初めて挑んだジオラマづくり♫
四方山話もついに千秋楽!
これまでの取り組みはこちら☟
ジオラマ「雨宿り」メイキング③ 格安ジオラマの作り方(外壁編)
ジオラマ「雨宿り」メイキング④ 格安ジオラマの作り方(雨の表現編)
今回はジオラマのディテールに花を添えてくれるおまけ達をご紹介♪
① 街角の小物達(トータル150円くらいかな?)
古びた木箱,樽,ロープ。
こういうのがあると,海賊っぽさがでるかな?とサンジの片隅に添えてみました。
バケツは気まぐれでおまけしてみたwww
まず、木箱。
材料は2mm厚のMDF材と木目テクスチャのコピー用紙。
MDF材は100均額縁の裏板に使われていたもの。廃材利用ですね( ´艸`)
ぼくの書斎にはかつて「額縁扉」を作った余波として
額縁の裏板が余りまくっているのです←捨てられないw
(詳細は過去記事「フィギュアも飾れる!収納棚製作記(4)【カラーボックスにスペシャルな扉を】」参照)
そんな余り板に木目のテクスチャをコピーしたものをぺたぺた。
するとあっという間に板が寄せ集まった感じに(☆。☆)
それを瞬間接着剤で組み上げればお手軽木箱の出来上がり!
長年風雨に晒されて、退色した感じにしてみたw
アクリル絵の具に加えて、パステルを乗せると効果的o(^-^)o
バケツはセリアで見つけたミニチュア(100円)。
当初はバケツなんて置く予定はなかったのだけど。
お店で見かけて、サイズ缶がちょうどよさそうだったもんだからつい衝動買いw
凹ませ、歪ませ、アクリル絵の具で退色させ、
錆散らかすwww
こういうの大好き♡
ロープに見立てた紐なんかも乗せちゃったりして。
雨に濡れた部分はニスを塗ってます。
樽は以前ブログにアップしたものの試作品が残ってたので、
それにちょっと手を加えて転用しましたw。
缶コーヒーの空き缶で作るやつ、ね♪
→過去記事「ミニチュア樽を作ろう!」参照
③ 猫ちゃんはリサイクルショップにて(50円)
ジオラマのシチュエーションとして、どうしても野良猫を登場させたかったぼくは
長いことショップを巡っては猫のミニチュアを探していたのでした(´ε`;)
自分で作る技術も経験も自信もナイナイシックステーンだったので。 by シブがき隊
そしてついに出会った!
しかも二匹!てことは、一匹50円!!ワーイヽ(゚∀゚ヽ 三 ノ゚∀゚)ノワーイ
迷うことなく白猫ちゃん採用決定w
分割線が目立つので、パテで埋めて。
口も開いたように見せて。
まず黒猫に。
そこから白を立ち上げて。
てへぺろ(๑´ڡ`๑)
鮭缶食べてるシーンだから舌をペロッとね。
パテのあまりで作りましたよ。
髭は絵筆の毛を瞬間接着剤で。
まあ、ジオラマの中では髭も舌も全然目立たないんだけどね(;´▽`A``
でも、この猫ちゃん。
首の角度が絶妙にマッチしてて。
鮭缶食べながらサンジを見上げてるようでしょ?
サンジ目線。
猫ちゃん目線。
いいアクセントになったかニャー
④ 遂に完成!!
ジオラマのタイトルは
「Abri de la pluie」
フランス語で「雨宿り」の意です。(Google先生による)
ちょっとベースが無駄に大きいようにも思えるけど、
サンジを風景の片隅にポツンと置くような、荒涼な雰囲気を出したかったのと、
歩道の幅のスケールを考えると、こんなサイズになっちゃいました(*ノωノ)
でもね、このサイズ・・・
デトルフの一部屋にミラクルフィット!!!
飾ってて気持ちがいいのです!о(ж>▽<)y ☆
狭いコレクションルームに生息するぼくとしてはかなり贅沢なスペースの取り方w
一部屋に一体って・・・(ノω・、)
デトルフの中では左上から強めのライティングが当たるので、
歩道の濡れ具合が反射していい感じです
でも、間接照明だけにして、薄暗くするのも悪くない(°∀°)b
塗料や接着剤などもともと家にあったものは別として、
このジオラマを作るのにかかった材料費って500円もかからなかったんじゃないかな?
ジオラマって、専門の素材を揃えたり、ベースが意外と高くついたり、
ってイメージがありましたけど。
やろうと思えば身近なもので、お金をかけなくてもできるんですねー。
ジオラマやってみたいなー、でも敷居高いな~・・・
と思ってるそこのあなた!
ぼくがうんと下げておきましたのでw
がんがん作って、バンバン楽しさ振りまいてくださいませ♪
⑤ 最後に
ジオラマの主役となったKing df Artist SANJI。
その原型師の山下マナブさんをtwitterでフォローさせてもらってるんですけどね。
その縁もあって、今回、山下さんから非常に嬉しいお言葉をいただきました。
ただね、原型師さんにしてみたら、自分が手塩にかけて生み出した我が子のような作品を
切り刻まれたり、加工されたり、ってのはあまりいい気がしないのではないかと。
だって、自分が作った料理を目の前で違う味にアレンジされちゃったら面白くないでしょ?
びくびくしながら、お詫びしたんですけどね。
ところがどっこい、山下さん、すごく寛容で。
世界観を広げてくれて嬉しい、とまで言ってくださって。
救われた思いでした。
やっぱねー、フィギュアコレクターは造形師さんへのリスペクトがあってしかるべきなのだと思うのですよ。
もちろん、造形の好き嫌いとか、メーカー戦略への不満とか色々あるでしょうし、あって当然とも思いますけどね。
それでもやっぱり、作る側には素人には計り知れない苦労や長い道のりがあって。
集める側は分からないなりにもその辺を察することが大事なのかな、と。
そうすると視野も広がるし、コレクションへの愛着も沸く。
益々コレクションライフが楽しくなるんじゃないかな♪とも(≧∇≦)
今回のご縁を経て、改めてそう思いましたね、うん。
初めてのジオラマ作り、山下さんをはじめ、たくさんの人に見ていただいて、
たくさんのご縁、たくさんの暖かいお言葉をいただきました。
感謝、感謝ですー(´∀`)
そして、ジオラマ第二弾がゆ~~~~~~っくり現在進行中♪
もちろん造形師さんへのリスペクトを忘れずに大改造してますA=´、`=)ゞ
いずれお披露目する日がくるかと。
お楽しみに♪