松田さんのお話 中編【修正】 | 心のエステでセルフラブを育てるセラピスト♪ちえ

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(感情解放)
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松田さんのお話 後編です。


☆前編はこちら☆




2:「たまたま」論 の続き


と、3:「宇宙なんてない」論




ヒモ理論→超ヒモ理論の流れから派生した


「М理論」というのが、今現在の所、美しくこの宇宙の事を数式化している(らしい)。




M理論とは、どういう宇宙論なのかというと


(メンブレム理論とかフランスパンの理論とも言うらしい)





「検証できないけど、10の500乗くらいの数、宇宙はあるのだ」という理論です。




「検証できない」のを嫌がる物理学者も多いので、否定的な学者さんも多いとの事。




今、私たちがいるこの宇宙があり、


検証はできないんだけど、この宇宙の「外側」に、10の500乗の数ぐらい宇宙がある(ハズである)。




その超大量にある宇宙の中には、


生まれてすぐに消滅する宇宙もあるだろうし


知的生命体が全く存在しない宇宙もあるだろう。




でも、10の500乗個ぐらい、こんなにたーーーーーっくさんの宇宙があるなら、


そのうちの3~4個は、確率的に考えて、


こういう(知的生命体が存続する事が可能な)宇宙があるでしょうねぇ…




という理論デス。




で、


「知的生命体がいる宇宙」の中で


「知的生命体が生きてるのはこんなに少ない確率なのに!奇跡だ!」とか言っても、ねぇ?


そもそも、「その宇宙」の中で我々は観測やら検証をしているんだからさ。


「その宇宙の中」では、100%の確率で知的生命体が存在してるわけですよ。


1/1の確率なんです。




5センチの隙間のある網で湖の中をすくって


「なんだ、この湖には、5センチ以下の魚はいないのか」とか言ってるようなもの。


(観測者選択効果と呼びます…。)







(えぇぇぇぇぇそんな事言ってもねぇ?)






んでっ。




3:「宇宙なんてない」論




仏教とかはこれですね。


無、とか、混沌、とか。




量子論も…




全ては宇宙のインフレーションの海の中に浮いた泡のひとつである…という考え。




「それ」について「意識」を始めた時から「存在」し始める。




例えば




紫のライオン…




紫のライオンって、この世界にいると思いますか?




参加者:「……居ないと思います」




そうだよね。きっとこの世界には存在してないよね。


だけど、今「居ないと思います」って答えた時の「居ない」という状態は……




僕が一分前に「紫のライオン」って呟く前、


「紫のライオン」という概念そのものが、そもそも頭の中にさえ存在しなかった時


「居ない」という状態と、同じ「居ない」ですか?




多分、ちょっと違うよね。


もうイマジネーションの世界では存在しちゃってる。





「観測者問題」


ニュートン力学は、目で見て観察できる。


モノを投げたら、何秒後にそれがどこにあるか正確に計算する事が出来る世界。




量子論は、ミクロな世界のモノの振る舞い方を理論立てている。


「波動関数」というのがあって、次の瞬間ここにあるかどうかは「確率」でしか表せない、としている。




「シュレディンガーの猫」も…


次にAにいる確率(猫が生きている確率)が50%


Bにいる確率(猫が死んでいる確率)が50%だとしたら




それを「観測」するまでは、AもBも両方が100%の確率で存在している。




でも、「見た瞬間」に、AかBか、どちらかに事態が収束する


(私注:全く実感出来ませんが…)




というのが、「シュレディンガーの猫」に対するコペンハーゲンの解釈。


(エバレットによる「多世界解釈:世界はパラレルワールドだよ的解説」もあります。)




アインシュタインは、この量子論(のシュレディンガーの猫の部分?)に最後まで反対していて、


「神はサイコロを振らない」というコメントを残しています。


(「この世界の法則はもっとシンプルなハズ。


確率でしか物事を言い表せないなんておかしい。


神は、そんなサイコロを振るような事をしないハズだ」とか)







(↑奇跡的な確率で知的生命体が存在する地球の写真)




余談


僕の知り合いにちょっと頭が薄くてね、


「僕はハゲない」「僕はハゲない」


って毎朝アファメーションしている男性が居るんだけど


残念ながら、このアファメーションは、典型的に効かないヤツです。




参加者:「むしろハゲそう…笑」


ミクロな世界の法則とマクロな世界の法則に話を戻します。




「観測」の条件って なんですか?




ミクロな世界は、「そのまんま見る」事が出来ない。


だから、マクロな世界に「変換」しないと観測出来ない。


その、ミクロなものが、マクロな世界のアクションに結び付いた時、


結果がもう後戻りできなくなった時を


観測、と呼びます。


(by和葉さんの注釈)