4/25
このところ佳作レベルの米粉シフォン作りに成功。
ここまで学んだことを活かし、来週から新たなアレンジシフォンに
挑戦しようと考えるも、明日また来客のため、少しずつ佳作レベルが
見えてきている紅茶シフォンを作ることに。

前回ふわふわに膨らんだが、どうもしっとり感が欠けていたので
ちょっと水の量を増やして再度チャレンジ。

ちなみにこの日も日中気温が20度を越す暑い日になる予想がでて
いたので、朝8時前から準備をして8時20分くらいから作業開始。
準備を始めた時は19℃だったのに、メレンゲを作ることは21℃目前!
メレンゲ溶けないで~。

■材料
・全卵3個(卵黄54g、卵白120g)
・米粉80g
・きび砂糖60g(卵黄用10g、卵白用50g)
・紅茶液(ややぬるめ)45g
・紅茶葉2g(ティーバッグ1袋)
・バニラオイル3滴

■工程
準備.概ね、基本の米粉シフォンの作業手順と一緒。
  →ティーバッグ1袋を70gの熱湯に3分つけて、冷ます。
  ※この作業は準備の中でも一番最初に行う。
   でないと、なかなか冷めない。
   卵黄生地を作る直前になってしまっ場合は、50g位の熱湯で
   紅茶を濃いめに煮だし、そのあと少し水を加えて冷ます。

1.卵黄生地を作る。
  →概ね、基本の米粉シフォンの作業手順と一緒。
   ・事前に準備した紅茶液の45gを水の代わりに使う。
   ・米粉を投入した後、紅茶葉を加えて、混ぜる。

出来上がった生地はこちら。

20140425_紅茶シフォン(卵黄生地)

滑らかな生地が完成。

2.卵白に砂糖を混ぜ、ハンドミキサーで泡立てて、メレンゲを作る。

  →基本の米粉シフォンの作業手順と一緒。

できあがったメレンゲ。(今回は5分20秒ほどで完成)
(泡締め前)

20140425_紅茶シフォン(泡締め前)

(泡締め後)

20140425_紅茶シフォン(泡締め後)

泡締め後のメレンゲが滑らかながら、しっかりとコシがあって
なかなかの出来。やはりこの時期は5分半くらいの泡立て時間が必要かも。
(最初にメレンゲを低速で泡立てるところは20秒くらい泡立てて
ふわふわになったところで高速に変える)

3.卵黄と卵白を混ぜて、生地を完成させる。
  →基本の米粉シフォンの作業手順と一緒。

できた生地はこちら。

20140425_紅茶シフォン(完成生地)

メレンゲを卵黄生地の同量分投入し混ぜたとき、やや緩い生地に
なってしまうが、その後、残ったメレンゲに投入して混ぜれば、
しっかりとハリとツヤのある生地が完成。
※できるだけメレンゲの固まりがなくなるよう混ぜるものの、
 型に流しいれるとき、小さな固まりが少し残っていることが発覚・・・
 この生地のコシだと、もう2、3回混ぜて確認しても大丈夫だったかも。
 ただ、この時点でもボウルを傾けるととろ~っとボウルの中を
 流れるくらいの柔らかさ。これをやりすぎるとゆる~くなってしまう・・・

4.シフォンケーキ型に流し入れ、菜箸で筒に沿ってぐるぐると
  かき回し空気を抜いて、軽くゆすって表面をならす。

20140425_紅茶シフォン(焼く前)

生地にハリがあるので、そこそこの高さに。
ただ流し入れるときにややもそっもそっ・・・と流れるというか、
落ちる・・・やはりもうちょっとだけ滑らかな生地を作っても
よかったかな~。これだとしっとり感がやや足らないかも・・・

5.190度に予熱したオーブンを170℃に下げ、30分焼く
 →今回も焼き始めて15~20分の間はとにかく膨らむ。

そして、焼き上がり。

20140425_紅茶シフォン(焼き上がり)

うん、やっぱり紅茶はふわふわに膨らむ。
焼き上がり5分前くらいから少しずつ高さが落ちても、
オーブンからだした時もこの高さを保っている。

20140425_紅茶シフォン(逆さま)


冷まして、明日の来客まで冷蔵庫で一晩お休みzzz

4/26
翌日、本日も友人が来宅予定だったので、
夕飯前に、冷蔵庫から出して型から外す。
底の部分を外す時には、早速購入したパレットナイフを使用!
すると・・・

20140426_紅茶シフォン(ホール)

おおおおお!綺麗にとれた~☆
シフォンナイフに比べて、パレットナイフの太さと安定感は抜群。
スケッパーで型のお手入れをしてもほとんど生地の残りがでない。
感動~!

カットはお客様の前で行う。しっとりしているおかげで、
ナイフで切ってもぼろぼろと生地が落ちない。

そして今回もうっかり断面図の写真を撮りそこなう・・・

ということで、カットした断面。

20140426_紅茶シフォン(カット)


■実食
◆見た目★★★★☆
 ・膨らみ・・・◎
 ・弾力 ・・・○
  →膨らみはいつも通り◎。しっとりしながら、フォークで切ったとき
  ゆっくり生地が戻ってくる弾力がある。
  なによりてっぺんの生地がきれい!

◆味  ★★★★☆
  ・・・紅茶の香りがしっかりしている。でも苦くない。
   甘みもほどよくあって◎

◆食感 ★★★★☆
 ・ふわふわ・・・◎
 ・もちもち・・・○
 ・しっとり・・・◎
 →いつも紅茶のシフォンはふわふわな分、なかなかしっとり感が
  だせなかったが、水の分量と混ぜ加減で、しっとり感もある
  生地が出来上がった!抹茶ほどではないがもちっとした米粉らしい
  食感も口に残って○
 
■失敗と教訓
・紅茶葉やや水分多めが◎
 →いろいろ試した結果茶葉は水分を吸ってしまうので、プレーンシフォン
  の時より気持ち水分多めで作った方がよい。(今回は+5g)

・かつ、しっとり感を出すために、ほんの少し混ぜる回数が多くても○?
 →紅茶の場合、膨らむほどにプレーンシフォン以上に生地がパサつく。
  ゆえに、卵黄生地とメレンゲを混ぜる回数もほんの少しプレーン
  シフォンを作る時より多くても大丈夫かも・・・
  ただ、ほんの数回程度。メレンゲの固まりがなくなっているかを
  探しつつ、2、3回混ぜるたびにボウルを傾けて、生地の滑らかさを
  チェックしながら慎重に・・・。

・紅茶液の準備はお早めに・・・
 →紅茶液は熱湯から作るので冷めるまでに時間がかかる。
  (人肌程度まで冷めたお湯でないと卵黄生地を傷つけてしまう)
  ので、準備の中でも一番最初に用意しておく必要がある。

紅茶シフォンも佳作が現れたので、一息つけそう。
次回から、お茶系以外の、新たなアレンジシフォンに挑戦できそう!

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