優しい嘘と贈り物 | すずもあゆみ すずもあ*ノート

すずもあゆみ すずもあ*ノート

シンガーソングライターすずもあゆみの歌うたい日記です♪

生きてきた年月と出会った人の数を重ねる程、永遠の別れの数も比例して多くなるんだ。


何回か味わっても慣れない感覚。


私はいつも泣くタイミングが分からないんだ。


きっと泣いたほうが立ち直りが早いのは分かってるんだけど、


実感が直ぐに湧かなくて、いつも告別式の三日後位に泣きたくなる。



その頃はもう周りは新しく踏み出してて泣いていられないんだ。


周りが泣いてるのを見て、かける言葉が見つからない。


冷たいな、

って我ながら思うけど、その場から逃げて一人自分の部屋へ逃げ込む意気地無しダウンダウン


籠もったところで、以前カイに借りてずっと観てなかった映画を見てた。



photo:01




「優しい嘘と贈り物」



クリスマスの一週間前。


孤独に暮らす老人、ロバートの向かいに同じ歳位の女性メアリーが引っ越してくる。


2人はひょんな事をキッカケにデートをするに。


まるで前から知っていたかのように恋仲になっていく2人だったが、メアリーにはある秘密が…



これから見る方はこの先は見ないで下さいねパー








実はメアリーはロバートの奥さんという結末。


愛する人が自分を忘れてるという辛さも、混乱させないようにそれを言わない辛さも、


傍にいられるよう我慢するのってすごいと思う。


こういうのが"無償の愛"っていうんだろうな、


最後にCHEMISTRYの「最期の川」でも流れたら確実に涙腺は崩壊してたと思う。




人ってどんなに真面目に生きてきても、どんなに人に優しくしてきても、「後悔」のない道なんて無いんだろうな。



「もう少しこうしてあげれば良かった。」


とか


「こうなる前に会いたかった」


とか。




絶対に思う。





でもその切なささえ愛おしく思える程人を想うって素敵。


その分別の人に優しくできるんだろうな。








iPhoneからの投稿