夕飯を食べていたら、メールが届きました。
母から、「訃報のお知らせ」という題名。
私が物心ついた時から、知っている「おばちゃん」が亡くなりました。
1年ほど前から闘病されていたのは知っていたのですが、
「え?亡くなった?」
まだ食べ始めて半分ほどだったのですが、一挙にお腹いっぱいに
正直、うちの叔母や母の方がずっと前から病気をしており、叔母が退院した日も「バタバタ大変だろうから」と夕飯のおかずを二品ほど持ってきてくれたのも記憶しています。
母は
「まあ、明日は雨みたいだし、アンタは通夜とか来なくていいよ~」
と。
思い出されるのは、私が小学生の時に、夏の暑い日、もうすぐ家というところで蛇が出て、
「ぎやー、怖くてこの道(そこの道しか家には辿りつかない)、帰れないや~」
と立ち止まっていると、通りがかったおばちゃんが、
「一緒に帰ったるよ~」
と坂道を上がってくれたこと。
なぜかその時のことが何回も鮮明に思い出されるのです。
幼稚園の頃、どうしても誰もいないというときに、そこのおうちに預けられたり、病気がちだった私をそのおばちゃんの旦那さんが奈良医大に運んでくれたり・・・。
思い出すべきはこっちが先なんでしょうが、なぜか蛇の思いでが鮮明すぎるほど懐かしい。
そんな思い出も話す機会もなく、おばちゃんは逝ってしまいました。
この1年はずいぶんと辛い日々だった様子。
辛い手術や治療を頑張って受けていたようだったのに、たった1年で・・・。
「お疲れ様でした。ありがとう」
と明日、お別れに行くつもりです。
行政書士木戸綜合法務事務所 代表です。
身近に行政書士のこと、法律のことを知ってほしい。
街の法律家でもなく、先生でもなく、気軽に相談できる「あなたの娘」のような存在でありたい。
「一人っ子、母4人、子供なし」・・・未来のおひとりさま行政書士が、街の法律家を目指したワケ、日々、思うことをつづります。