救助犬認定試験2 | 自然の力はプライスレス

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まりんとの生活っぷりなどなど。

上々の首尾だった捜索科目の後、続けて服従科目へと移った。


順番まで待つ間、まりんがちょっと外の空気を吸っていると、うろうろさせるな、ケージに仕舞え、と言われた。
他の犬が外に居るのは、トイレさせるためだと言われ、まりんはトイレする時間もろくに与えられず、私と身を寄せ合って車で待機。


番号を呼ばれ、待機場所へ移動。
シェパードのアンジェロも待っている。

このアンジェロは、前回の試験も一緒だった。
一緒に受かった同志だ。
内気で繊細なアンジェロ。捜索はアラート出来なかったらしい。吠え声が全然聞こえなかった。

さて本番開始!

まりんは最初は休止となったので、端っこの休止場所に移って、伏せ、待てとコマンドを掛けて数メートル離れた。

待ってる間、アンジェロが淡々と脚側歩行、トンネル、瓦礫、梯子とこなしていった。
乱れていない。すごいなぁ。。。


と見とれていたら、前回の公開練習時には吠えなかったまりんが、不満げに吠え始めた。

やばい。悪い癖が出て来た。。。

見ない振りをしていたのだが、起き上がって。。。座った。(°д°;)

ふーーーせーーーむかっ、と審査員に聞こえないようにかすれる声で睨みつけたら、シュ~ンと伏せなおす。

やばい。まりんがやばい。


アンジェロが無事に終わった後、クランクのラインまで移動した。

最初はリード付きで脚側歩行。
遅れ気味のまりんをリード越しに感じる。

やばい。

Uターンして早足で戻る途中、まりんは私を引っ張って左に反れようとした。

あーーー、おしっこかっ。

反抗からなのか、トイレタイムをちゃんと取れなかったからなのか。。。

審査員に謝って気を取り直してクランクのスタート地点まで戻り、リードを外し、脚側歩行と脚側速歩。
私に遅れて付いて来るまりん。

うーーん、がんばれ、まりん。

停座と休止をして称呼。
トンネル潜りと不安定梯子と高所の梯子渡り、瓦礫を何とか終わらせて審査員の下へ戻った。


書評は、全体が不十分だ、きちんと練習するように、とのお言葉。

仰るとおりです。

あいすびばせん。

何でかなぁ。。。どうやれば良いのかなぁ。。。わからんなぁ。。。。
自主性を重んじる捜索と、従順な服従心だけが求められる服従科目。
相反することを要求している気がする。