2001年夫婦世界旅行のつづきです。7泊の予定のパリの5日目。モンパルナス駅でチケットを買ったら、残る仕事は……。





part163 手探り足探り、モンパルナス駅!②





要約: TGVのチケットは無事ゲットしたが、広い広い国鉄のモンパルナス駅。まだまだ油断はできない。当日列車が発車するプラットフォームはどこなのか、穴あけ機はどこにあるのか、確認をした。









とにかくレンヌ行きのチケットは手に入れた。しかしまだまだ安心していられない。次に心配なのは当日乗り込むプラットフォームの場所だ。





モンパルナス駅には一体何本のプラットフォームがあるのだろう。数え切れない。 (まぁ、数えてみれば数え切れないこともないのだろうが。30~40本くらいありそうに感じる。) 表示されたプラットフォームが見つからなくて困るなんてことが十分起こりそうだ。





出発当日、今日のように駅の中を、階をまたにかけて迷ったら大騒ぎだ。今のうちに我々が利用する予定のプラットフォームを下見しておくことにした。





……下見しておいて、よかったぁ! やはり右往左往して、ようやく我々の列車が出るプラットフォームを確認。チケットに穴を開ける機械composteur コンポストゥールの在り処も確認。





列車に乗るとき、この機械を通してチケットに穴を開けて(コンポステcomposter)おかないと、後で罰金を取られるという話なのだ! それなのに、この穴あけ機は改札からはちょいと離れた横の方にあって、気がつきにくい。それに、改札そのものもチケットなど何も通さずそのまま通過できるようになっていたりするのだ。さぁ~、 “穴あけ” し忘れて列車にお乗んなさい、と仕掛けているようなものだ。フランス。どこまでも油断のならない国よ。





とにもかくにも、これで準備万端。よし! ああ。ようやく一仕事終わった。


           つづく


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