東大の授業 | ぽちこ~おひとり様が行く~

ぽちこ~おひとり様が行く~

「ぽちこ」・・・これは放浪生活を送っていたノラ犬の名前。ぽちこのような安心した老後を見つけたいと願いをこめて。

昨日は、朝から新大阪6時ちょうどの新幹線で、東大の「市民後見養成講座」でした。
私は「市民後見コース」を選択しており、昨日はゼミの日でした。

ゼミは、まず大きく分けて
・NPO法人を作る人
・任意団体で「市民後見」を広める人

のいずれかを選択できます。
東大として、また授業の趣旨としては「NPO法人」が数多くできる方がよいことは分かっています。
「後見」というのは、私個人で受任するより「法人」の中の私が受任したほうが、私が個人の財産を横領しないか・・・仕事をちゃんとやっているか・・・チェックする機能も高まります。
また後見人として「できること」「できないこと」がありますし、色んな面で悩んだり、ストレスを抱えたとき、法人の方が「後見をする人」も心強いということです。
それに、私が病気になったりしたら、個人でやっていると這ってでも被後見人のためにお仕事をしないといけませんが、法人ならばいざというとき、代わりがいます。(法人に受任していた場合ですが)

しかし、私は敢えて、現段階では「任意団体による後見・市民後見を広める人」を選択しました。
都会では、それなりに「後見制度」を知っている人もいます。
それだけ、人口も多いし、遠方(田舎)に一人暮らしの親を置いてきている人もいるし、学習する機会もあります
でも、私の実家のある宇陀市で一体、どれだけの人が後見制度を知っているのか?
まず、制度を知らなければ「利用したほうが良い人」も利用できないでいる現状があると推測したからです。
私が仮にホームページをもっともっと充実させても、それを調べる人が「後見を必要としている本人さん」が見れるだろうか?
たぶん、答えはノーです。

さて、昨日は2限のゼミ(任意団体を作った方との打ち合わせ)のあと、3限目は私にとって「衝撃的な感動と勇気を与えられたような気がした」授業でした。
今日になってクリスマスプレゼントのような気がしました 次回に続きます。