先日、いつものように、毎週水曜夜のテレビ東京系の「やりすぎコージー」から「ワールドビジネスサテライト」を続けて見る時の頭の切り替えがタイヘンだと思っていたら、
なんと、社員50人以下で、予定採用者数は10人程度なのに、今年度の新規採用の応募者数が2万6千人を超えた企業があると聞き、ちょっと調べてみました。
すると、確かにありました。そのスゴイ企業。
その企業の名は、「ライブレボリューション」。
現・社長の増永寛之(ますなが ひろゆき)さん達が2000年に創業された企業で、現在は携帯電話などモバイル広告の代理店事業をメインにおこなっています(最寄駅:JR山手線「田町」)。
なお、T.M.Revolution(ティー・エム・レボリューション)や、「ダンス・ダンス・レボリューション・ディズニーズ・レイヴ」と間違えないようにしましょう。
『・・・そんなにムリヤリ間違える人、いないと思いますが。』
まだ一般的には知名度がそれほど高くない、この企業の人気の理由はどこにあるのでしょう。
まずは、ホームページをご覧下さい。
「ライブレボリューション」HP↓
(http://www.live-revolution.co.jp/ )
「就職活動中に出会った魅力的な企業2011 第1位(3年連続)」
「最も良かった会社説明会ランキング2011 第1位」
・・・など、スゴイ数字がたくさんならんでいます。
これらのデータからは、「もともとライブレボリューションについてあまり知らず、実際に説明会に参加してはじめてこの企業に就職したいと思った学生さんが多い」ということが読み取れます。
さて、先ほど書いた人気の理由ですが、参考資料やブログでの評判などから筆者が分析すると大きく2つの理由があると思います。
1つ目の理由は、「創業の信条に共感して応募する学生さんが多いから」。
その信条とは、「宇宙一愛される企業を目指す」ということです。
日本一、世界一ではなく、宇宙一です。
また、ライブレボリューションでは、社員を「メンバー」と呼び、社員を「宇宙一」大切にすると広言(こうげん)しています。
そこまで言い切れる企業が、いま日本にどれぐらいあるでしょうか。
単なるスローガンではなく、実際に応募した学生さんへの対応も他社に比べて格段に良いので、口コミやブログ・ツイッターなどで「いい企業にめぐりあった」という話が広がり、結果として応募が増えたのだと思います。
いわば、リアル「めぐりあい宇宙(そら)」とも言えるでしょう。
『・・・ムリヤリにガンダムを入れずに、話を軌道修正して下さい。』
もう1つの理由は、「人材確保のための努力をおこたらないから」。
ユニークな採用説明会や、本の出版、インターンシップの利用。またツイッターで社長や採用担当の方をフォローできることで、応募する側も企業のトップが何を考えているのかすぐにわかります。
また、企業の求めている人材と、応募者とのミスマッチも減らすことができます。
しかも現在のところ中途採用をおこなっていないので、ゼロから仕事を覚える人でも入りやすい環境もととのっています。
これらの信条や努力の結果として、不況といわれる現在でも、右肩上がりの成長を続け、今期は売上高・利益とも過去最高を更新する見込みだそうです。
企業を経営されている方には、不況を言い訳にせず、結果を出す経営の良い見本になるのではないでしょうか。
ちなみに、劇場版「機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙」で最終決戦の舞台となった「ア・バオア・クー」の名前は、インドのラジャスターン地方にいると伝えられている幻獣(げんじゅう)、「ア・バオ・ア・クゥー(A Bao A Qu)」が由来だといわれています。
(参考:フジサンケイビジネスアイ 2010年12月8日号)
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http://ameblo.jp/chottonodoryoku/entry-10730224789.html
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http://ameblo.jp/chottonodoryoku/entry-10702103460.html
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http://ameblo.jp/chottonodoryoku/entry-10684878908.html
ガンダムでビジネス知識を説明した記事へのリンク集Ⅴ↓
http://ameblo.jp/chottonodoryoku/entry-10723523092.html