「ソル薬局の息子たち 」2009 KBS 54話 ★★★★★
恵化洞のソル薬局を営むソン一家の笑って泣いて～の
ホームドラマ！
キャスト：
～ソル薬局のソン家族～
長男 ジンプン（薬剤師）：ソン・ヒョンジュ
「初恋」「ラブレター」「いかさま師」
二男 テプン（小児科医） ：イ・ピルモ
＊下記を参照ください！
三男 ソンプン（記者）：ハン・サンジン
「イサン」「天使の誘惑」
四男 ミプン（浪人生）：チ・チャンウク
「ヒーロー」「笑ってトンヘ」
祖父 シヨル：ピョン・ヒボン
「１％の奇跡」「ドラゴン桜」「マイガール」
父 グァンホ（建設会社所長） ：ペク・イルソプ
「ガラスの靴」「甘い人生」
母 ペ・オクヒ：ユン・ミラン
「妻の誘惑」「がんばれクムスン」「初恋」
姪 チョ・ミラン：ハ・ジェスク
「どれだけ好きなの」「愛をたずねて三千里」「パスタ」
～スジン家族～
イ・スジン（弁護士）：パク・ソニョン
「１９・２９」「王の女」「真実」
兄 ブルータス：チョ・ジヌン「チュノ」
義姉：キム・ヘリム：チェ・ジナ
「天使の誘惑」
甥 ソンジン：チョン・ジュニ
姪 マリ：チュ・ヘリン
キム・ポクシル(看護師）：ユソン
「ロビイスト」「テロワール」「大望」
～ウンジ家族～
オ・ウンジ（タレント）：ユ・ハナ 「糟糠の妻クラブ」
養父 オ・ヨンダル（ソンプン上司）：キム・ヨンゴン
「妻の誘惑」「四姉妹物語」「太陽をのみ込め」
養母アン・ムンスク：キム・ヘオク「ごめん愛してる」
「ヨメ全盛時代」「京城スキャンダル」「めっちゃ大好き」
実母 ユン・ジョンオク：パン・ウンジン「ワンルンの大地」
実父・・ヨンダルの弟・・事故死
チェ・スヒ（ハナ母）：カン・ウンビ 「ブドウ畑のあの男」
パク・ヨンチョル（ハナ父）：キム・ドンヨン
「カインとアベル」
あらすじ：
ソン家の母オクヒには4人の息子がいたが、上3人は30過ぎなのに
誰ひとり結婚もせず、母の心配は尽きなかった。
中でも祖父の漢方薬局を引き継ぎ、ソル薬局を営んでる薬剤師、
長男ジンプンは馬鹿正直で優しいんだけど容姿が悪くてモテナイ。
母オクヒは強引に見合いをさせるけど・・・
そんなある日初恋のヘリムがアメリカから帰国。
喜ぶも～結婚して二人の子供がいて、がっかり・・・
二男テプンはジンプンとは正反対で、カッコいいし、口が上手い？
おまけに小児科医～で女にはこまらないプレーボーイ。
だけどこの男がまあ～面白い！
ペラペラ良くしゃべるし、口は悪いし、いい加減だし・・
でも憎めないんだよね～もう彼が気になって仕方ない！
次に狙いを定めたのが弁護士スジン！
だが彼女は彼になんか見向きもしないし、むしろ嫌いなタイプだった。
そんな彼女が実はヘリムの旦那ブルースの妹で、ヘリムの帰国に合わせて
ヘリムの家で同居の為越してきた。
テプンはもうアタック！
彼はソル薬局の2階で小児科を営んでいるんだけど、その看護婦
ボクシルに好かれてるのに、相手にせず、犬のようにお手伝い代わりに
こき使う日々で、彼女の行為を仇で返してるようなもの。
変なパーマも掛けさせられて・・・
三男ソンプンはテレビ局の記者。
←ちょっとイ・ピルモと似てるから本当に兄弟見たい！
上司にタレントの娘ウンジとお見合いを勧められるもすっぽかしてしまう。
四男ミプンは上三人とは劣って勉強が苦手で、現在浪人中。
まさかの、出来ちゃった四男で年が離れてる
勉強に専念しないといけないのに、親友が
「兵役に行くから赤ちゃんを預かってくれ！」って頼まれてね～
ソン家に連れてきたからオクヒはまた頭が・・・
おまけに逃げた親友の嫁が現れて、ハナを返せ！って～
それで仕方なくハナの母スヒもソン家に世話になる事になる・・
