今日のニュースで、和田アキ子さんが 『シェーグレン症候群』 という難病にかかったらしい、と聞きました。
”シェーグレン症候群”とは、
唾液腺や涙腺(るいせん)を代表とする外分泌腺(体の外へ体液を排出する器官)の障害により、口腔や眼球の乾燥症状を特徴とする自己免疫性疾患です。
自己免疫疾患とは、免疫(異物などの外敵に対して働き、これらを排除するために私たちに備わっている防御機構)が、自分自身の正常な細胞や組織に対してまで過剰に反応し、攻撃を加えてしまうことで発症する病気の総称です。
シェーグレン症候群は、唾液腺や涙腺に細胞性免疫成分が侵入して広がり、腺細胞が障害を受け、機能が低下します。
また、液体免疫成分の異常もあります。
最初は、涙が出なくドライアイになったり、唾液が出なくて口の中が乾いたりします。
また、関節が痛む場合もあります。
関節リウマチや他のこうげん病(関節や筋肉に痛みがでる病気)と合併して起こる場合と、そのような合併をしない場合があります。
男女の比率は1:9で、中年女性に圧倒的に多く発症するようです。
原因は特定されていません。
自己免疫疾患は難病とされていて、他にもたくさんあります。
原因が分からないものは予防が難しいですが、元気に毎日過ごしていきたいですね