「王女の男」 2011 KBS 24話
王家の勢力争いに巻き込まれ、政敵となった男に恋してしまう
王女の物語。ロミオとジュリエット?
歴史を知る 3
格差愛 9
切なさ 9
陰謀 9
裏切り 7
友情 8
親の呪縛 10
希望が持てるラスト 8
主人公への共感 9
総合お勧め度:9
「一枝梅」「完璧な恋人に出会う方法」
キム・ジョンソ左議政:イ・スンジェ
「イ・サン」「星を取って」
「パパの娘だから大丈夫」「華麗なる遺産」
父 7代世祖:キム・ヨンチョル
「どれだけ好きなの」「IRIS」
母:キム・ソラ「ロビイスト」
弟:クォン・ヒョンサン
妹:ソ・ヘジン「愛する人よ」
「王の女」「サンドゥ学校へ行こう」[天使の誘惑」
キョンヘ夫 チョン・ジョン:イ・ミヌ「19の純情」
5代文宗:チョン・ドンファン
四季シリーズ、「完璧な恋人に出会う方法」
6代端宗:ノ・テヨプ
「不滅の李舜臣」「ジャイアント」
シン・ミョン(スクチュ息子):ソン・ジョンホ
「黄金の新婦」「クリスマスに雪は降るの」
「完璧な恋人に出会う方法」「恋人」「一枝梅」
お話&感想:
やっぱ時代劇は引きこまれるわ~でも時代劇って結局陰謀三昧。
大体どんなタイトルも政治云々よりは勢力争いばっか~
これもそうだった・・・うんざりだけど・・出だしから引きこまれた。
ムン・チェウォン演じるセリョンが従姉にあたるキョンヒ王女に
学問を教えるスンユが自分の婚約者だと知り、身代わりを申し出た事から
物語は始まった。
普段御簾越しの勉強なので、顔は分からないだろう~との判断が謝った。
そしてそれをきっかけに互いが気になる存在になって行くなんて・・
これも誤算だった。
玉座を狙うスヤン大君は、王に近いジョンソが人望も厚く、敵にすると手強い~
とセリョンの婿をジョンソの息子にと策略。
しかしそれを察した王は、先手を打ち、キョンヘの婿候補にする。
まあこの頃の王ってさ権限が殆どなく、王女の婿選びに意見し、
更にスンユを敵に回すなら~って、スンユが王女と密会していた罪に問い、
スンユの親友で今や力のない両班のチョン・ジョンを婿に決めた。
まず王女を宮殿から追い出す作戦に成功すると、体調を崩した
文宗が死に、端宗が6代王につくと、残る邪魔者はジョンソだけに・・
そこでジョンソに謀反の罪を着せる陰謀を謀る。
ジョンソ殺されて、謀反の罪だからさらし首だし、スンユは
セリョンの訴えで島送りに。
スヤンはセリョンがスンユと密会し、王女になりすましていたってことを
公にできないからの苦肉の策だったけど、結局島に送る途中の船を沈める
事でスンユを亡き者にしようとした。
悪い奴だね~端宗側についた弟らも次々に葬り、ちも涙もない。
端宗は頑張って威厳を保とうとしていたが、全て太刀打ちできないと悟ると、
スヤンに王座を譲ってしまった。
沈められた船から何とか脱出したスンユは、そこで出来た仲間と共に
逃げきり、スヤンへの復讐を誓った。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
結末:ネタばれあり
セリョンはここまで来てやっと父の本性を知り、スンユの訃報を聞き寝込んだ。
しかし唯一残ったスンユの兄嫁と姪を助ける為画策し、保護に成功する。
都の外れのキーセンの店に身を隠し、謀反を謀るスンユは
セリョンがスヤンの娘だと知り、怒りと裏切り?に苦しむ。
やがて二人は再会。セリョンの話に耳を傾けないスンユは、
彼女を拉致し、彼女を囮にスヤンに挑む。
スヤンを射たが、待機していた軍に矢を放たれてしまい絶体絶命!
