電話を掛けていたのに、父は気を遣ってからか、「大丈夫」と対応。 しかし翌朝聞いてみると、母は涙を流して苦しみ続けたようです。くま 



【術後2日目 】

朝、父に電話すると、その夜の事を聞き、父も一睡もしていないから早く病院に来るよう言われ、慌てて病院へ行きました。 母は昨日より更に痛みで苦しんでおり、もう激痛から喘ぎもがく声が出続ける程でした。 先生も来て下さり、張るタイプの痛み止め(麻薬パッチ)を出してくれ、鼻からのチューブもやり直してくださったりと、母の苦しみを軽減しようとして下さりました。 そのパッチのお蔭からか、母はお昼頃に掛け2~3時間に寝る事が出来き、次目覚めた時には、痛みからある程度は解放されていました。 (※それでももちろん、継続的な痛みは続いています)


この3日間で、初めてテレビをつけるゆとりが少し出てきて、姿勢をベットのままですが、起こしてみたり・・・と確実に金曜日・土曜日より痛みが抑えられた様子でした。

ちょうどタイミング良く、兄も駆けつけ、「明日には孫ちゃんを連れてくるから!」と母を喜ばせ励ましました。 父と旦那さんは、夜遅く帰っていき、私は病院へ泊まりました。



【術後3日目】

夜中、睡眠薬を使ったのにも関わらず、2時間おきに母は痛みで目が覚め、そこから痛み止めや更に強い睡眠薬等を使い、朝まで何とか乗り切りました。 でも最後に入れた睡眠薬が3時30・・・その眠りの後は、痛みも治まり、いくらかましな様子で朝を迎える事が出来ました。 でも、母は朝からお腹がパンパンで「腹水が溜まりだしたのかも・・・」と不安がっていました。 先生に尋ねると、原因はお腹に溜まっているガスのようで、体を動かして体内の巡りを良くすれば楽になると言ってもらえちょっと安心。    

昼ぐらいには、兄夫婦+孫ちゃんも来てくれて、楽しい数時間を過ごせました。

しかも、兄の計らいで、なんと今日は孫ちゃんの誕生日!!・・・2歳になる日を一緒に祝えて本当母も喜んでいました^^ 


兄夫婦が帰ってから、少し休憩し、そこから歩くリハビリをしたのですが、やっぱり丸3日ベットの上だった母には結構大変な作業だったみたいです。 それでも「リハビリが遅れれば、退院が遅れる・・・」と言われた事もあり、夜にこっそり個室のトイレまで歩いたり頑張りましたあは


鼻のチューブや体に付いてる装置もドンドンはずされ、

母の口からもポジティブな言葉がすこ~しずつ出始めてきたので、本当に(痛みの)峠は過ぎたのかな?と思える日でもありました。


こうやって振り返り書くと、数行で要約して書いていますが、実際この3日間の間には色々な事があり、なにより母は本当に苦しい時間を過ごしました。



さて、今日の夜はどうなることやら・・・

母が痛みに苦しまずしっかり寝れるといいなぁ・・・