松田仁さんのお話会 第二回後編です。
最初にお断わりしておきますと
私の記憶は
私のフィルターを通して編集され
歪曲され
ついにはとっ散らかっております。。。。。
なんかもうすでにあんまり覚えてない(涙)
============================================
「私」って だれですか?
「私」は、松田仁です………という説明は、
同姓同名もいるし、
それに、もし、改名したら?別人になる?
(ならないよね。)
「私」は、○○の妻です、○○の夫です………
もし、離婚したら?
(別人になってしまうわけではないよね。)
つまり、人との関係性をもってアイデンティティを証明するのは、ムリがある。
「完璧な辞書は詐欺だ」というハナシがあります。
○○の意味をひいたら、□□と書いてあって、□□の意味をひいたら、△△と書いてあって、
△△の意味をひいたら、○○と書いてある…というのは…
これだと、ずーっとぐるぐるしちゃうでしょ。
または、
私は、【私が私だと思っている存在】です、という定義は???
僕が、酔っぱらって、もし、和葉さんに抱きついたら、許してくれます?
和葉さん:「え?うーーーん…うぅぅ~~~~~~~~ん………(真剣に悩む)」
(……何やら真剣に悩んでるからハナシを元に戻そう……)
酔っぱらったその瞬間は「僕」であって「僕」じゃない、という言い訳が通用するか?
または、居眠り運転は?
(その瞬間は、「私だと思っている存在」としての自覚はないよね。)
または、DNAは?
唯一のモノだと思うかもしれないね。
まぁ、あんまり、DNAをアイデンティティにしてる人はいないと思うけど……
でも、これだって、クローン人間を作ったらどうなる???
全く同じDNAの人間を、理論的には作る事は出来るわけだ。
じゃあ
「記憶」「経験」についてはどうか。
もう10年か20年くらい前かな?
アメリカで、セラピー業界では有名な事件があって、
ヒプノセラピーをうけた女性が、
(注:ヒプノセラピーとは、超ザックリ説明すると、催眠療法で、潜在意識を探って問題の原因を見つけていくセラピー。
通常は、顕在意識が8割、潜在意識が2割、と言われているが、
ヒプノセラピー中は、その割合が逆になってると言われている。らしい。)
「幼少期に父親から性的な虐待を受けた、その事で人間関係が上手く行かない」
という記憶が出てきたんです。
そして、それが裁判になった。
が、その記憶に矛盾があり、父親は無罪。
(記憶も体験もアテにならない………)
めも。
「意識」を扱うのであれば、絶対読んだ方が良い本は「ユーザーイリュージョン」
臨死体験について
立花隆さんの「臨死体験」という本に、ケーススタディーがいっぱい載ってます。
☆肉体が死んでも魂が続いていく説
☆脳内現象である説
が書いてあるんだけど
西洋人は、臨死体験で、イエス様やマリア様と出会う事が多く
東洋人の臨死体験には、あまりマリアとか出てこない………
つまり、その人の文化に影響を受けるので、脳内現象ではないか?説にちょっと寄ってる感じの結論。
あと、体外離脱(幽体離脱)もね、
側頭葉への刺激で出来るんだけど
(これにビックリした…側頭葉に電気刺激して幽体離脱出来るんだ…私はやりたくない)
「体外離脱して、となりの部屋に行ってみて下さい、何がありましたか?」
という質問をするとね、あまりスコアは良くないんです。
でも、まれに、「どう考えても知るハズがない」事を、知るケースもあります…
が、これは、体外離脱しなくても、チャネリングで説明出来ちゃうから、ちょっとね……。
あと、「生まれ変わりの村」というのがあると言ってる人がいて、
その村には、前世を覚えている子供が産まれてくることが、わりと多い…というハナシ。
その村の人いわく、
「生まれてくる前に、スープを飲むと、前世の事は覚えてない」
スープをこぼしちゃったり、
あまのじゃくで、飲んだふりして飲まなかったり
何かのトラブルで、スープが回ってこなかったり、して
前世を覚えている子供がうまれてくる、というお話。
(この村でしか、その話はないから、ちょっと根拠が弱いんだけどね)
ミシガン州立大学…だったと思うけど
大学で、実験でね、
とあるアンケートを行った。
細長~~~~い廊下の端っこの教室でアンケートを書いてもらって、
細長~~~~い廊下を逆の端まで歩いてって、そこの教室に提出してもらいました。
その長い廊下の途中には、被験者には知らされていませんでしたが
(アメフト部とか?の)筋肉モリモリのコワイ感じの人が立ってて、
被験者が近づいてきた瞬間、廊下にあるロッカーをガッシャン!!と引っ張って
「チッ、うぜぇ野郎だな」と言うんです。
そして、提出したアンケートの内容は実は全く意味がなく
意味があったのは
アンケートを提出した時の、被験者の怒りの感情。
怒りが、どの程度であったか?を調べていた実験なんです。
どんなパラメータが、結果に影響を及ぼしたと思います?
私:「性別とか年齢とか?」
いえ、実は 出身地なんです。
アメリカの南部は、名誉・プライド・誇りを重んじる文化。なので、バカにされたと思うと、もうすごく怒りまくる。
一方、アメリカの北部は、何かあってもチャカして笑う傾向がある。感情のパターンとして。
(感情さえも、私たちは文化的刷り込みによって持ったり持たなかったりしてる…って事かな?)
Q:「私」を緩めた方が良いケースって、どんなケースですか?
松田さんA:ほとんどいつもです。「私」に対するグリップをゆるめる感じ。自分に対する執着を手放す状態。
ほっときゃいつもエゴの方に吸い寄せられる。瞑想は、それに気づいていく作業。
覚醒とは、全ての事に気がついている状態。
「わたし」も一つのモデルだから、あまりしがみつかない事。
=============================================
うーーーーん…全くまとまらず、ごちゃごちゃのまんまですが、アップしちゃう。