一昨日の日曜日、日吉大社の参道にある律院に行ってきました。
ちょうどこの日は、2カ月に一度の大黒天浴餅供の日。
浴餅とは、
かゆ状にした餅米を阿闍梨様が大黒様に御供養することです。
大黒様って大きな俵に乗っていらっしゃるでしょう。
つまり、大黒様の好物であるお米を粥にして、
掛けて差し上げるとたいそう喜ばれるのだそうです。
因みに、大黒様は珍菓美酒等をお供えすると甘露のあめを降らさんと
お経にも読まれています。
ところで、
大黒様は七福神の中の一神様なので、神様のはずなのですが、
比叡山延暦寺のお山の上では、
秀吉が祈願して天下を取ったといわれている三面出世大黒天が祀られ、
お山の下では、阿闍梨さまが、大聖大悲大黒天を御祀りしています。
その昔、
神仏習合(神様と仏様を一緒に御祀り)だったからなのでしょうか!?
我家でも、20年以上前から自宅で大黒様をお祀りしています。
比叡山に大黒様がいらっしゃることなど露知らず、
麓に越してきたのも何かのご縁でしょうか!?
ご供養の前に、
大広間でお庭を借景に、おうすと和菓子をいただきました。
お粥を炊く紫色の釜に真っ白いお粥が山盛りのっているさまを、
和菓子にしたもので、
写真に納められなかったのが残念です。
スマホもタブレットも盗撮防止とかで、
シャッター音をサイレントに出来なくしてあるので、
こういう時にははばかれます。
静寂の中で、
カシャって音がしたら興ざめというかヒンシュクものですものね。
今日我家では、糯米をお粥にして、麹を混ぜて、甘酒を作っております。
いつもは、普通に炊いた白ご飯で作っているのですが、
糯米でお粥を炊いて作ると、
いっそう甘い甘酒ができると聞きかじったので早速・・・
材料は麹と糯米と水、たったこれだけ!!
現在、炊飯器で保温中。
できあがるのは、本日夜中。
人間も喜ぶ、美味して甘~い甘い甘酒が出来るといいのですが・・・
また、明日にでもご報告します!!
糯米粥から作る甘ーい麹甘酒
材料
麹1袋 200g
乾燥糯米1合 150g
①糯米を炊飯器に入れ、白米を3合炊く時のところまでお水を入れ、
炊飯。お粥スイッチがあればお粥モードで炊飯。
②炊きあがったら、60℃まで冷ます。
内釜ごと、ため水につけて冷ましました。
③60度まで下がったら、麹をパラパラにして入れ、冷水を100cc入れて55度まで下げる。
④炊飯器に戻し、55℃~60℃をキープしながら10~12時間保温(強弱あれば弱の方がよいと思います)。内釜にキッチンペーパーかガーゼを掛け、炊飯器の蓋は開け気味で。
間で、何度かかき混ぜてください。
その度に、温度も確認して下さいね!
注:冬場は、炊飯器の蓋は、内釜の手前に箸を1本挟んだ程度の隙間でよいが、夏場は、蓋をほぼ全開位が良さそう。蓋の開け具合は、温度計で確認して下さい。
では、出来上がりは明日ご紹介します!!
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今日のびわ湖は薄曇りですが、
昨日より涼しくて強いくらいの風か一日中吹きこんでいました!!