Cherish Vol.290 ~ ちぇり的「清貧」 ~ | ☆1日1笑!☆Cherish Your Life!!

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【 Cherish You Life 】
  
~ 持つことで出来ること ~
 
             Oct 23, 2006  Vol.290 after 1000
 
    

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さて、前回は、経験を持つ人こそ、人に与えることができる、
と言う話をしましたが…

これ。経験論の事として話すと、受け入れてもらえるのですが…
物質的なこと。特に経済力などの上の事として話すと、
とたんにアレルギー反応を示す人が多いニッポン(^^;

「清貧」という言葉の解釈が、どーも違うんじゃないかなー、
と、常々思っておりました。

最近(でもないけど)身近にそれを感じたのが、
インサイダー取引でお縄になった方の発言に対する世間の反応。

「お金を儲けて悪いんですか?」

あの発言に対し、世間はアレジックな対応をしていたように
記憶してます。もちろん、マスコミの書き方も、彼がいかに
浅ましいかということに終始していたような。

もちろん、法治国家で方を犯してはいけないし、
著しく他人に被害を及ぼす上に成り立つ言葉ではありません。
彼がやったことは、悪い。

が、世間の反応は、どうも焦点がズレていたような。
財を築くことへの躊躇や、そのくせ捨てきれない富への羨望。
それらの折り合いがつかないジレンマを吐き出す的として、
彼を罵る部分も多くあるように見えました。

実際の所、すぐにバレるような形で事を起こし、捕まったの
だから、かわいいもんだと思います。
彼を糾弾するのなら、もっともっと声を荒げて追及すべき
人たちは、ごまんといるはずなんだから。

物を大切にしましょう。
質素に暮らしましょう。
清貧こそが、生きる美しさの現れである。

反論はしません。むしろ、賛成。
実際ちぇりも、随分最近までは、質素にすることが美徳、
のように思うところがありました。

質素な中に楽しさを見出し、工夫をし、
今ある物を最大限に活用できれば、それで良いじゃないか、と。

が…
清貧の教えと言うのは、今持てるものに感謝をしましょう、
ということで、それ以上の物を求めるのが卑しいであるとか、
罪悪である、と言っているのではないんだよね。

富を全く羨まずに一生を過ごして行ける自信がある人には、
関係のないことだと思いますが…ちぇりは。
富めるものなら、富める方が良いと思います。
富もうと的確な努力をし、財を得る手腕を持つ人に
魅力を感じます。

が、そう思いながらも、人間と言うのは、器がないと、
それに入る物は得られないわけで。

言い換えると、小さな器しか持っていないと、
小さな物しか得られない。ってか、大きなものが来ても、
取りこぼすか器が壊れてしまうかのどちらか…(--)

大金を扱うに値しない器しかない人間が宝くじを
当てると、身を滅ぼす、みたいなね。

清貧こそが、美徳であり、今手の中にあるものだけで
やっていくことこそが良いことだ、と思っていたのでは、
当然それ以上の富に恵まれるわけもなく、結果ずーっと
ジッと手を見ながらすごすことに…(アイタタタ…笑)

しかし最近。ゆとりのある方、もしくは、将来ゆとりを持てる
器を持っているのだろう、と思える人接するにつれ、思う所が。

彼等は、一様に人に与える事を、厭いません。
ゆとりがあるので、与える事が、彼らに致命的な負担に
ないからでしょう。ちぇりからすると、大変だ!と思う
ようなことも、さらりと手から離して、人に与える。

周りは助かる。喜ぶ。感謝される。
対価で返せる事は無くとも、それは人脈となり、
好機をもたらす機脈となる。

経済力が問題で、色んな機会に顔を出せない、動けない、
ということがないので、彼らは更に好機を得て躍進、
そして、それまでより広く、人に色んな物を与え続ける。
すばらしきかな、ポジティブ・スパイラル♪

これは、物質的な物を与えることのみを言っているのでは
ありません。経験、知識、娯楽などなど。
受け取る側が、それと思える全ての事に関しての話。

何にしても、持てる人こそ、与える事ができるのだなぁ、と。

華美な生活を勧めているわけではなく、
清貧を否定するものでもなく、
感謝は大切だけれど、清貧を誤解し、富むことに抵抗を
感じるような風潮は、いかがなものか、と言うお話。

目の前に飢えている人がいたとして、
自分が飢えていては、目の前の人を助ける事はできません。
その人を助けられるのは、余分はパンを持っている人。

物が全てではないけれど、誰かを喜ばせるためのプレゼントを
買えるのも、いたわりの気持ちを具体的に表せるのも、
ゆとりがあってこそのお話。

要は使い方であったり、その人の器、人格の問題ですな。
その人格が、生きる糧の不足によってすさんでくることも
あるしねぇ(^^; (←過去、かなりすさんでました・笑)

与える事を知る人を見るにつけ、今までのような貧乏性では
もったいないなぁ、と思う次第。そして、反省。

清貧の意味を取り違えて、心まで貧しくいるのは、
理想じゃないな、と。

お金に限らず、与えられる物・事を感謝して頂く限り、
こちらもどこかで、誰かに与える機会を持てるように
なりたいなぁ、と思うのでした(^^)

Million Kisses from Cheri learning from them
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