B型の恋人 152 | ネガティブ、アナログ人間

ネガティブ、アナログ人間

東方神起のユノとチャンミンが大好きです。
二人のあまりの格好良さに、二次元の世界のようで、日々妄想しています。
ここにでてくるお話は、あくまでも妄想であって、本人達とは、全く関係ございません。

基本アナログでネガティブです。



残念ながら、俺の悪霊は徐霊できてない。

そして、そのことを、元モンスターハンター部のチャンミンが気がつくのもすぐだった。

「徐霊します?」

「ばーか!」

「とりついてますけど。」

「うるせぇー!」

「ふーん。女の霊でこうなるんだ。」

「おまえは、平気だったのかよ。」

「僕は、見るものを選んでます。高画質、ビジュアル、声すべてにおいて、トリプルAランクのものを。
あの声では、とりつかれません。」

「そ、そんなわけあるか!」

「現にみてください。とりつかれてない。」

「見てもわからないから、確かめたい。」

「へ?」

「こうするんだよ。」

俺は、まるで中学生のようにチャンミンの魂に触れた。

「ぎゃ!何するんですか!」

「確かめたの。」

「子供か!」

「そこは、もう大人だったよ。」

わかりやすい。
また、顔を赤らめていく。

「だって、今、目の前にいるのが、高画質、ビジュアル、声すべてにおいて、トリプルAなんだもん。」

「ふふふ、ありがとう。そして、これは二次元じゃないよ、三次元だ。触れてみて。」

「おさわりもオッケーなんですか?」

「優しくね。激しいと襲いたくなっちゃうから。」

「では、失礼します。」

わざわざ俺に向かって手を合わす。

ほんの少し軽くだけ触れるとこが、こいつがまだ恥じらいが抜けないところ。

「おおお!!!」

「少しだけ、先してみる?漫画本の続きのように。」

「へ?……あー!見ましたか?僕の鞄の中。」

しまった!