BLT STEAK
住 所 :Trump International Hotel Waikiki Beach Walk,
223 Saratoga Road,Honolulu, HI 96815
電 話 :808-683-7440
営業時間:日~木 17:30~22:00
金~土 17:30~23:00
定 休 日 :無休
H P:http://www.bltsteak.com/
備 考 :日本語メニューあり
前編に引き続き
、『BLT STEAK』後編です
まず最初に、BLTのステーキの美味しさの秘密をご紹介
こちらステーキ肉は、アメリカ農務省認定のプライムグレード、もしくはアンガス協会認定黒毛牛の最高級牛肉のみしか使用していません
そして、28日間じっくりと自然熟成させる事により、柔らかさと深い味わいを生み出した熟成肉を、華氏1700度(摂氏925度)の高温で焼き上げ、一気にうまみを封じ込めた上で好みの焼き加減に火を通し、最後にハーブバターをのせて完成
この拘りこそが、BLTのステーキが多くの人々に愛され絶賛されている所以なのだと思います
日本語で書かれたグランドメニュー以外に、当日のお勧め料理が記載されたメニュー(英語のみ)が2~3枚あります
グランドメニューの裏には、アンガス牛の部位について書かれた図が描かれていました
RIB EYE BONE-IN 22oz $45.00
~リブアイ 625g~
最初の訪問時は、お店一押しの骨付きリブロースをミディアムレアでオーダー
22oz(625g)もあるので、二人で一皿をシェアしました
見た目から結構しっかりした肉質なのかと思ったのですが、ほとんど力を入れなくてもナイフがすっと入るぐらい衝撃的なやわらかさ
しかも、一般的なミディアムレアのステーキは、中心部分には生っぽさが残っていることが多いのですが、このステーキはミディアムレアの魅力であるジューシーさはそのままに、まるで肉全体に満遍なく火を通しているかのような絶妙な焼き加減
かみ締めるごとに極上の旨みが口の中に広がる、最高に美味しいステーキでした
このステーキに巡り会えて、とっても幸せです
フランス人シェフのお店だけあり、ステーキに合わせるソースは9種類(ステーキ、3マスタード、ベアルネーズ、レッドワイン、ロックフォール、ペッパーコーン、チミチュリ、バーベキュー)から選ぶことができます
今回チョイスしたソースは、少し甘めの「BLT特製ステーキソース」と、オリーブオイル&赤ワインビネガー&バジル&パセリを混ぜたアルゼンチン発祥のソース「チミチュリ」、濃厚なブルーチーズの「ロックフォール」
最初は肉本来の味を堪能するために何もかけずにそのまま食し、その後ソースで味を変えて食べてみるのがいいと思います
~スパイニーロブスター白ワイン焼き~
二回目の訪問時に旦那様がオーダーしたロブスター
メニュー名から、てっきり白ワインでソテーしたロブスターが運ばれてくるものだと思っていたため、あまりの違いにちょっとビックリしました
ロブスターも香草がたっぷり入ったトムヤムクン風のスープも美味しかったそうですが、オーソドックスなロブスターが食べたかった旦那様的にはいまいちだったようです
FILET 8oz ~フィレミニオン 225g~ $34.00
この時も私はステーキを注文
ちなみに、メニューに記載されているステーキの中で一番グラム数が低いのが、この8ozのフィレステーキです
フィレ独特の弾力のある噛み応えと、肉本来の甘みを堪能できる美味しいフィレステーキ
ただ、一回目の訪問時に食べたリブアイと比べてしまうと、旨さの厚みが全然違いました
フィレに合わせたソースは、コーン風味のスパイシーなソース「ペッパーコーン」と、卵黄とバターを乳化させたフランス料理の伝統的なステーキソース「ベアルネーズ」
二度の訪問で5種類のソースを試すことができましたが、ソースをかけることで肉の旨みが薄れてしまう気がするので、私はそのまま食べるのが一番美味しいと思いました
~アスパラガスのグリル~
アスパラのシャキシャキとした歯ざわりは残しつつも、やわらかく甘みのあるアスパラのグリル
ストウブごとサーブされる熱々のサイドディッシュは、全て$8.00とかなりリーズナブルです
JALAPENO MASHED POTATOES $8.00
~ハラペーニョ・マッシュポテト~
ハラペーニョのピリっとしたスパイスがきいた、ちょっと大人のマッシュポテト
ただ、ハラペーニョの辛さはアクセント程度なので、辛い物が苦手な方でも美味しく食べられると思います
~ローストトマト プロヴァンス風~
中から汁がジュワ~っと溢れ出すローストトマト
~ほうれん草のクリーム煮 ナツメグ風味~
しつこすぎず上品なほうれん草のクリーム煮
~クレープ・スフレ パッションフルーツソース~
甘酸っぱいパッションフルーツのソースと、表面をキャラメリゼしたスフレ
パリ&ふわっ&むしゅと三段階の食感を楽しめるスフレは、卵の濃い味わいと淡い口どけが絶品
苦しいほどお腹がいっぱいだったにも関わらず、ペロっと完食してしまったほど美味しかったです
コーヒーには一口サイズのフォンダンショコラが付いてくるのですが、これがメニューのデザート欄に載っていても可笑しくないほど本格的で美味
今回食べた料理はどれも美味しかったですが、特に「ジャンボシュリンプカクテル」と、「リブアイ(骨付き)」、「アスパラのグリル」、「ハラペーニョ・マッシュポテト」、「クレープ・スフレ」がメチャクチャ気に入りました
ハワイのレストランでは、料理を運んでくるたびに「味はどう?美味しい?」と聞いてくるウエイターが多く、若干ウザさを感じていたのですが、こちらのお店は敢えて言葉に出して聞いてくることはほとんどないものの、常に担当テーブルをきちんと把握して行動しているスマートさが、とても好感が持てました
しかも、最初の訪問時に担当してくれたウエイターが最高
物腰が柔らかく、笑顔がとても爽やかな男性で、私達が若いからと言って慣れなれしく接したりせず、最初から最後まで誠意と温かみを持って接してくれました
10月にハワイへ行った際には、必ず彼を指名して再訪しようと思います