クレイテラピー スクール&サロン【ぷれらんて】 青山さちこです。
2015年までのクレイについての過去記事のまとめを作ってみました。
2016年からは、新しい記事、過去記事に加筆した記事などを、
新たなカテゴリーに分けてお伝えしていきます。
*クレイについて
クレイとは、溶岩が長い年月の間に風化・変性してできたものです。
・・・・・って、よく書かれています。
風化作用って、そのとてつもなく長い年月を使って、大地に暮らす様々な動物の死骸や植物の養分を取り込んで、
熱、水、圧力とか、自然の環境から色々な影響を受けて、
だんだん分子の形を変えながら細かくなっていき、
2ミクロン以下の小さな分子の集まったクレイ(粘土)なって行きます。
もう一つ、続成作用っていうのがあって、岩石に含まれる沢山のミネラルが、自然界の水(雨だったり、空気中や土中にある細かい水分)に触れることで溶けだし、土の中へ染み込んでいきます。
アチコチからミネラルの溶け込んだ色んな水が、地下深くに集まり、
もうこれ以上、下へは染み込んでいけなくなった。。。と、その場でとどまると、
水に含まれていたミネラルが、再結晶化し、新たな鉱物として生まれ変わります。
そこでも自然環境の色々な影響を受けて、2ミクロン以下の小さな分子の集まったクレイ(粘土)になって行きます。
この時、クレイ(粘土)の分子は層状の結晶となってるんです。
(講座でおなじみ、「ミルフィーユケーキ」の出番です♪
この「層状の結晶の形を成している」から、吸収・吸着やイオン交換など、クレイの働きをする特徴が生まれるんですよね^^
層状になっていないものは、大きさがたとえ2ミクロン以下だったとしても、ただの石コロですから
クレイの働きは起こらないんです。
また、この「層状」といのは、細かく折りたたんだ状態をさしますよね。
この折りたたまれた状態を広げていくと、とても大きな表面積を持つことになります。
ホワイトカオリナイトをひとつまみ分、粒子で並べたら、テニスコート2面分の表面積になるといわれています。
そこにマイナスイオンが帯電するのですから、その吸着力の大きさが想像できます。
分子構造の話を、言葉にして表すと、チョット難しくかんじちゃいますよね(^_^;)
実際の講座では、イメージして考えてもらえるように、図や絵を使ってお話ししていきますが、
今後は模型、作っちゃおーかなー。。と、企み中です♪
クレイを勉強し始めた頃、粘土鉱物の生成に関しては、
「風化作用」のことしか知らなくて、
イメージから、あの細かいサラサラのクレイの粒が、土の中にあるんだ。。。と思っていました。、
その後、「続成作用」を知ってから、『あぁ、クレイって水が作っていったんだなぁ~』と、土の中のクレイがイメージできるようになって、
クレイと水の関係をもっと理解しやすくなったんです。
クレイが水のことを大好きな理由も、なんだかわかるような気がします^^
アロマフランス社のクレイは、地中の奥深くで作られたクレイの層が、
地区変動などで隆起が起こり、採掘される場所は小高い山になっています。
まわりに幹線道路などひとつもない大自然で、
山肌に現れているクレイの部分は、南側に面しているので
常にたくさんのお日様の光を浴びています。
クレイを透明の瓶に保管し、ときどき日光浴をさせると蓄電されて活性化されるといいますが、
アロマフランス社のクレイは、採掘される前からしっかり蓄電されているんですよね♪
クレイはほとんどが無機物なので、オーガニック(有機物)とは言いませんが、
アロマフランス社のクレイは、フランス・エコサート認証と、欧州・コスモス認証を受けているので
100%天然のものです。
「良いクレイの条件」がいくつかあるので、クレイの純度にこだわった選択をして
クレイテラピーを取り入れてほしいと思います。
このページは、クレイについての基本的な項目についてリンクしていきますね。
<2015年までの過去記事の目次>