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前回の教訓を踏まえ、再び抹茶。

 

■材料(17cmトール型)

 

・全卵L玉5個+M玉(60g)1個

(卵黄102g、卵白237g)

・米粉 90g

・抹茶 8g

・ビートグラニュー糖(100%甜菜糖)75g (ほぼ卵白用)

・豆乳50cc
・甘酒(麹のみこして取り出したもの)10g

・甘酒(液体の部分)30g

 

※前回は苦みが薄かったので、抹茶を+3g

ところが、やはり途中生地が大変固かったので

卵はL玉5個の予定を一つ追加、かつ

豆乳、甘酒(液体)ともに5gずつ増やす。

 

それでもやや固めの生地。たった+3gの抹茶が

生地に大きく影響・・・

 

■工程(基本的に作り方はいつもと大差ないです)

準備.

・豆乳を人肌程度に温めておく。
・卵白と卵黄を分け、卵白は冷凍庫で冷やしておく。


1.

まず卵黄のみ、ひとつまみの砂糖を入れ
とろりとするまで、ホイッパーで混ぜる。
そこに、甘酒(麹)を入れ、ダマが少しすりつぶされ
生地になじんできたところで、甘酒(液体)、豆乳を入れ、

軽く混ぜてから、米粉と抹茶パウダーをふるいながら
ダマがなくなるまでしっかり混ぜる。  
 
※ホイッパーは目の細かい泡だて器。

 

2.
ひとつまみ砂糖をいれ、メレンゲを泡立てる。
残りの砂糖を3回に分け投入しながら、
そのつど泡立てて、メレンゲを作る。
 
※最終的に手に重みが残るくらいの固さ。
 角はおじぎではなく、ピンと立つくらい固めに。
 でも、分離しないよう、泡立てすぎない。

 

3.
卵黄と卵白を混ぜて、生地を完成させる 
メレンゲをホイッパーで泡締めし、
まず1/3量を卵黄生地に入れ、
別の泡だて器でなじませるように混ぜる。
(卵黄生地は下にたまりやすいので、
ゴムベラで底から返すように軽く混ぜる)
 
同様に繰り返して、生地を完成させる。
※ここの混ぜ方が、シフォン作りの肝。
この混ぜ方は、【鎌倉シフォン】のレシピの
混ぜ方と一緒なので、そちらを参考にしてください。
お勧めの本なので、購入の価値あり。
 

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混ぜていると、やはり生地が緩むタイミングは、

プレーンより早い気がする。

今回も大きく5回+75回ほど+大きく5回ほど

混ぜたもところで終了。

 

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やはり今回も卵6個なので量がすごい。

でも、これが案外膨らまいので、

これくらいでもOKかも。

 

4.

180℃に予熱したオーブンで、27分焼く。

 

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まあ、膨らんでますが、それでも、

前回に比べて生地が重い印象・・・

 

↓前回

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確かに生地が多いので仕方ないか・・・

一応、上を触るとしゅわっと軽い音は

するものの、果たしては生地の出来は

どんな具合か・・・不安。

 

冷めた後、一晩冷凍庫で寝かせ、

翌日、型外し。

 

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周りはこんがり茶色ですが、

開けてみると、鮮やかな抹茶色でした。

(写真は次回)

 

■実食

一言所感さらに軽く、しっとりした口当たり。苦みはもう一歩!
 

◆見た目★★★☆☆

 ・膨らみ・・・○
 ・美しさ(型外しの出来) ・・・○
 

◆味  ★★☆☆☆ 

→前回は苦みが足りなかったので

今回は砂糖を減らし、抹茶を増やしたものの

やはり個人的には苦みがあと一歩!な感じ。

ただ、これ以上増やすと今度は

生地がどうなっていくか、、、

 

◆食感 ★★★★☆
 ・しっとり・・・◎
 ・ふわふわ・・・◎
 ・もちもち・・・○

→前回よりさらにしっとり!食感はぐんとよくなりました。

水分のおかげか、卵のおかげか・・・要検証です。

 

■失敗と教訓

・生地は良くなったので、粉の量はこのままが○。

・あとは甘みと苦みのバランス。

→砂糖はこれでいいと思うので、

あとは甘酒の量を減らしてその分、

豆乳をふやすべきか・・・

 

でも、前回の課題が少し解決して、

大きく一歩前進!次回かその次くらいで

佳作がでるかも・・・もう一息、頑張るぞ!

 

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 →米粉シフォン作成手順はこちら

(近日中に更新予定)

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