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記念すべき30個目の米粉シフォンケーキ。
今回は明日友人宅にお邪魔するにあたり、リクエストをいただいていた
抹茶の米粉シフォンケーキに久々にトライ。

卵黄生地に抹茶パウダーを入れるととても固い生地ができ、
メレンゲになじませるのが難しい・・・という教訓から、
前回はメレンゲを先に泡立てて、その後卵黄生地を作り、
手早く混ぜるということをしたが、粉をそーっと混ぜたところ、
想像以上に卵黄生地がゆるく仕上がったので、今回も卵黄生地作りを
丁寧に行うことを心掛け、通常通り、卵黄生地を作ってからメレンゲを
泡立てるよう、作り方を元に戻して、再度チャレンジ。

ちなみにこの日も朝からいいお天気で、9時半の段階で室温24℃近く。。。
メレンゲを置きっぱなしにするリスクの方が遥かに大きい・・・

■材料
・全卵3個(卵黄53g、卵白115g)
 ↑メレンゲ力にかかっているのに卵白が少ない・・・
・米粉78g
・きび砂糖60g(卵黄用10g、卵白用50g)
・水(ぬるま湯)7g
・抹茶パウダー7g

■工程
準備.概ね、基本の米粉シフォンの作業手順と一緒。
  +米粉と抹茶パウダーを合わせて袋に入れてふる。

1.卵黄生地を作る。
  →概ね、基本の米粉シフォンの作業手順と一緒。
  +米粉と抹茶パウダーを一緒にふるって投入する。

できあがった生地。

20140503_抹茶シフォン(卵黄生地)

この時点ではそこそこゆるい生地ができた。
(でもプレーンの時よりはほんの少し固いかな)
後はメレンゲを泡立てる間に放置したらどうなるか・・・
当たって砕けろだ。

2.卵白に砂糖を混ぜ、ハンドミキサーで泡立てて、メレンゲを作る。
  →基本の米粉シフォンの作業手順と一緒。

できあがったメレンゲ。(今回は5分ほどで完成)
(泡締め前)

20140503_抹茶シフォン(泡締め前)

(泡締め後)

20140503_抹茶シフォン(泡締め後)

今回はちょっと混ぜすぎたかな~・・・という印象。
ただ、固いメレンゲにしないと抹茶パウダーの重さに勝てないので、
だれるぎりぎりまで泡立て。

3.卵黄と卵白を混ぜて、生地を完成させる。
  →基本の米粉シフォンの作業手順 と一緒。
  ※この時点で卵黄生地を見直すとやっぱり混ぜた直後より
   ずっと固めの生地になっている・・・水をちょっと足そうかな~
   とも思ったが、また混ぜたら生地が固くなりそうな気もしたので、
   ちょっと固めだがこのまま使うことにする。

そして、できた生地。

20140503_抹茶シフォン(完成生地)

メレンゲの固まりがないよう、念入りにチェックしたことこから、
ちょっと混ぜる回数が増え、少しだれた生地になったけど
コシは残した。

4.シフォンケーキ型に流し入れ、菜箸で筒に沿ってぐるぐると
  かき回し空気を抜いて、軽くゆすって表面をならす。

焼く直前の姿。

20140503_抹茶シフォン(焼く前)

今回もそこそこの高さにはなったし、ツヤも保っている。ほっ。

5.190度に予熱したオーブンを170℃に下げ、30分焼く
 →今回も焼き始めて15分くらいで少しずつ膨らみ始めるも、
  やはりプレーンのようなとんでもない膨らみ方はしない。
  抹茶パウダーの力って本当に強い・・・

そして、焼き上がり。

20140503_抹茶シフォン(焼き上がり)

きれいな焼き目がついて、何より抹茶のいい香りが部屋中に広がる・・・
あとは、食感がどうなっているか・・・明日の実食がどきどき。。。

冷ましてから、冷蔵庫で一晩お休みして、明日の訪問に備える・・・

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翌日、冷蔵庫から出して型から外してみると・・・

20140504_抹茶シフォン(ホール)

ちょっとてっぺんが削れたところもあるものの、そこそこきれいに
外せたので、このまま友人宅に持参。

お待ちかねの実食・・・のはずが、なんと時間がなく、
実食できず~(笑)

ということで、カットも実食も今回はなし。
断面の様子はわからなかったが、筒の部分にあたる生地を触った
感じではそこそこしっとりした生地になっていた。
あとはもちもち感がでていれば○なんだけどなー。

この連休、友人宅のご近所で大きなお祭りがあるようで、
今宵はご親戚一同集まるとのこと。その場に抹茶シフォンも
お目見えの予定・・・果たして皆様のお口にあったでしょうか・・・

■失敗と教訓
・やはり抹茶パウダーは難しい。
 →作っている時はそこそこうまくいっていると思っていた生地も
  今写真を見返してみると、やはり完成した生地にゆるみが見え、
  その結果、通常よりちょっと固い生地になっていた気がする。。。
  探求を続けるのもいいが、これからますます暑くなり、しっかりした
  メレンゲを作ることがさらに難しくなる・・・
  そこで生地に粉を混ぜるより、もう少し技術を高めて抹茶液を
  作ってマーブル生地にしてはどうかと考え中。
  (抹茶は粒子が重いせいかそうやってシフォンに混ぜ込むレシピが
   大変多い)

マーブルは見た目にも華やかになり、さらに食欲をそそる・・・
そのためにはまだまだ腕を磨く必要があるが、できるようになると
様々な粉で応用がきくので、ぜひ次回以降トライしていきたい。

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