さて～ソン家の息子たちの行方は？？？
結末：ネタばれあり
まず片付いたのがソンプン！見合いは失敗するも、
動物愛護に命をっかける変わり者ソンプンの誠実さに惹かれ、恋に～
ウンジは両親の本当の子ではなく、父の亡き弟夫婦の娘で、
父亡き後、養女となっていたという複雑な心を抱え、それをソンプンが
癒したんだ～
ソンプンの父とウンジの父は幼馴染み。
だが初恋の相手をめぐって？仲たがいし、今日に至っていたから、
結婚は無理？と思われたが、誤解も解け？っていうか許し合い、
母たちの気持ちをよそに結婚に合意！
笑えるほど仲が悪買った・・子供みたいにね～
ソン家初の嫁として、家にやって来た。
お嬢様育ちで何も出来ないウンジにオクヒはイライラ・・
でもこの子がまた憎めないチャメッ気のある子供みたいな子でね～
怒るに怒れないんだ～「ヨメ全盛時代」のミンジみたい・・
ここがドロドロにならないいこのドラマの魅力だよね～
そんな時ヘリムが末期がんで亡くなった。
ジンプンもヘリムの家族もショックで立ち直れなかったが、
ジンプンは振りまわされてばかりの相手スジンに、それに付き合って
くれる彼に惹かれ始めて行った。
だが～まだこの時はテプンがスジンを諦めてないから、
ポクシルと兄、自分とスジン～って勝手な筋書きを～
相変わらずな扱いに、辛い日々のポクシルだったが、
スジンが兄と～って知り、身を引く事を決めると辛さからキス
を
して来たテプンに「もう駄目だ～」と覚悟を決め「辞表」を。
何度もそういう事があったからテプンは「いつもの事か～」って・・
だがそんな時ポクシルを探していた実の父が彼女を見つけ出し、
強引に家に連れ帰った・・だからこれで二人は離ればなれに～
テプンは「居なくなって初めて存在の大きさに気が付く」典型的パターンで、
ショックから立ちなおれず、彼女を探す日々・・荒れる毎日～
で～結局怒った祖父に診療所を売られてしまう。
この頃、母の気に入る見合い相手の学校教師との結婚をせかせれたジンプン。
オクヒは母親を亡くし、甥や姪の面倒を見ているスジンとの仲を知ると、
すぐには結婚出来ないなら～と、密かにスジンに諦めるよう説得。
（でも悪いけど・・ってやさしく）
スジンは何も言わず、ジンプンに別れを告げ、辛い日を過ごすんだ～
ジンプンも寝込んで店を閉めてね～スジンは声を殺して泣いてね～
ジンプンは勇気を出して見合い相手に結婚できない事を告げ、
両親らに報告！でも母の反対はきつくて、母は寝込んで断食状態！
結局二人の想いが通じて、二人は結婚できる事に～
でも～部屋がない！
ウンジの母は寂しさから元気がない・・・って事で！
父はウンジとソンプンをあっちの家に行かす事を決めた。
勤務医として大病院に就職したテプンにも出て行くように！って。
テプンはさ～その病院でジェニファーと名のるポクシルと再会。
なんとポクシルは実は神経外科の医師で医院長の娘だった。
ポクシルの母は院長の恋人で、ポクシルを授かるも、
大病院の跡継ぎって事で、院長は親の勧めで政略結婚させられちゃうんだ～
だからポクシル母はアメリカに渡って、看護師をし、娘を医師までにした。
そんな母が亡くなり「韓国にいつか帰りたい」という願いを叶える為、
ポクシルは帰国・・やるせない気持ちで自暴自棄になっていた所、
偶然ソル小児科の看護師募集を見かけ、ソン家にやって来たって訳！
テプンは？？だったけど、それでも諦めきれず付きまとう。
もう「終わった事」と父の元心を閉ざして生きるポクシル。
院長はテプンに酷い目にあわされた娘を思い、嫌うはずだった。
だが韓国一の大学の医学部の首席・・の肩書を持つテプンを、
あのテプンとは思わず雇ってしまったから、二人は再会しちゃったって訳。
