■材料(17cmトール型)
・全卵M玉6個(卵黄96g、卵白221g)
※卵は殻を入れて全卵60~61gでした。
・米粉 95g
・抹茶 5g
・ビートグラニュー糖(100%甜菜糖)80g (ほぼ卵白用)
・豆乳45cc
・甘酒(麹のみこして取り出したもの)10g
・甘酒(液体の部分)25g
・黒豆 50g
※たまたま先日お教室で使った黒豆が余っていたので使用。
■工程(基本的に作り方はいつもと大差ないです)
準備.
・豆乳を人肌程度に温めておく。
・卵白と卵黄を分け、卵白は冷凍庫で冷やしておく。
・黒豆は、一粒を二つに刻み、米粉(分量外)をまぶしておく
1.
まず卵黄のみ、ひとつまみの砂糖を入れ
とろりとするまで、ホイッパーで混ぜる。
そこに、甘酒(麹)を入れ、ダマが少しすりつぶされ
生地になじんできたところで、甘酒(液体)、豆乳を入れ、
軽く混ぜてから、米粉と抹茶パウダーをふるいながら
ダマがなくなるまでしっかり混ぜる。
※ホイッパーは目の細かい泡だて器。
2.
ひとつまみ砂糖をいれ、メレンゲを泡立てる。
残りの砂糖を3回に分け投入しながら、
そのつど泡立てて、メレンゲを作る。
※最終的に手に重みが残るくらいの固さ。
角はおじぎではなく、ピンと立つくらい固めに。
でも、分離しないよう、泡立てすぎない。
3.
卵黄と卵白を混ぜて、生地を完成させる
メレンゲをホイッパーで泡締めし、
まず1/3量を卵黄生地に入れ、
別の泡だて器でなじませるように混ぜる。
(卵黄生地は下にたまりやすいので、
ゴムベラで底から返すように軽く混ぜる)
同様に繰り返して、生地を完成させる。
※ここの混ぜ方が、シフォン作りの肝。
この混ぜ方は、【鎌倉シフォン】のレシピの
混ぜ方と一緒なので、そちらを参考にしてください。
お勧めの本なので、購入の価値あり。
かつて抹茶の生地と言えば、固く重~い
仕上がりだったのが、今回は、大きく5回+70回ほど
混ぜたところで、既にかなり生地が滑らかに。
+5回ほど混ぜたものの、もう少し混ぜる回数は
控えめでもいいかもしれない。
型に入れるときに、生地を3回に分けていれ
そのたびに刻んだ黒豆を敷き詰める。
卵6個だったこともありかなりボリューミー。
でも抹茶はあまり膨らまないイメージだったので
ひとまず今回はほぼ型の10割分、
ぱんぱんに入れる。
4.
180℃に予熱したオーブンで、27分焼く。
花は咲かなかったものの、見事な膨らみ。
表面を触ってみると、しゅわっと柔らかい音がする。
翌日型外し。
黒豆も沈むことなく、真ん中にとどまってました。
■実食
一言所感:しっとり軽い口当たり。ちょっと苦味は控えめ。
◆見た目★★★☆☆
・膨らみ・・・○
・美しさ(型外しの出来) ・・・○
◆味 ★★☆☆☆
→おいしい。でもちょっと苦味が足りない?
黒豆もいいアクセント。黒豆を入れるなら
なおのこと、抹茶はもう少し入れたほうがいいかも。
◆食感 ★★★☆☆
・しっとり・・・◎
・ふわふわ・・・◎
・もちもち・・・○
■失敗と教訓
・次回は、抹茶を増やす。米粉はこのままの量でよし。
・生地は、型いっぱいでOK。最後の表面の生地ならしは不要。
初回から大失敗しないのは、
さすがプレーンが鉄板の分量、作り方の境地まで
達したからか・・・もちろん、これからも進化していく
予定だけど、でもそれなりに核ができたのは大きい。
今後のアレンジが楽しみ。
でも、まずは抹茶をもっと納得できる形で
決着させなくては。引き続き頑張ります!
============================================================
↓よろしければ、応援のクリックお願いします。
励みになります。
→米粉シフォン作成手順はこちら
(近日中に更新予定)
→これまでに研究したレシピ本の一覧はこちら