体調はほぼ回復。
ご心配下さった皆様、ありがとうございました
治りかけの頃、なぜかPC画面を見ていると
頭痛がしたので、積んであった本を読もうと手にしたのが「５人の王」
PC画面では起きた頭痛は本では起きず、
分厚い本をひたすら読んだ。
読むのは早い方なのだけど、一冊読むのに３時間かかった
ジャンルはBL枠だけど、主人公を女の子に変換したら
ライトノベル枠でいけそうなBLファンタジー。
未来を見通す力のある妹を守るために、
妹の身代わりとして青の王の下へやってきたセージ。
セージと亡くなってしまった弟であり前青の王だけが
特別な王アージェントの話。
乱暴で身勝手な青の王に最初は反発したセージだったが、
やがて妹にしかなかった不思議な力がセージにも現れ、
見えなかった点と線が繋がれていく。
読むのが苦じゃない、ちょいグロシーンが気にならない方はぜひ
オススメしたいシリーズ。
読むのが苦手な人は、コミックスもあり(続刊)
外伝を含めて全巻読んでの一番の感想は、
青の王は最低ということ
結果的には、皆が幸せになるのだからよいのかもしれないけど。
あっちこっちに手を出し過ぎだし、しかも誠実さが見えない。
歪みきった性格が私は嫌いだった。
純粋過ぎる緑の王の見返りを求めない愛によって
癒され浄化されていくとしても。
本編の青緑カップルよりも外伝のウィロウシアンカップルの方が好き。
作家 恵庭さん、絵師 絵歩さん。
絵歩さんのイラストは本当に美しくてうっとりしてしまう。
ただ、主人公セージの顔とか上半身は申し分ないのだけど、
全身の絵になると幼さが際立ち過ぎて
小学生にしか見えなくると萌えキュンしていた気持ちが
一気に痛々しい気持ちになってしまうのだ。
年齢が１８歳未満なのは、「風と木のうた」の
ジルベールも同じなんだけど、
手足が長かったから痛い感じはなかった。
そこだけが唯一気になる点だった。
皆様、よき１日を！