そこをセリョンが庇って自ら矢を射抜かれてしまった。
その隙にスンユは仲間に助け出された。
ホッ~でもさ~スンユとしたら敵の娘セリョンに助けられるなんて
意外?で心を痛めたね。元々好きだし~
家を守る為スヤンに魂を売った親友だったミヨンは、セリョンの婚約者となり、
生きて戻ったスンユに容赦なかった。
家族を失っただけでなく、親友と愛する女の裏切りは、スンユの性格を
変えて行った。
ジョンがなんどもミヨンに諭し、「お前の気持ちも分かる」とか
イ・ゲ恩師も「辛かっただろう」とか声掛けたよね~これに私は期待し、
いつか彼は気が付きスンユの味方になるって信じたかった。
でも彼は乗りかかった船を降りられないと、悪と分かりながら続けた。
「あ~もうこいつ~それでもセリョンが結婚するってどうして思う?」
って怒りまくった私。
スヤンの弟やジョンソの志を継ぐものらと謀反を謀るも、
策士スヤンに敵うはずなく、何度も失敗し、結局~イ・ゲやジョンも
捕まった。
恩師や親友を死刑に出来ないミヨンは見逃そうとしたが、
(ちょっといい所も出てきたぞ)恩師やジョンらはそれを拒んだ。
志を捨ててまで生きない!武士の世界だね~私には出来ない。
でもキョンヘは無理矢理結婚させられたジョンへの思いに打たれ、
頼りにしていただけに、どうしても助けたく、弟の復位より、
ジョンを助ける為に嫌なスヤンに頭を下げた。
「二度と謀反を謀らない」という条件の元に、
ジョンはキョンヘと共に都を追われ、島流しに。
「大虎」と名乗って、敵に仇討ちをするスンユの存在もやがてバレ、
スヤン、ミヨンに再び追われる身に。
セリョンは王女の座も捨て、事あるごとに父に反発した事で、
家を出され、ミヨンの婚約者から使用人にされてしまう。
悪事に手を染める父より、スンユ・・だと覚悟したセリョンを
スンユも守ろうと誓う。
この頃セリョンの保護から姪らを手元に呼んでいたスンユは、
そこにセリョンも迎え入れた。
スンユは再びスヤン失脚への計画の為流されたジョンを訪ねた。
セリョンもそこにいる~と知ったミヨンらが駆け付けた~
不運にも謀反に加担した人の名前を綴った紙を、ジョンが
ミヨンの目の前で落とした事で、謀反はばれてしまった。
も~~~~なんでそんな紙・・証拠となるモノを残すかな?
キョンヘ安心させる為って言ってたけど・・懐に入れた時、あ~これが
命取りになるな~って分かったよね~もう~
セリョンとスンユは逃れたんだけど、スヤンとミヨンが許すはずなく、
スンユがいない隙に、アジトの店を襲われ、迷惑を掛けられないと
感じたセリョンは自ら戻った。
ジョンはもう死刑を逃れられなかった。キョンヘとスヤンの約束もあったし~
子を身ごもったキョンヘは、気丈に彼の処刑を見守った。
官僚がジョンならなんの力もないから~って婿にしたんだけど、
それが活きたね~ジョンはジョンのやり方でキョンヘを守った。
凄く男らしかったし、このドラマで大きな役割だったと実感した。
八つ裂きにされたジョンの遺体を奪い、葬るスンユは、彼らの思いを無駄に
しまいと誓うが、それは愛する人の父の命を奪う事でもあった為苦しむ。
スンユは仲間らと共に力を付け、奥地に砦を築き、スヤンの脅威に。
何度もスンユを取り逃がした事で信用を失ったミヨンは、スンユを追い詰めに
行った際、スヤンの側近の兵に射抜かれてしまい、命を落とした。
結局こうなるんだよね~裏切り者の結末・・裏切られる。
味方に付くことなくか・・・
今思うとこの人の人生が一番むなしかったね~
父スクチュがスヤンについた事で歯車が狂ったね~でも同情は出来ないな~
結局~捕えられたスンユ。セリョンが自分の子を宿したって驚きもあって・・
成し遂げられなかったか~
あああ~悪がのさばったままか~
そうだね~世祖がすぐに政権を奪われたって歴史はないから、そうなるとは
思ったけど、なんか虚しい~
彼らの陰謀で命を落とした多くの魂を思うと、なんだった?ってね~
スンユ死んじゃった~仲間が墓に水まいてるし~何だ~もう~~~
しかもセリョンと共に遺体で運ばれてたし・・・
って思わせといて!
あ?急に老けた世祖の目の前にスンユ?何故?幻覚?
画策に生き、怨念に怯えて老けた世祖の幻覚?
あ~違った~目をやられ盲目となったスンユと手をひかれた小さな女の子。
????
王妃の計らいだったみたい。
愛に一途に生きた娘の思いを母は分かっていたんだね~
死んだ事にして、二人を遺体に見せて、スンユを追ったセリョンに仕立て、
遠くに遣ったんだ~
世宗は「お前の計らいか?」って感謝してるようだった。
スンユらの復讐は実を結ばなかったけど、
王座に座り続ける事で、死んでいった人たちに怯えて生きる事で、
世祖は罪を償っているんだな~って思った。
世祖も一応「民に生きようと」考えていたんだね~その為には王でないと
ならなかった・・これもこの時代の悲しさだね~
前に王の名で「○祖」って祖が付く王は「名君」と聞いた。
例えばイ・サンの正祖みたいな~だから悪い王にはならなかったのかな?
それならスンユらのした事はまんざら無駄になってなかったんだね~
災い転じて~だね。
- (韓国版)KBSドラマ [姫の男] DVD(13DISC) : 無削除完結版(限定版)(リージ.../出演者不明
- ¥価格不明
- Amazon.co.jp
- 韓国ドラマ「王女の男」 オリジナル・サウンドトラック/VARIOUS ARTISTS
- ¥3,000
- Amazon.co.jp
- 王女の男 上/キム・ジョンミン(企画)
- ¥1,785
- Amazon.co.jp
- 実録! 朝鮮王朝物語 「王女の男」編/著訳編者表示なし
- ¥800
- Amazon.co.jp