院長は最初後悔するけど、テプンを知るうち彼に興味を持ち始め、
親子で対立する二人の間をテプンがとりなした事もあって、院長はテプンを
受け入れる。
論文の手伝い！って名目でテプンを家に連れ込んだ。
ここでもおもろいシーンがいっぱいでね～
ポクシルは諦めたテプンと過ごす事が辛く、渡米を決意。
テプンは最後だ～って「愛してる」って初めて言って、キスまでした。
なのにポクシルは空港に・・・・
だが出発当日父の狭心症の手術もあって、心のままに生きる事を決めた
ポクシルは渡米を辞めた。
一方テプンは何も知らないから、学会の済州島に行くと、そのまま姿を
消してしまうんだ～
オクヒはこっそり実家に行き、子供の世話をするスジンを思い、
子供たちが成長するまで実家で暮らす事を提案する。
でも長男の嫁だし・・って躊躇していると・・・
ポクシルが姿をソン家に現した。
そしてそこへ済州島から本土に渡りそこから歩いて戻ったテプンと再会。
？？？なんで～って。
結局二人は結婚！
病院は辞め、二人で再びあのソル小児科医院を始めた。
どうやらこの二人がソン家に住んでるのかな？
ミプンはスヒとなんかイイ仲だったけど、それはなかった。
ウンジの家で肩身の狭かったソンプンは義母と仲良くなり、
ウンジも息子テヒを産み。
そして数年後～
ジンプンは長男スロと二人目がお腹に～
上三人は結局ご近所さんに。
ミプンは２浪後大学へ、その翌年兵役に～成長したハナと再会する。
オクヒは結果いい嫁を三人も迎え、幸せを感じ
「自分は人生の成功者だ」と悟る。
感想＆評価：
超～面白かった！最高！
４兄弟のそれぞれの個性が上手く描かれ、他のキャラクターも良かった。
あらすじでは触れなかったけどオクヒの姪のミランもハナ母スヒも
大きくは取り上げられなくても、存在感は示したし、
スジンの兄ブルースも。
私は特にテプンと父が好きだったな～
テプンは父にっていうけど、ちょっと違うんだよね～父はとぼけた感じだけど、
大らかで、早口でないけど良い事を言うんだ。
テプンのあの口の速さには参った！
彼イ・ピルモは２０１０年初めてこのドラマで知った俳優さんだけど、
昨年私が見たドラマに立て続けに登場し、存在感を見せつけられた。
特に頭はいいが軽い～って役が絶妙！
この後見た「ヨメ全盛時代」もコミカルな演技は健在だし（こっちが先だけど）
「君は僕の運命」はまじめな長男「鉄の王キムスロ」では悪役、
「恋愛マニュアル」は自己中な？パイロット。
とにかくここ２～３年のブレークは凄いよね！
これからも見守って行きたい１人です。
って事もあって、テプン＆ポクシルカップルの行方が一番気になった。
とにかく面白いんだけど、結構泣かされたんだ～
良いのは悪人がいないって言う点！
同時に見ていた「ヨメ全盛時代」と出演者がダブるけど、
ウンジ母役のキム・ヘオクさんが、あっちではもう目も当てられない程
ムムって感じの人だけど、こっちではおとぼけでね。
同じ嫉妬深い姑なんだけど暗くない。
だからイライラがない！
この人も役者だね～
ポクシルの父役の院長だって、悪い奴か？と思わせて、こっちも
コミカルでテプンとのやりとりは良かった。
この作品がヒットしたのは納得だった。
日々ドラマは楽しいけど、重いより断然コミカルがいいな～って！
殺伐とした時代だからね～
ああああ～毎日の楽しみが減ってしまった～
これからもこの家族をずっと見ていたかったな～
ではお薦め度に！
お薦め度は～～～１０！
今年は「星を取って」とこれが私のベストになったよ！
まだの人はぜひ見てね！
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