治療院の集客・経営「これから何が起こるのか？」その２

ども、治療家サポートの松下です。

先日もちょこっと話しましたが、治療院経営・集客を体系的に学ぶ、日本で唯一の学校「維新会」 の第2期募集を、今月の末に行います。

詳しくは「無料のメール説明会 」を来週あたりに開催しますので、そちらを読んでいただくとして、誰も教えてくれない「骨太な治療院経営術」を学びたい方は、楽しみにお待ちくださいね＾＾

さて、今回は昨日から続く、治療院の集客・経営「これから何が起こるのか？」その２ をお話していきます。

■治療院の集客・経営「これから何が起こるのか？」その１

「未来を知りたい」

あなたはそう思ったことがありませんか？

もし、未来を知ることができれば、今後の治療院経営をスムーズに進めることができる。

今ある問題も解決できる。

でも、残念ながら「未来」は予測できません。

３．１１の大震災を予測することができなかったように、未来を予測することはできない。

でも、これから何が起こるかを「予見」することはできるんです＾＾

なぜなら、時代の変化には「法則が存在する」から。

これから、治療院集客・経営において、何か起こるのか？

私の考えをお伝えしていこうと思います。

「すべては反転する」

あなたは、こんな言葉を聞いた事があるでしょうか？

・「陰」極まれば、「陽」となる。

夏が来れば、必ず冬が来るように、

月が満月になれば、新月に向かうように、

すべては「極点」に達すると、反対側にベクトルが「反転」するんです。

つまり、「お金を儲けるのが善だ！」という価値観が、ライブドア事件で反転したように、今回の地震への対応で、最初は「すべて自粛だ！」という価値観が、次第に「経済がピンチだから、過度の自粛は良くない！」という価値観に反転したように、世の中の価値観と言うのは、いつか必ず「反転」する。

そして、「反転」が繰り返し起こることで、世の中は発展していきます。（←ここポイント！）

なぜなら、反転の反転、つまり「元の位置」に戻った時というのは、完全に同じ位置に戻るのではなく、1段レベルアップした状態で同じ位置に戻るからです。

そして、治療院の集客・経営でも、同じことが起こっている。

「T-１ シークレット・インタビュー 」のページでも書きましたが、今は知識社会です。

つまり、知識が価値を失っている時代。

ちょっと昔までは、知識に大きな価値があり、お金を払ってDVDやマニュアルを買って、もしくはセミナーに出たりして「知識」を得ることで、繁盛する治療院が作れました。

でも、もうそんな時代は過ぎましたよね？

「知識」よりも、「知恵」に価値がある時代になったんです。

昔は、師匠の技を「見て盗む」ことや、「体で会得する」ことに価値があったけど、次第にネットや映像（DVD）技術など発達により、知識はスグに手に入るようになった。

文字や映像で表現できる知識は、知りたければスグに手に入る。

検索すれば、すべてがスグに手に入る。

もしくは、ちょっとお金を出せば、スグに手に入る時代になったんです。

つまり、誰にでも安易に手に入る情報の価値は、相対的に下がったということ。

昔は、知る人ぞ知る「知識」が、ネットの発達によって、スグにテキスト化され、映像化され、多くの人が手に入れることができるようになった。

そんな「知識」に、何の価値があるのでしょうか？

患者さんは気付いていますよ。

「あ～、またコレね（笑」

「最近、よくあるよね（笑」

つまり、いくら「知識」を得ることに力を入れて、それを真似したって、これからの時代は集客できないし、治療院の経営は上手くいきません。

HPでの集客を考えてみましょう。

少し前までは「予約フォーム」の設置や、キレイな院内写真、独自ドメインの取得や相互リンク、SEO対策、PPC広告、動画など、いわゆるハイテクな技術を取得すること。

もしくは、それを外注するだけの経済力があることが、HP集客のポイントだと思われていました。

でも、事実は違う。

HPからの集客によって繁盛している治療院は、上であげたような「ハイテク」な技術を導入している「だけ」ではなく、いかにHPで人のぬくもりを出せるか？

予約の電話が入った時の対応、掲載する写真の笑顔、問い合わせをもらった時の「心の通った」メール対応など、「ハイテク」ではない部分に力を入れています。

こういう治療院では、「ハイテク」を追求していった先に、「反転」が起こり、ネット集客のテクニックじゃない部分に力を入れています。

でも、「ハイテク」を追求する前の状態とは、「1段レベルアップ」しているので、すごく繁盛する。

こういう、治療院経営の「知恵」を獲得しているから、強いのです。

で、他の治療家さんが、この治療院の「ハイテク」じゃない部分をマネしようとするけど、同じようには行かないですよね（笑

だって、電話対応での言葉はコピーできるかもしれないけど、声のトーンや、「間」の取り方、スピードの強弱や、相手の心を読む術（すべ）などは、決してコピーできない。

笑顔の作り方だって、臨機応変なメール対応だって、上っ面の「知識」でどうにかなるもんじゃないんです。

こうやって、「文字や映像で表せない知恵」が価値を持つ時代になってきた。

これが、３．１１の大震災が起こる前までに起こっていた時代の変化です。

じゃあ、３．１１の大震災では、治療院の集客・経営に、どんな変化が起こったのか？

それは、また明日、お話していきますね＾＾