ぽちこ~おひとり様が行く~

ぽちこ~おひとり様が行く~

「ぽちこ」・・・これは放浪生活を送っていたノラ犬の名前。ぽちこのような安心した老後を見つけたいと願いをこめて。

行政書士木戸綜合法務事務所 代表です。


身近に行政書士のこと、法律のことを知ってほしい。


街の法律家でもなく、先生でもなく、気軽に相談できる「あなたの娘」のような存在でありたい。


「一人っ子、母4人、子供なし」・・・未来のおひとりさま行政書士が、街の法律家を目指したワケ、日々、思うことをつづります。

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夕飯を食べていたら、メールが届きました。
母から、「訃報のお知らせ」という題名。

私が物心ついた時から、知っている「おばちゃん」が亡くなりました。
1年ほど前から闘病されていたのは知っていたのですが、
「え?亡くなった?」
まだ食べ始めて半分ほどだったのですが、一挙にお腹いっぱいに

正直、うちの叔母や母の方がずっと前から病気をしており、叔母が退院した日も「バタバタ大変だろうから」と夕飯のおかずを二品ほど持ってきてくれたのも記憶しています。

母は
「まあ、明日は雨みたいだし、アンタは通夜とか来なくていいよ~」
と。

思い出されるのは、私が小学生の時に、夏の暑い日、もうすぐ家というところで蛇が出て、
「ぎやー、怖くてこの道(そこの道しか家には辿りつかない)、帰れないや~」
と立ち止まっていると、通りがかったおばちゃんが、
「一緒に帰ったるよ~」
と坂道を上がってくれたこと。
なぜかその時のことが何回も鮮明に思い出されるのです。

幼稚園の頃、どうしても誰もいないというときに、そこのおうちに預けられたり、病気がちだった私をそのおばちゃんの旦那さんが奈良医大に運んでくれたり・・・。
思い出すべきはこっちが先なんでしょうが、なぜか蛇の思いでが鮮明すぎるほど懐かしい。
そんな思い出も話す機会もなく、おばちゃんは逝ってしまいました。

この1年はずいぶんと辛い日々だった様子。
辛い手術や治療を頑張って受けていたようだったのに、たった1年で・・・。

「お疲れ様でした。ありがとう」
と明日、お別れに行くつもりです。


自宅マンションの掲示版で知ったのですが・・・。
新種?の商売が流行っているそうです。
いや、新種手口による被害。

食品やサプリメントなどを勝手に送りつけてきて、お金を振り込みさせられるそうです。
送りつけてきた方からすれば、
「商品を受け取ったんだから、金を払え!」
と言いたいのだと思います。

ネットで適当に「おくりつけ」と検索してみたら、どうやらそのまま「おくりつけ商法」と言われているらしく、注意喚起や対処法が書かれていました。

・送り付けられた日から送り主が14日以内に商品を引き取らない場合、送り主は物を返せとはいえなくなる
・送りつけられた人が、送り主に「引き取り」を請求した場合は、請求した日から7日経過すると消費者は代金を支払わなくてもいい

これらのことは特定商取引法59条が根拠になっているのでしょう。

14日間、保管しておけばよいとはいうものの、そんなに長く、保管しているのも気持ちが悪いと、送り主に返品の連絡を考える人もいるでしょう。
電話で連絡!と思う人もいるでしょうが、連絡する場合は内容証明郵便にして証拠を残しておく方がいいでしょう。

でも、連絡すると電話番号とか住所などがかえって知られてしまう恐れもあります。
身に覚えのない荷物ではないか?を出来るだけ確認してから受け取ること、受け取ってしまったら取り敢えず、消費者センターなどに相談してみる方がよいかもしれないですね。

さてさて、掲示版で初めて知った私ですが、うちの実家の母や叔母は知っていました。
「そうやで~、流行ってるらしいで~」
とのことでした

インターネットエクプローラーの現在のバージョンからブログが書けなくなってしまい、ずいぶん、このところサボっています。

最近、ブログを見た人は、
「あら~、この人、忙しくなったのかしら?」
「あら~、サボりだしたわね~」
と思ってくれるかもしれませんが・・・。

知人などは、私や家族の健康状態を心配してくれる人も出てきました

少し前に、亡くなった人のブログをどうするか?ということが話題になっていました。
「自分の死後は削除してほしい」
と希望した人が多かったそうです。
一方で、自分の身内が亡くなった場合は、
「故人のブログをそのままネット上に残しておきたい」
と答えた方が多かったとか

もし、そのアンケート調査に参加していたなら、同様の答えを選びそうです。
仮に主人や自分の母がブログを書いていたり、フェイスブックなどに登録していたら、なんだか削除に悩みそうな自分が・・・。
生前に「削除してね」と言われていても、悩みそうかも・・・。

でも、自分が削除しなかったら、誰が削除するんだろう~とも思うし・・・。
答えは難しいような気がします。

自分が長期間に渡って、利用しなくなり、年齢もそれなりになったら、自分で削除するのがいいのかもしれませんが、「書きこみすること」が病気と前向きに闘う気になっている状態になっているかもしれないし、自分のこともその時になってみないと分からない気がします。

「相続手続とは言えないのかもしれないけど、死後事務の量は増えているな~」
と感じます。
うちの祖父母はクレジットカードも携帯電話も所持していなかったし