一番知りたい、でもわからない?② | 名古屋の宅配仕出し弁当屋~現代の食を見直す弁当屋のブログ~

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名古屋の宅配仕出し弁当屋『玄米と大自然の恵み 情熱弁当』のイケメン店主が書くブログです。
現代の「早い」「安い」「手軽な」食から原点に戻り、素材や出汁そのものの味を感じて頂ける料理を創っています。無添加冷凍惣菜通販サイトも運営しています。

こんにちは。

イケメンです。







名古屋は昨日から雨ですね~。

今週末も運動会のオーダーを頂いていたのですが、残念ながらキャンセルでした。


ボクは学生時代、陸上競技をやっていましたので、運動会とか体育大会とかでは、年に唯一ヒーローになれる場でした。当時の持久走(1500m)なんて、中学生なら5分をきれば充分に目立ちますから。(笑)


でも、やはり陸上競技の花形は短距離走です。

モテたいなら、そっちを選ぶべきだった…。





さて、前回は


●被曝する可能性のあるものを摂取しないとか、

●危ない可能性のある物を避けるという考え方に加え、


ちょっと視点を変えて

「放射能に負けない体作りを、ちょっとだけ意識してみませんか?」

ということでしたね。



>>>前記事はココから。






ちょっと話が変わります。

毎年、冬になるとインフルエンザが流行りますよね。


沢山の人が高熱を発し、時には命までも奪います。

大きな被害を受けますよね。




じゃぁどうしたら良いかというと、大きくわけて2つの対応がある気がします。

(あくまでボクの意見ね)


①地球上から、インフルエンザウイルスを絶滅させる。(攻め)


②インフルエンザに、かかり辛い対策を自分でする。(守り)


①は、技術的に無理でしょうね。仮にやろうとしても莫大なお金がかかりそうです。

一種を消しても、また別種が発生したら意味が無いですしね。


②予防接種を受けるとか、外出時はマスクをするとか、外から帰ってきたら手を洗う、などですね。


つまりで、壮大な相手の完全消去を目指すより、

受け手の人間側で、最小限の被害にしようという発想のほうが、

現実的な気がするんですね。


完全にゼロにはできないけど、それに近い成果は目指せるのではないか、と。






ここまで、いいですか?







直接の被曝を避けるには、放射線が漏れている福島第一原発から、とにかく距離を離れるのが有効でしょう。


でも心配なのは、

風や海を流れて放射性物質が、遠い土地までやってきたり、

食物に溜まったものを人間が食べてしまったりという

低線量の(内部)被曝ですよね。


ましてや、放射性物質は色や匂いもないので目に見えません。

分かり辛いんですよね、存在が。


ガイガーカウンターを使っても、

計測する場所や地面からの高さ、

測る人の計測方法、

機械自体の精度の問題など、

数字自体もブレるので、

それに一喜一憂するのもどうかと感じてしまいます。

(使っても意味が無い、と否定しているわけではありません。)



いろんな考え方がありますし、そもそも、人の体は人それぞれ。


自分と考えが違う人を排除する必要もありませんし、

押し付ける必要もありませんね。


誰かに押し付けられたことよりも、自分で納得して選択したほうが、気持ちがいいでしょ。





放射能に負けないカラダを作るために、まずは、


カラダの免疫力を上げることから始めませんか?


免疫とは、身体の防衛システムで、病気に対する抵抗力を指します。


カラダには、相反する二種の自律神経があり、免疫をコントロールしています。


交感神経(活発に活動している時が優位)と、

副交感神経(リラックスしている時が優位)ですね~。


で、常にバランスを保ちながら存在していますが、

生活習慣などから、この交感神経のバランスが崩れると、

免疫力が落ち、よりダメージを受けやすくなります。


●ストレスを貯めこむ。

●毎日の起床・就寝時間が不規則。

●睡眠時間が確保できない。

●好きなことだと、無理を続けてしまう。

●働き過ぎる。

●食生活のバランスが悪い。

●いつもイライラ。怒ってばかり。


などが、交感神経のバランスを崩す要因になっています。

ですからこんな事で、薬も使わず改善が期待できるんですよね。


◎イライラせず、笑うことを意識する。

◎自分にあった睡眠時間をちゃんと取る。

◎仕事時間とプライベートの区切りをつける。

◎温泉や風呂で血行を良くする。

◎適度な運動を毎日続ける。


ね、簡単だけどできてないでしょ、現代人。





そして、


食生活で少しだけ意識を持とう。



長崎に原爆が投下された時、塩分を効かした玄米お握りと味噌汁を常食していた人たちが、原爆病にならずに助かったという実話がありますよね。秋月辰一郎氏の著書で、今の時代には、参考になりえるでしょう。


最近では、原発事故以来、有名な話になりましたので、ご存知の方も多いでしょうね。



◎玄米食

(有害物質の排出作用・放射性物質まで排出ができるかは、ボクの知識では不明)


◎塩分を摂る。

(ミネラル分を多く含むもの。精製塩などはダメ)


◎わかめなどの海藻を摂る。

(安定ヨウ素を体内に取り込むことで、放射性ヨウ素が甲状腺に沈着するのを防ぐ。)


◎味噌、醤油、ぬか漬けなどの発酵食品を摂る。

(一般的に抗酸化力が強い)


◎新鮮な野菜や果物を食べる。

(ビタミンは、細胞を活性化させる)


要するに、ひと昔前の和食で摂取ができますよね。




放射性物質は活性酸素を作り出すことで、DNAや染色体などを傷つけ、ダメージを与えます。


つまり低線量で被曝をしても、活性酸素が除去できれば体への影響は少ないと考えられるわけですね。

ですから、「抗酸化物質」の摂取は、ある程度において有効なんですよ。



少なくとも、この二つを意識するだけで、

カラダという、放射線の受け手の意識を高めるきっかけにはなりませんか?






世界中の原発を、今この瞬間に止める事もできませんし

(願望としては必要と考えています。)


使用済み燃料の保管や廃棄の問題、

原発で働く人の雇用をどうするのか、なんて

沢山の問題がからみ合っていますよね。

簡単に解決できる問題ではありません。


第一、ここまでの自民党政権に原発政策を許していたのは、

紛れもなく日本国民です。

だから、国民にも責任はあるんですよね。

ゼロではないはずです。


ですから、

「政府が悪い」

「東京電力が悪い」など、

怒りや憤りだけに自らの力を使うよりも、


自分の将来や、

家族のカラダなどを守ることに

力をそそぐべきです。


次の原発事故が起きないとも言い切れません、





だって、放射線から逃げようと、仮に日本から脱出しても、

地球外へは逃げられないでしょ。


つまり、この問題の対策には限界があるんです。



誰かを批判しても、なにも進まない。

負のパワーを出し続ける自分にも、嫌気がさしませんか?




ですから、

顔や名前すら出せない、臆病な発信者の情報を鵜呑みにせず、

(発信者の特定ができる=自分にリスクを持つことで責任が発生します)


情報の洪水の中で、自分が取捨選択をし、

誰かの責任として押し付けず、自分で調べ、頭で考える作業が必要な気がします。


もちろん、ボクが言っていることも頭ごなしに信じるのではなく、

ご自身で精査して、なにが正しくて、なにが受け入れられないのかを

選択して下さいね。






参考文献 

内科医が教える放射能に負けない体の作り方 土井里紗著(光文社新書) 

自分ですぐ出来る免疫革命 安保 徹著(大和書房)

長崎原爆記―被爆医師の証言 秋月辰一郎著 (平和文庫)