「松山千春 『帰ろうか』に思うこと~松山千春 全作品解説153~ V1.1」S2734/R

 

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◇更新履歴

 

V1.0:2014.11.30 初稿

 

V1.1:2015.08.24 記事を追加

 


■ 「帰ろうか」 編曲者:清須邦義(オリジナル)、飛澤宏元(V86)

 

オリジナル:1980年1月21日リリースの8枚目のアナログシングル「恋」のB面。

 

リメイク(V86):1987年アルファレコード盤の『起承転結Ⅱ』からオリジナルと差し替え。

 


 
◆シングルコレクションアルバム『起承転結Ⅱ』の収録ヴァージョン
ニューズレコード版:LPとCDともにオリジナルが収録

 

アルファレコード版:リメイク(V86)が差し替えられている。

 

コロムビア版:リメイク(V86)が差し替えられている。

 


 ◆レコーディングミュージシャン
○ オリジナル:後日、追記予定

 
○ リメイク(V86):後日、追記予定


 

 

◆2014.8.24 夢野旅人

 

長渕剛のオールナイトライブ。

 

渋滞の高速を抜けて部屋に到着してラジオをつけたのが21時45分頃。

 


23日の「松山千春 ON THE RADIO(緑効青汁のアサヒ緑健提供)」FM NACK5(エフエムナックファイブ)。 


レコーディングも終わり、

 

現在、秋のツアーでの演奏曲を選曲中で、今週いっぱいに決めて、メンバーがリハーサルに入るという。

 


 

 

放送では、「抱きしめたい」と、「SWAY」、「青春Ⅱ」、「帰ろうか」がO.Aされました。


「帰ろうか」。

 


お盆でのとき。

 

東京、大阪に働きに行ったやつらが足寄に帰ってきた。

 

最初は、「やっぱり東京はすごいや、都会だな、それに比べて足寄はひどいや」とかいっているんだけど、夜も暮れてくると「やっぱり足寄に帰りたいな」とか、「やっぱり北海道はいいよな」と本音がだんだい出てくる。


あの当時、21,2のとき。

 

そんな、同級生の愚痴を聞いてこの曲はできたんですけどね。


と紹介して、この曲がかかりました。

 


◆2014.11.30 夢野旅人

 

ヴァージョンは上記のとおり2ヴァージョンあります。

「恋」
http://ameblo.jp/chiharu1997/entry-11781412594.html と同様に、

 

シングルコレクションアルバム『起承転結Ⅱ』は、レーベルの関係で、ニューズレコード版以外、リメイク(V86)ヴァージョンに差し替えられている。

 

 

リメイク版のレコーディング時期は不明だが、前年のリメイクアルバム『旅立ち』の制作時にレコーディングされたと推測される。 当時の収録予定曲に「帰ろうか」も記されていた。 よってV86とした。

 


 
「帰ろうか」か「こいごころ」。


確か「こいごころ」だったかな、資料をひも解けばはっきりするが、千春本人が「この曲嫌いなんだ」と口にした記憶がある。


1991年春のツアー。

 

自分にとって一番の収穫は、イレギュラーながらも弾き語りで「こいごころ」と「帰ろうか」が聴けたことでした。


「こいごころ」は、このツアーで初めて聴いた。


「帰ろうか」の初演は、リリース前の1979年秋。

 

初めての日本武道館でも歌っている。

 

その後、バンドで1982年秋以来、しばらく歌われていなかった。


1991年6月11日 東京厚生年金会館。

 

7曲目。

 

弾き語りで9年ぶりに歌い始めた。


おお、きた。

 


耳がだんぼという表現があるが全身がだんぼ状態となった。


そんなときに、遅れてやってきた自席の列の女性。

 

席に着こうと、「すみません、すみません」と、皆の前を横切った。

 

会場は暗いし、荷物もあり、ままならない。

 

申し訳ない気持ちなのでしょう。

 

ひと席ごと「すみません、すみません」。


ああ、気にしないでいいから、謝らなくていいから、お願いだから声を発しないでと思った。

 


集中力に欠けた。

 

しっかりと「帰ろうか」を聞くことができなかった。

 

そのショックで、久しぶりに弾き語りで歌った「夜よ泣かないで」も思い出せない。


あの日の、「帰ろうか」の記憶を再生しようとすると、彼女の「すみません」がきこえるのです。

 


それから8年後。

 

1999年春、北海道厚生年金会館で弾き語りのイレギュラーで歌われたきり。


1999年夏の恵比寿。

 

自分としては納得していない。

 

それは、期待が大きすぎたこともあるが、


なにより、日替わりメニューと聞いていたから、この「帰ろうか」とか、「抱きしめたい」http://ameblo.jp/chiharu1997/entry-11939299272.html や「男と女」、「愛は・・・」http://ameblo.jp/chiharu1997/entry-11956311790.html 、「優しい風」、「愛のぬくもり」といった普段、弾き語りで歌わない、また歌えば心に染み入るであろう曲が選曲されなかったことも一因なのです。


もとい。


今でも、ライブで「帰ろうか」は聴きたいです。

 

アカペラから始まって、最後のラララー、ラララーのリフレインの盛り上がりを想像しただけでゾクゾクする。


秋のツアーの一曲目。

 

2ベルが鳴り響き、

 

シースルーの緞帳にピンスポットがあたる。


千春の影が浮かび上がった瞬間、


~今はただ あてもなく この身まかせ

 

よせる波に さからうこともできず~


アカペラで歌いはじめ、


~帰ろうか 帰ろうか~


のタイミングで、緞帳が上がったら最高なんだけど、歌っていただけないのでしょう、千春さん。

 


 
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