干支物語
music,Lyric by すずもあゆみ
遠く 狼煙があがる
スタートは切られた
「僕は、走るのが遅いから早くに出掛けよう」
その牛の背に 潜むは頭がいいネズミ
虎と兎はその自慢の足を競い合って
空と地を這う 辰と蛇はお互いを讃えた
1番は誰の手に？
勝利は誰に微笑む？
"勝ち"にこだわるものか
それとも"負けない"ものか？
子・丑・寅・卯・辰・巳
今宵月が高くなる頃に
戦いの火蓋は切られた
それぞれの知恵を持って行くは、
神様に挨拶をする為
「ちょいとそこらの草原でひと休みをしよう」
マイペースな馬の誘いにのるは無垢な羊
喧嘩の絶えない
猿と犬に巻き込まれるは鳥
真っ直ぐ過ぎたのね
大きく道から逸れたイノシシ
それぞれの健闘を
ゴールまであと少し
走り続けることに
意味があるのかもしれない
午・未・申・酉・戌・亥
さあさやって来ました黎明
次は誰の厄が明ける？
１つ１つと鐘を数えて
カウントダウンの声を聞いたら
13年振りの幕が上がる
関係無いじゃんね
巡っていくからさ
1番じゃなくたって
巡っていくからさ
関係無い
関係無い
関係無い
関係無い‼︎
遠く朝日が昇る
始まりの始まり
※この曲の歌詞はすずもあゆみの想像も入っております。諸説ある物語と違う部分もございます。