バイパス手術について(膵臓がんの場合) | 成存の法則(すい臓ガンの場合)

成存の法則(すい臓ガンの場合)

母が膵臓癌になり「余命3ヶ月」と宣告されました。
それでも今も母は成存しています。そしてこれからも・・・


母の胃の異変(痛み・吐き気・膨満感)の原因は、腹膜播種の肥大から来るものでした。

ガン細胞は、周りの物を引き込み、巻き込みながら大きくなっていくようで、母の播種も胃や小腸などを引っ張りながら大きくなっていった結果、臓器の変形・管が細くなって通過障害へ繋がったようです。



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実際開腹すると、胃や小腸辺り一帯に、5センチ程の腹膜播種が確認され、この1つの播種が、キューッとその周りを引き込んでいる様子のようです。 


もちろん播種自体には触らず、先生は胃と小腸を繋げてくださいました。 今の段階では、完全にシャットダウンしている管ではありませんが、いずれは播種がもっと巻き込もうと、閉じるであろうとの事でした。 なので、繋げたバイパスも少し大きめのスペースを取ったみたいです。 



今回のこの決断は、果たして正しかったのか・・・それは神しか知り得ません。



ただ、何もしなかったら、このまま飲食ができなくなっていき、衰弱を待つだけになります。 それだけでは無く、癌の浸食スピードも増し、それこそあと余命2ヶ月 (´□`。)

それならば、1日も早くバイパス手術をして、また食べれるようになれば、また免疫力も高められ、次なるステージで癌と戦える事ができる腕。


でもその反面、手術をする事で、癌を刺激し、進行悪化を早める可能性もあります。 

実際、腹膜播種をCT上で確認できなかった方が、膵臓がん摘出の手術に挑み、開腹したら腹膜播種があったとの事で直ぐ閉腹。でも、その1ヶ月後に亡くなったケースもあったそうです。 お腹を開いただけで、腹水が溜まりだしたそうですガーン


・・・と、まぁ本当に本当に苦渋の決断でした。


そして、3時間に及ぶバイパス手術は成功したものの、勝負はこれからです。 


母には「大丈夫!大丈夫!」と言っていますが、その腹水がとても心配です。 栄養や頑張りでどうにかなるものなのかもわからないし。 でもやれることは母も家族も頑張っていきます!



神様・・・どうかここまで頑張った母にさらなる試練を与えないでください・・・